神谷ちづ子・ついつい・一言
PR
Keyword Search
Profile
こちづ
ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
Category
Archives
Comments
Favorite Blog
Freepage List
< 新しい記事
新着記事一覧(全3145件)
過去の記事 >
アルゼンチンに来ています。 1日(日)にメンドーサに着いて、日曜だからお店は閉まっていて、 と思ってたら、翌日2日(月)も閉まっている・・。 お店もそうだけれど、美術館も開いていなくて、なんだろ・・ と思っていたら、記念日だったんですね。 「マルビナナス戦争における戦没者の日」。 要するに、フォークランドをめぐる、アルゼンチンとイギリスの 戦争終了の・・記念日なのです。 たまたま、30周年記念のその日に、アルゼンチンに居合わせてしまった私は、 アルゼンチンの人々の、戦争への重く熱い思いを、
ガーンと知らされてしまったわけで。 その日、アルゼンチンでは、ウシュアイアで行われた追悼式典に、 大統領みずから出席し、それは、実況中継で、全アルゼンチンに報道され、 彼女の原稿を見もしない熱の入ったスピーチに、 30年経た家族が、涙する・・という重く熱い雰囲気があったのです。 イギリス大使館周辺では、デモと暴動があったそうですし・・。 ブログでも書きましたが、たまたま、つい先週、マーガレット・サッチャーの ほとんど自伝映画を観て、フォークランド戦争に関しても、 彼女が「イギリスの国土は守らなくてはいけない」と、 断固、戦争に勧めたエピソードを観ていたのですが・・。 結果、イギリスは、多大な死傷者があったものの、 フォークランドを取り返し、サッチャーは国民の喝采を得、 長期政権に進めたわけですが、それはイギリス側の一方的見解だったなぁ、 と今回、アルゼンチンでおもったわけで・・。 地図を観て見るに、フォークランドって、日本の佐渡島くらいの位置なんですね。 誰がどう見ても「イギリスの領土というより、アルゼンチンの領土だろ」 と思うような島がイギリスの重要な領土となっていて、 今だに、きな臭い雰囲気を引きずっている・・。 映画とか小説とかは、強い国の視線で描かれるばかりで、 私達はそのまま「そうかそうか」と信じてしまうわけなんですが、 今回、アルゼンチンにて、その戦争(紛争?)の30年もあとに、 いまだに、過去の物とするわけにはいかない、アルゼンチンの人々の空気を見て、 大分、「違うかも」という印象を得ましたよね。 映画ではサッチャーさんが「イギリスの国土は守らなくては」と言うのだけれど、 誰が見ても、アルゼンチン領土にあるような島ですから、 そりゃあ、アルゼンチンの人々には、いろんな思いがあるだろうな、と。 そういうことを、この国に旅してみないと分からなかった私も私ですが、 きっと世界中もどうなんだろうなぁ・・と思うわけですよ。 あの島をイギリスが所有している意味があるのかどうか?? 30年経っても、こんな抵抗がある・・イギリスは 少し、いろいろ考えてもいいのじゃないか・・ 正直、思いましたけど・・。
さようなら、パラグアイ 2014.03.03 コメント(18)
フツーの家だと250~300平米 2014.02.27
アスンシオンで、さぬきうどん講習会 2014.02.14 コメント(2)
もっと見る