アスンシオンの日本人学校で今年も「学習発表会」が開催されました。
これは、年に一度、生徒達が日頃の学習成果を発表する会で、
英語劇や日本語劇、合奏、合唱、パラグアイダンスの他、
作文や習字や絵や工作や観察日記、自由研究などなどが並びます。
子ども達も、大変だったでしょうが、
サポートする先生方のご苦労も、さぞかし・・と思われます。
パラグアイダンスなどは、プロのダンサーを招いて、
何カ月も練習したのだそうですよ。
印象的だったのは、「あまちゃん」の主題歌の合奏と、
「花は咲く」の合唱でした。
きっと日本津々浦々、多くの場所で、歌われ演奏されているのでしょうが、
まだまだ、道半ばの復興を思い、ジ~ンとしてしまいましたよ。
アスンシオンの日本人学校は、目下生徒数・小中合わせて19名。
継続ギリギリの数で、やっとこ経営が成り立っている状態が、
ずっと続いています。しかしこれ、世界の多くの日本人学校が、
等しく抱えている問題なんですね。
海外赴任する日本人は増えているのに、
日本人学校に生徒が増えないこの現実。
授業料も安くはないですし・・。
しかし、どんな国に行っても、
日本語でちゃんと勉強が出来る環境がある・・
ということは、国としてとても大切なことではないか。
単純に「インターナショナルスクールに入ればいいじゃん」
といって済ませられるテーマではない。
文科省も、もう少し、海外で頑張る日本の子ども達のこと、
考えて欲しいものと思います。