最近のNHKの偏向ぶりには、目に余るものがありますが、
特に「時論公論」って、かなり一方的な意見を、
あたかも国民の意見、正義みたいに主張する番組なんですよね。
今回も「時論公論スペシャル」をみながら、イライラしてしまった。
NHKの解説委員さん4人が、交互に語るわけですが・・
「安倍カラーと民意をどう折り合いをつけるかが今年の課題だ」
「安倍総理の靖国参拝で朝鮮との関係が非常に厳しくなっている。
経済界の人と話をしていると、このことが日本経済に
悪い影響を与えるのではないかと心配している」
「安倍総理は今日の会見でも中国韓国に直接説明して行くと言うが
当面関係改善は見込まれない。自らを追い込んでしまったと思う」
「右傾化への疑念を払拭するためには
世界への丁寧な説明が必要だと思います」
「日本の総理大臣は次々と変わって覚えられなかったが、
久し振りに安定した政権が期待できる。日本の存在感を示すチャンスだ。
顔の見える外交を期待したい。ただ価値観の押しつけではなくて
相手国への配慮と辛抱強さが必要になってくる」
まず、安倍カラーと民意が異なっている・・て、誰が言っているわけ
安倍さん支持の声は、かなり強いと思うけれど。
韓国との関係がぎくしゃくしているのは、安倍氏靖国参拝以前からで、
急に、事態が変わったわけでは、全然ない。
右傾化の疑念・・って、右が必ずしも悪いわけじゃあない。
左に行きすぎたら、少し右に戻る。
左に行きすぎる疑念だって、ついこの間まで、十分あったわけだし。
「価値観の押しつけ」って・・押しつけてはいないし、
「相手国への配慮と辛抱強さ」って、やくざの嫌がらせみたいな
理不尽な脅しに十分、日本はおとなしく我慢していると思いますけどねぇ。
日本のマスコミであるならば、やるべきことがあるはずです。
日本人ならば、靖国神社にお参りする行為が、
戦犯崇拝とも、戦争讃歌とも繋がらないことは十分理解しているはず。
私だって、靖国神社のあの荘厳な空気に触れると、
思わず「英霊の皆さま、日本のために犠牲になっていただき、
申し訳ありませんでした」と手を合わせたくなります。
今の日本が、戦争をしようなんて、
思いつくわけもなく、仮に思いつく人がいたとしても、
誰も付いてくるわけがない・・ことは、日本人なら誰だって、感じていること。
そういうことを、あんたらが世界に言いなさいよ
・・でしょう。
「日本人として、英霊に手を合わせることは、
戦争を二度と起こすまいという、新たな決意を促すものであって、
そういうことを、近隣諸国にも、我々は説明しなくてはい行けない」とか、
「先祖をお参りすることは、日本の文化であり、
日本人は義務とも考えていることを、
中韓の人々にも分かって貰いたいものだ」とか、
そんな記事を書けば、彼らの態度も少しずつ変わるのではないですかね。
一緒になって「ほら、周囲の国でこんなこと言っている、
どうするどうする」じゃあ、
解決するものも、解決するわけがない。
どうして、日本のマスコミは、そこが分からんのだろう
そもそも、中国が、首相の靖国参拝に異議を主張し出したのは、
1978年の、A級戦犯合祀の時ではなく、それ以前でもなく、
1985年に中曽根総理が参拝した際、朝日新聞が
「そんなことをしたら、中国が文句を言うのではないか」とか、
記事を書いた時からなんですよね。
聞くところによると、社会党の議員がわざわざ、中国に出かけて行って、
「あんたら、なんで、怒らないんだ、抗議しないのだ」
と、煽ったそうじゃないですか。それからだそうですよ、
中国韓国が、アレコレ、言いだすようになったのは・・。
マスコミの役目には、エラソーに外野視点で解説する前に、
日本の国益のために働く・・ってことも、
あるだろうが・・と私は思いますけどね。
・・でしょう。
