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2020.11.20
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新型コロナの感染者数がここにきてまたグンと増え出し、 かなり嫌な感じです。日本中が不安に陥るのも当然ではある。 こういう不安はすぐに怒りに向かうもので、案の定、 「Go toキャンペーンがいけない  」「政府は経済のことしか頭にない、国民の命なんか考えていない  」の大合唱。しかし、長いコロナ禍でこれまで築いて来た商売が危機状態で、 明日の生活すらままならない方々がいるのも事実なわけです。 国も自治体も、財政的に補助する余裕もなくなった以上、 なす術なし、というのが現実なのではないですかね。 テレビでは、感情的に「なんとかしろ  」と批判していますが。今の空気はデジャ・ヴーと言いましょうか、7月になって、感染者数が増え出した時期と、 そっくりですよね。あの時も「Gotoやっているどころじゃない 」とメディアも医師会も感情的意見の大合唱でした。かなり権威ある先生が、国会で、 「このままいくと、8月には死者40万人にもなる」とか 悲痛な声で断言されていませんでしたっけ  しかし、そうではなかった。 感染者の増加は自然に抑えられ、グラフの線は下がって行ったわけです。 「たまたま運が良かっただけ」と言う意見もありますが、 ともかく、緊急事態下で、全ての活動をストップする効果と、 気を付けながら日常生活を取り戻していく中での効果を比べて、 その差は、ものすごく大きくはなかったわけです。 もう少し私達は冷静・客観的に事態を把握するべきではないか。 正直、かなり時間があったのに、国も公的機関も、データを分析し、 どういう場で人は感染し、どういう対策をするとより実質的に防疫できるのか、 ロックダウンや学校閉鎖等の強行的政策の効果がどれほどあって、 何が有益で何が不必要な対策だったか・・ということを数値でもって、 科学的・統計的に立証できていない・・という現実にびっくりですし、 テレビでは、いまだ不安を煽る感情的意見ばかりが横行していることに失望しかないですが、 一庶民だって、おおよその身を守る術は分かってきています。 ・Go toに関わらず、寒くなったら感染者数は増える、ということは分かっていた。 ・0リスクは感染症の場合不可能。 ・マスクして黙して移動する分には、感染リスクは抑えられる。 ・ロックダウンする効果は、そう大きくはない。 ・医療体制が大分整ってきたせいか、重症者・死者はさほど増加していない。 ・マスクして手洗い・消毒をこまめにやれば、かなりの感染予防になる。 等々は、分かっているわけじゃないですか。 実際、ゴルフ場ではマスクしないで会話しながらフツーにラウンドしてますよ。 でも、クラスターが出た、という報告はない。 都心の交通機関はどんどん混みだしているけれど、電車の中で 感染した、という話はほとんど聞かない。 スーパーもデパートも随分と人が出ているけれど、 感染したという話は、ごくわずかです。 注意深い日々の行動で、かなりの感染防止が出来ている。 一方、2019年の日本人の死亡者数は137万人です。 この1年、コロナでの死者数は2000人に至っていない。 怖い病気ではあるけれど、死亡リスクを考えると、 あなたも私も、まずほぼ、他の病気や事故、ということになるわけです。 もちろん、感染拡大は心配ですし用心するに越したことはないけれど、 日本中で感情的になって怯えるのはいかがなものか。 ましてや、マスク会食だの、五つの小だのと・・ 滑稽だし、現実的ではないでしょ。 向かっている方向がなんか、違うのではないか。  今日もTVではさかんに、マスクして会食しましょうとか、 五つの小を守るため・・などとやっていましたが、 あの方たちが実践するとは全く思えないですし。 もう少し理知的・科学的な防止策を提案してくれ～・・ と思ってなりませんです。
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