カテゴリ:母のこと
母は昔から「キャラクターもの」があまり好きでない。 だから子供の頃から、キャラクターもののノートもえんぴつも買ってもらった事がない。 服にしろ、運動靴にしろ、無地とかシンプルデザインの大人的なもの。 だから、基本私もキャラクターは苦手だった。 でも、ディズニーで働いてからはそんな私もミッキー好きに。 10年以上前の事だけど、母が私の部屋にやってきて、 飾ってあったミッキー、ミニー、ドナルドの形をした小さな石鹸を見て言った。 「わぁ、これいいわねー」うっとりと見てる。 嬉しくなった私。 母がキャラクターものを褒めるなんてありえない! 高さ10センチほどのかわいい石鹸。 青いミッキー、ピンクのミニー、黄色のドナルド。 迷いに迷ったけど、一番お気に入りのミッキーを母にあげた。 母大喜び。 「ええ!いいのー!?ありがとうー」 私もちょっと嬉しい。 どうして突然キャラクターに興味持ったんだろー? 夜、母に機嫌良く聞く。 「あのミッキー石鹸のどこがそんなに気に入ったの?」 母「大きさ(即答)」 ………おおきさ…? その後トイレに入って、きょうこ絶叫。 みかんの網に入れられた「青い石鹸」が蛇口に吊るされてた。 「いやぁぁぁああああ!!」 すでに鼻は丸くなってたよ。 なるほどね。 大きさね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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