横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』6~上達のためのポイントとは!?
の続きです。
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『天才は10歳までにつくられる』読書メモ7 (p122~135より)
(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)
・「毎日20分」が子供の才能を開花させる魔法のキーワード
・毎日必ず本を20分間読ませます。
そして20分間、書く練習をさせます。
同じように20分間、計算練習をさせます。
さらに20分、駆け足などの体操をさせます。
・運動能力の高い低いに関わらず、男の子全員が逆立ち歩きをする。
→ ただ、毎日、逆立ち歩きの練習をしただけのこと。
#これだけ継続できるというのがすごいことです。
子どもは熱しやすく覚めやすいので、
飽きさせない工夫や、続けていくことの意味を感じさせること、
これがすごく大事だと思います。
それも、時間を「20分」と数字ではっきり区切っているのが素晴らしい。
はっきり具体的にこれを、これだけ続ければ・・・という見通しと
それから、達成後のイメージ、上達後の成功イメージが見えれば
子どもは、誰でも、がんばれるはず。
多分、指導者の横峯さん自身が、継続することをずっとやってこられて、
子どもたちにその姿を見せられるから、
だから、他の指導者も子どもたちもついてきて、
成果が見られるんでしょうね。
・反復して1度、身につけた基本は、いくらでも応用が効く。
#まさにそのとおりです。
片々の知識ではなく、応用につながる「基礎・基本」を
どれだけ身につけられるかが、
子ども時代の「教育」にとって最も大事なことです。
・薩摩で「郷中(ごじゅう)教育」が生まれたのが今から400年前。
・郷中では、
「負けるな」「嘘をいうな」「弱いものをいじめるな」
という薩摩の教えを繰り返し学び、
その上で問題が起こった場合は、詮議を繰り返します。
・上からものをいうのではなく、
それぞれの意見を出し合って議論する。
徹底的に詮議を繰り返し、答えを導き出すのが郷中の基本です。
・また薩摩には「示現流(じげんりゅう)」というものもあります。
・初太刀に全勝負をかけて斬りつける一撃必殺、一刀両断の剣法です。
・ひたすら打ち込むことで自分なりの一撃必殺の方法を見つけ出し、
剣先のスピードを磨いていきます。
(p135まで)
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「ヨコミネ式」の生まれた背景には、
薩摩(鹿児島県)の伝統的な教育や武芸の方式があったのですね。
僕は古いものを学ぶことはとても大切だと思います。
長く続いたものにはそれだけのよさがあるからです。
新しいものにとびつくだけでなく、
古いものも学び、
自分の中での理解を確固たるものにしていきたいです。
鹿児島は大好きな県です。
鹿児島の人はみなやさしい気がします。(^。^)
「ヨコミネ式」は鹿児島にあるということで、
ますます行ってみたくなりました。
『天才は10歳までにつくられる』
読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )
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