くだらないことを考えることが大事 ~『斎藤一人 令和の成功』
斎藤一人さんの新刊。『斎藤一人 令和の成功 もっと望めばもっと幸せがやってくる』(斎藤一人、学研プラス、2019/8、約1500円)【電子書籍版】よく言われていることとは逆のことを一人さんが言っていたりするのですが、そこが一人さん琉。毎度のことながら、話し言葉をそのまま書籍化してあるので、すんなり読めます。難しい本は読みたくない時に、おすすめ。=============================『斎藤一人 令和の成功』 ・簡単で楽しいことをしてうまくいっても、そこで足を止めちゃいけないの。 「もっと、もっと」って、欲を出すことも大事なんだ。 (p13より)この本は簡単に言うと、 「自分にとって簡単で楽しいことをどんどんやる」ということを勧めています。 たしかに、簡単で楽しいことは、気晴らしみたいな感じで、ちょっとやったら、「じゃあ、気分転換をしたし、難しいことをしようか」というふうになってしまいがちです。 簡単なことほど、続ける。 これは、けっこう、深いですよ。 簡単なのに、深い!(^0^) ・病気が治るのってね、 「こんなによくなった、もっとよくなるぞ」 っていう感じで、喜びの波動を出し続けるからなの。 (p14より) さらっと、病気の治し方が書いてありました! ここも、考え方。 「こんなに悪いのを、なんとかよくしたい」というのと、 「こんなによくなった、もっとよくなるぞ」では、 意識が、雲泥の差。 ちょうど今、長年思い煩っていた首のコリに対して 「アレクサンダー・テクニーク」というのを勉強して 「こんなによくなった」と思えているので、 ぜひこの「喜びの波動」を維持して、 「こんなによくなった、もっとよくなるぞ」の精神で、 アレクサンダー・テクニークを続けたいと思います。 蛇足ですが、アレクサンダー・テクニークのおかげで、 声も劇的によくなっています。 毎日、クルマの中で歌を歌うのが、楽しいです。(^^) ・じゃんけんの「グー」「チョキ」「パー」みたいに、 3つくらいの「手」があれば, たいていのことに対処できる。 たとえば、「優しく接する」「逆ギレする」「逃げる」とかね。 (p58より) ここは、すごくたとえが分かりやすいな、と思ったところ。 なるほど、じゃんけんの3つの手は、ほんとに分かりやすい。 人生のいついかなる時も、グー・チョキ・パーに匹敵する 3つの選択肢を思い浮かべることができれば、 向かうところ、敵なしですね! ほかの自己啓発でもよく言われることですが、 自分の行動は自分で主体的に決定すること。 そのためには、手が見えていないといけない。 困難にぶち当たった時。 感情にまかせてたった1つの道を突っ走ってしまわないで、 ぜひ、3つの手を思い浮かべて、その中のひとつを選ぶ、習慣をつけたいと思います。 ・まずあなたが楽しい波動を出せば、必ず周りはその波動に巻き込まれるからね。 ・周りのせいにして嫌な波動を出すと、余計に嫌な空気が広がるからね。気をつけなきゃいけない。 (p93より)・身体がつらいからって、心までつらくなることはないよね。 心だけは、いつでも楽しめるんです。 (p115より)・楽しい雰囲気を作るにはどうするんですかっていうと、 ひたすら「くだらない」ことを意識するの。 半端なく、くだらないことだよ(笑)。 (p120より) 最後に、ぜひ、これだけは書いておかないといけないと思ったのが、 この、「くだらないことを考えて、心を常時、楽しませる」ということ。 これが、僕がこの本から学んだ一番のことです。 コレを読んだちょうどそのとき、周りを見渡してみたら、 子ども向けの「ドラえもん人生ゲーム」が目に入りました。 ぼくは、「ドラえもん人生ゲーム」の箱を見ながら、 のび太やスネ夫やジャイアンの、 髪型だけを交換したら・・・ などという、くだらないことを考えて、笑えてきました。 まだ、常時くだらないことを思いつけるレベルにはとうてい至っていませんが、 修行に励みたいと思います。 くだらないことを考える修行(笑)。 =============================そんなわけで、僕にとっては、読みやすいのに学びがある、ありがたい1冊となったのでした。皆さんも、よろしければ、ぜひ、手に取って、読んでみてくださいね!斎藤一人さんの他の本の読書メモも、今までに書いています。興味のある方は、見てみてください。 ▼人生がパッと開ける、斎藤一人さんの考え方 ~『神はからい』 ▼「主導権は、常に自分が持っている」~『斎藤一人 日々の幸福論』 ▼『斎藤一人 魂力』 ~「ゲームをするように片付けられる」 ▼『斎藤一人 あなたに奇跡が起こる不思議な話』~「本気ですか?」 ▼『斎藤一人 原因と結果の法則』2 ~「変えようとしちゃいけない。愛してあげる」