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2012年02月29日
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カテゴリ:防災安全
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 美濃加茂市と坂祝町を含めた加茂川流域の水害の防止や軽減するための総合的な計画を作ろうと、美濃加茂市役所で2月29日、「加茂川総合内水対策協議会」が始まりました。

 これは、これまでにも幾度か浸水被害のあった加茂川流域で、平成22年7月と昨年9月に連続して豪雨による床上床下浸水の被害が発生しているなど緊急の課題であることから、国、県、地元住民の代表者、坂祝町と同市で構成する同協議会を立ち上げたものです。

 この日、同協議会では、冒頭で渡辺直由美濃加茂市長が「これまでの浸水被害の状況や加茂川への認識を深めていただき、それぞれの立場でできることをご協議いただきたい」とあいさつ。続いて、同協議会の規約が決定され、会長に渡辺直由美濃加茂市長が就任しました。

 このほか、加茂川流域の概要、近年の災害の状況、避難勧告の発令状況が説明されました。また、「木曽川の水位が上昇すると、加茂川の水が流れにくくなり、内水位が上昇しやすくなる」という加茂川流域の内水被害の特性があり、その対策の考え方は、国、県、市町が一体となった総合的な取り組みが必要と説明しました。

 今後、同協議会は、7月末までにあと2回開催され、内水対策として国は加茂川の内水を木曽川へ汲み上げて流すポンプを増設や、県は加茂川の川底を掘るなどの河川改修、市町は土地利用規制、雨水貯水施設の整備、警戒避難体制の強化など、同協議会としてどのように水害と向き合っていくかといったまちづくりの考え方を協議会で議論していく予定。





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最終更新日  2012年03月01日 08時50分27秒


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