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カテゴリ:文化・芸術
▲四世宗家家元 花柳壽輔さん 美濃加茂市は5月25日、同市出身で近代文学の先駆者をたたえて創設した「第14回坪内逍遥大賞」に日本舞踊の四世宗家家元 花柳壽輔(はなやぎじゅすけ)さんを選定しました。 同大賞は、市制40周年を記念して平成6年度に創設。第1回の六代目中村歌右衛門(故人)を皮切りに、12人1団体が受賞しています。 大賞は、逍遙の誕生日である5月22日(安政6年)を中心に発表してきました。「坪内逍遥の功績を再認識させるような、優秀な演劇に関する活動や著作」が選考対象。元映画監督の篠田正浩さんや逍遙の親族で女優の坪内ミキ子さんら6人で構成する大賞選考委員会(竹本幹夫委員長・早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長)が選定しました。 選考委員会は受賞理由を「花柳流の継承者として、これまでに古典の要素を活かしつつ、常に新しい舞台表現をめざして活躍されてきました。宗家家元となってからも後進の指導を熱心に行うとともに、日本舞踊の各流派を超えた幅広い活動に尽力されている」としました。 花柳壽輔さんは「栄誉ある賞をいただき、早稲田大学の卒業生として、また、昨年80歳を迎えた私にとって記念すべき年となった。坪内逍遙作詞の『新曲浦島』を全曲復元出来たら最高だと思っている」と喜びのコメントを寄せられました。 大賞を受賞された花柳壽輔さんには、賞状のほか逍遙のレリーフ楯と100万円の副賞が贈られます。 大賞授賞式と記念行事が7月27日午後6時30分から、同市文化会館で開かれ、授賞式のあと、素踊「清元 北州」が披露されるほか、花柳壽輔さんと篠田正浩さんの記念対談が行われます。入場は無料ですが、整理券が必要で、問い合わせはみのかも文化の森(0574-28-1110)まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月25日 17時28分10秒
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