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2014年01月21日
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カテゴリ:防災安全

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 加茂郡坂祝町酒倉にある加茂川排水機場の敷地内で1月18日、既存の3機あるポンプを平成28年度までに2機増設する工事の着工式が開かれ、出席した藤井浩人美濃加茂市長や南山宗之坂祝町長らは早期に完成し浸水被害が軽減されることに期待を寄せました。

 美濃加茂市から坂祝町を通り木曽川へ流れ込む加茂川は、木曽川の増水による影響を直接受けるなど、過去に何度も内水氾濫を引き起こし、浸水被害をもたらしてきました。加茂川排水機場は、増水時に木曽川の水位より加茂川の水位が低くなることがあるため、加茂川の内水をポンプで木曽川に流します。計画では、ポンプ5機を設置し毎秒25立方メートルの処理能力を整備するとしていますが、現在はポンプ3機が設置され毎秒15立方メートルの処理能力の整備が完了しています。

 全国的に局地的豪雨の発生がみられるなか、当地域でも豪雨によって平成12年9月、平成22年7月、平成23年9月と加茂川が内水氾濫し浸水被害が発生しています。

 そこで、地域住民と国、県、市町が協議会を設置し総合内水対策計画を平成24年度に策定。これに基づき国土交通省中部地方整備局がポンプ増設工事を行うことになりました。

 着工式では、藤井市長が「地元住民の皆さんや関係する人たちのおかげで総合内水対策計画が策定でき、今回の着工となった。これからは、ハード面だけてなく住民意識の啓発も行い、浸水被害の軽減に努めていきます」と話しました。

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最終更新日  2014年01月21日 07時48分51秒


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