テーマ:洋楽(3291)
カテゴリ:音楽のお話
ずっと楽しみにしていた、クラプトンのライブに行って来ました。
チケット半券 posted by (C)matsukuni 早番の仕事を終え子供たちを妻の実家にあずけて、妻と共に会場となる大阪城ホールへと向かいます。 18:00の開場に合わせて到着し、ホールに飲み込まれつつある列の後尾に… 今回の席はAブロックのスタンド席。 最前列だったこともあり、開場全体の雰囲気が見渡せて、良い感じです。 (アリーナ席のように、「ここぞ」という曲で立てなくて、少々物足りませんでしたが、ボックス席のすぐ横という、かなりのロケーション) 開演は穏やかな出足…ライトアップと共にいきなり全開、という感じではなく、ライトに照らされつつ、メンバーがひとりづつ歩み出てくる…といった、大人のスタートです。 黒いシャツにジーパンといった、ラフなスタイルでステージに現れたクラプトンに大きな拍手が送られます。 にっこり笑った後に、一言。 「コンバンワ」 そして、1曲目…ほんの少しオリジナルよりアップな感じにアレンジされた「HOOCHIE COOCHIE MAN」が演奏されます。 2曲目は良い感じに明るくアレンジされた、「KEY TO THE HIGHWAY」 このあたりは、ボーカルを控えめでギターソロに重きを置いている感じ。 もちろん、スローハンドは健在ですが、お年とともに喉をいたわってる???と、ちょっと心配。 しかし、その心配は4曲目の「I SHOT THE SHERIFF」で吹き飛びます。 あの、おじさん…63歳(だったかな?)とは思えない、パワーと色気を秘めたボーカルは健在でした。 前回の来日の時にも同じステージに立っていた、左利きのギタリストDoyle Bramhall IIも、ツアーを重ねて御大との息も合うようになったようで、良いサポートメンバーでした。 欲を言えば、もう少しクラプトンに対して気を使うことなくプレーできれば良いのでしょうが、それは仕方のないことですね。(あくまでボクの私感なので、ホントは全くそんなことはないのかもしれませんが…) ギターの神様を前に、あれだけのプレーができれば充分というもの。 圧倒的なサウンドを期待する人には、前回のトリプルギターの構成の方が良かったと思われるかもしれませんが、ボク個人の意見としては、今回のツインギター・ベース・ドラム・キーボード・ツインの女性バックボーカル(このふたりも前回のツアーと同じ)の7人構成が最良だと感じました。 その後も、お馴染みのサウンドが並び(ホントは、もっとこと細かく書きたいのですが、慎之介さんに怒られそうなので、自粛…もう、充分怒ってる???)時計の針が21:00に近くなった頃に、定番「WONDERFUL TONIGHT」が演奏されます。 「おぉ、きたな!」と思うとともに、いよいよライブも大詰めだと分かり、少々寂しくもあります。 続いて、あの曲とあの曲に続きライティングが落とされます。 そしてアンコールのあの曲。 いやいや、あっという間の2時間でした。 やはり好きな音楽というのは、本当に力をもらえますね。 良きアーティスト、良き楽曲に感謝。 次回の来日が、今から楽しみです。 追記 そうそう、ある曲のキーボードの見せ場の時、本来ライトを落としてスポット!…というシーンで全部ライト消えちゃって、真っ暗な中キーボードソロを弾き続けたChris Staintonには拍手でした。 照明さん、夕べは眠れなかったんじゃないかなぁ… そんなアクシデントも笑って許してくれそうな、アダルトなメンバー構成に酔いしれた夜でした。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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