カテゴリ:釣行記
今日の休みは増水で釣りにならないかもしれないけれど、家に籠もっていても仕方がないので釣り道具も持ちつつ川方面にドライブ&散歩。
今時はネットでライブカメラ映像が簡単に見れるから、目指す川の本流が濁っていることは分かっていたんだけど、実際に我が目で見ると映像で見るより遥かに濁りが酷くて『濁流』というより寧ろ『泥流』って感じ。 到底、本流筋は釣りにならないので、こういう釣る気満々ではない時にこそ知らない沢を見てみることにします。 細い道路は小さな集落の外れに獣除けフェンスが設けられているけど、ちょうどフェンスは開いていたので、思いの他綺麗な流れを横目に見ながら車を走らせると、対向から軽トラックが。 「何しに行くの?」 「釣り場を探そうと思って・・・」 「この扉、閉めるで。」 「そうなんですか?じゃ、そこでUターンして来ます。」 少し先で車をUターンさせて戻ってみると、軽トラのおじさんが声を掛けてきました。 「この川も、そうやけどどこも相当荒れとるでぇ。」 「やっぱりそうですか。そうだろうと思ってたけど、待ちきれなくて・・・」 「アンちゃんも好きやなぁ。」 この会話で、今日の釣りは半分以上諦め気分。 なるべく崩れやすそうな林道に沿わない沢を選んで、ずっと上まで車を走らせてみるけど水量は多いし、沢の両岸が激しく抉られているのを見ると、やはり先日の大雨の威力を感じます。 遥か遠くの梢でオオルリが鳴いていたので、カメラ越しに覗いてみるけど空は曇っているし、距離も遠過ぎてまともな写真は撮れそうにないから、望遠鏡代わりに観察するだけにしようか。 そう思いながらよく見ると、どうもこの子は白い羽根の面積が他の子たちに比べて大きい気がするのはボクだけかなぁ。 01オオルリ1 posted by (C)matsukuni 02オオルリ2 posted by (C)matsukuni トリミングした写真が不鮮明だから、分かり辛いけどね。 その後もカメラを持って2時間以上散歩していたけど、太陽光が少なく薄暗い感じの中、せっかくカケスファミリー(5羽のカケスがギャーギャーを騒いでいた)と出会えたのに、ヤツらの早い動きに着いていけず。 03カケス posted by (C)matsukuni そろそろ秘蔵の羽根がなくなってきているので、トビがセカンダリークイルを落としていかないかと期待していたけど、そう甘くはありませんなぁ。 04羽根ください posted by (C)matsukuni 遠くでアカショウビンの声が聞こえたので、必死に流れの方に歩いて姿を探していたけど、見つけられないまま何時しか声も聞こえなくなってしまいました・・・うーん、残念だ。 車に戻る道中、なんとなく視線を感じたような気がして足元を見ると、アオダイショウの子ども。 05アオダイショウ posted by (C)matsukuni 車を停めていたところにある案内看板で確かめてみると、そこから舗装路の峠を越えたら少し前に行った沢に抜けられることが分かったので、初めての道で峠越え。 そちらの沢は若干増水気味ながら、ドライフライを流せないこともなさそうだったので、いそいそとウェーダーを履いてタックルをセット。 CDCエルクヘアカディスを浮かべると、ポツポツとアマゴが出てくれました。 06CDCエルクヘア・カディスでアマゴ posted by (C)matsukuni 07小さい posted by (C)matsukuni 08お腹パンパン posted by (C)matsukuni 小さなアマゴばかりだったけど、今日は釣りそのものができない覚悟で出掛けたので、釣れてくれたのは嬉しい誤算。 流れのカーブの外側には多くの流木が積み重なっていたので、小さな沢だけどここも相当増水時には暴れたんだろうね。 09増水の後 posted by (C)matsukuni お昼過ぎには釣りを切り上げるつもりだったので、この小さなアマゴをリリースしたら終了。 10 posted by (C)matsukuni 帰路、川の流れが更に泥濁りが酷くなっています。 かなり上流まで濁りがキツイのは、どうやら大雨による被害の復旧工事が、あっちこっちで行われているからのようです。 復旧が進んで、被害を受けた地区の方々に平穏な生活が戻って欲しいですね。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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