カテゴリ:釣行記
先週のリベンジ釣行となる今回は、12月1回目の車中泊と絡めて予定を組みました。
丸一日中釣りをして、車中泊して翌日もガッツリ釣り・・・なんてことが出来なくなったボクは、昨日は家族を見送って朝の渋滞タイムが終わる頃にノンビリと出発。 到着は11時を回っていたけど、遅めの朝飯代わりに某所から送られてきた『肉まん』を食べてから来たので、まずはタックルをセットして釣り開始。 朝から降っていた雨は早く止むという予報に反して、釣りを始める頃になっても小雨状態。 ただ気温は高かったのでプールをじっくり攻めてみたけど、数回あったライズに照準を合わせるもののドライに出ることはなく、沈めるフライにも反応はありません。 仕方なく遅めのランチを摂って、しばし休憩。 01初日ランチは軽くパンで posted by (C)matsukuni 15時頃から釣りを再開するに際して、さて次は何処を攻めようか。 一応は見当をつけておいた場所に車を回してみると、残念ながら既にロッドを振っているフライマンの姿が。 時間もあまりないし大きく移動する余裕もないので、一旦退渓してさらに歩いて数百メートルほど下流に回り込んで再度入渓します。 雨の影響か若干の笹濁りになってきたので、まずは#4のサーモンフックに巻いたセッジ系ウェットを結んでアップで攻めるものの反応はなし。 山あいの川は日暮れが早く、釣り始めて30分ほどで山の端に太陽が隠れ始めます。 最初に先行者を見た場所まであと少しの所で、フライをヘビーウェイトで巻き上げたウーリーバガーにチェンジして深瀬を狙うことに。 沈み石を越えて底に向かう流れにフライを叩き込むようにキャストして、深瀬の底付近をドリフトできるように流します。 手前の流れにラインが絡め取られそうになったので、メンディングを入れようとした時・・・ 「ん?根掛かりか?・・・いや、違う!動いてる!!」 恥ずかしながら、ラインの変化でアタリを取った訳ではなく、ちょっと『釣れちゃった感』も否めませんが流芯から引っ張り出した1尾。 02太陽が山の端に隠れ始める頃に posted by (C)matsukuni とは言っても、もちろん狙った場所で食わせたことには変わりないから、100%まぐれでもないけどね。(と、思いたい・・・) 03切ない目 posted by (C)matsukuni 中央付近にふたつ並んで見える沈み石の向こう側で食ってきたので、このどちらかの石の際に付いていたのでしょう。 04笹濁りの流芯から posted by (C)matsukuni その後先行者がいた場所に辿り着くと、違うフライマンが川に降りて来たので先を譲ってボクは違うポイントに向かうことに。 既に16時になっていたので、残り1時間あるかないかのチャンス。 車で移動した先のプールの流れ込みが、今日最後のポイント。 少し水位の増している流れ込みは、いつもより流速が早いので重たいウーリーバガーをそのままダウンクロスにキャストしてしばらくラインを送り込んだ後、ラインを止めてスイング。 立ち位置を変えず、徐々にラインを伸ばすようにキャスト&スイングを繰り返し、ほぼフルラインを出すようになる頃には辺りは既に夜の気配が濃厚に。 そろそろ終了にしようか・・・と思ってスイングし終わったラインを手繰った瞬間にヒット。 水面を割った魚の姿が見えたところで、余分なラインをリールに巻き込もうと手元を見た時ロッドの負荷が消えました。 あぁ、残念!バレちゃった・・・ その後は近くで見付けた温泉で温まって、釣りに行く前から決めていた「おでん」を買って、幸せな車中食&車中泊。 05行く前から決まっていた posted by (C)matsukuni 06酒器 posted by (C)matsukuni 07大根も味染み沁み posted by (C)matsukuni 1日目にリベンジは達成しているので、気楽に2日目は水辺に向かうことができます。 前日のライズでは全くフライに反応がなかったので、夕べは酔っ払った頭で暖かいシュラフの中で作戦を練って「水面直下を小さなフライで攻めよう」と決めていました。 なので、フライは#20に巻いたキラキラ系のピューパをチョイス。 魚は小さくないのでティペットは4Xより細いのは怖いから、なるべくフライが不自然な動きにならないようにループノットで結んで釣り開始。 ライズはなかったけど、答えは2キャスト目で出ました。 緩い流れにフライをキャストして、若干フライが沈んだ頃合でショートピッチでリトリーブ。 「チョン、チョン、チョン・・・」とリトリーブして、少しポーズ・・・更に「チョン、チョン、チョン・・・」とリトリーブしていたラインが沖に引き込まれたのでラインで軽く合わせてロッドを立てると、嬉しい躍動感が伝わります。 フックが小さいので身切れしないように慎重に寄せては走られを繰り返した後、ネットに収まったのは決して大きな魚ではないけど、狙い通りの一発なので充分満足の1尾。 08サイズの割りに強かった posted by (C)matsukuni 09フライはすっぽり口の中 posted by (C)matsukuni その後は残念ながらヒットは続かなかったけど、新しい引き出しが増えたことは大きな収穫。 今日はお昼を待たずして、釣り場を後にしたのでした。 今回のヒットフライは、この極端に大きさの違う2本。 10ヘビーウェイトウーリーバガーと光り物ピューパ posted by (C)matsukuni 状況に応じてフライも攻め方も変えつつ釣りをして、答えが出ると最高に楽しいですな。 今回は釣りも、おでんも、満足、満足。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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良い車中泊ニジングでしたね。僕も次のキャンプにはおでん買っていきます。
(Dec 3, 2019 05:47:26 PM)
おお!
こっちでもおでんが!(^^) リベンジ達成それ以上でしょう(^^) #20でこの大きさはかなり大変ではありませんかね~~(^^) いやいや お見事です!! (Dec 4, 2019 03:39:14 PM)
慎之介64さんへ
○サ釣りの人に限らず、そんな当たり前のことができない人は、ホントできないもんね。 #20のアイにティペットは通せるくせに、ノットを結ぶ時に自分で作ったアイより遥かにデカいティペットのループにティペットの先端を通せなかったり・・・^^; (kuni) (Dec 4, 2019 09:39:43 PM)
ponpontondaさんへ
そうそう、なぜか兄貴と以心伝心。(笑) 小さいフライとか細いティペットでなんとか魚を欺いてフッキングに持ち込んでも、次のファイトが待っているんですよね。 フライサイズとかティペットサイズを落として『フッキングまで』を重視するか、ヒット率が若干なりとも落ちたとしても『ファイト』重視でフライ・ティペットを上げていくか・・・迷うとことだよね。^^ (kuni) (Dec 4, 2019 09:43:00 PM)
今回も充実した車中泊&ニジマス釣りでしたね。
#20でデカイニジマスを狙うなんてことあるんですね。凄い! 私はアマゴやイワナ相手でも#20は滅多に使いませんが(笑) おでんに日本酒、最高です。このフグが描かれたお猪口、私は同じ徳利を持っています(^_^) (Dec 4, 2019 10:11:54 PM)
リコプテラさんへ
今回は釣りも車中飯&車中泊も、満足の内容でした。 ひと昔ほど前に管釣りで#22のフェザントテールで50オーバーのニジマスが狂ったように連続ヒットしたことがあったのが、記憶の片隅に残っていたので・・・ なんて、ホントは水面直下でサスペンドさせることができそうなフライは、それしか残っていなかったんですよ。^^; だって、このお猪口はリコプテラさんが紹介されていた時から、いずれ真似しようと思っていたんですから。 へへへ。(笑) (kuni) (Dec 4, 2019 11:18:21 PM) |
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