ルアー職人&フライ巻師のBLOG

昨日は免許合宿から帰って来ていた娘を運転免許試験場に送り込んで、その足で車中泊釣行に。
マッチ・ザ・ハッチの釣りを堪能した昨春のことを考慮して、今回の釣行はニジマスの川に出掛けることにしました。
娘を送っている途中でBarber Kさんから、「ニジマスの川に来ています」とメールが。
後で合流する旨を伝えて、車を走らせます。

午後くらいから冬型が緩んで暖かくなってくるタイミングだったので、初日は陽射しが出る頃からが良いだろうと予想しつつ、現地でBarber Kさんと合流したらまずは早めのランチ。
正午までには昼食を済ませて、ゆっくりと支度に掛かります。


01 Barber Kさんと合流 posted by (C)matsukuni

ボクの今回のテーマは、「マッチ・ザ・ハッチの釣りを楽しむ」だったので、まずはロッドも持たずにBarber Kさんの釣りを眺めます。
暫く反応のないままだったので、ちょっと気を抜いた時に「kuniちゃん、来た！」
ところが、ファイト中にフックオフ・・・


02この後、痛恨のバラシ posted by (C)matsukuni

魚の反応を見たら、ボクも釣りの支度をしなければなりません。


03ファールドリーダー posted by (C)matsukuni

このポイントは任せておいて、ボクは少し離れたポイントに車で移動します。
その頃には風が少し暖かくなっていて、陽射しも出てきました。
まずはニンフで底に定位していたニジマスを狙っていましたが、程なくして流れの中で水飛沫が弾け出しました。
慌ててCDCクリップルの#12をフライボックスから引っ張り出しますが、久しぶりの派手なライズに中々ティペットを結べません。
横目でレッドバンドまで露わにして水面直下を流れている（ように感じた）虫を喰うニジマスを見つつ、ようやく結んだフライをキャストしようとしたらライズが一旦止まりました。
ジッと流れを凝視していると、同時に3か所でライズ再開。
一番近くのライズに狙いを定めて、少し上流にフライをキャストしてメンディングを入れた瞬間に大きな口がフライを吸い込みました。
久しぶりにドライでキャッチすると、やっぱり嬉しいね。


04ポイント分かれてキャッチ posted by (C)matsukuni

急いでBarber Kさんに写真を送ると、「こちらでもポツポツとライズしてるよ」と、こんな写真を添えて返信がありました。


メイフライ posted by (C)matsukuni

まだ待っていればライズもありそうだったけど、せっかくなのでBarber Kさんのいるポイントに戻ってみると、反応はあったもののキャッチには至らなかった様子。
少しの間Barber Kさんの釣りを見つつボクもライズを探します。
ところが、どうやらライズのピークは過ぎたみたい。

帰り支度を整えたBarber Kさんがボクの後ろに立ったところで、目の前のライズにフライを投げると「ポワン」とヒット。
ラインを緩めないようにとスプールに手を掛けたところでダッシュされて、敢え無くブレイクしてしまいました。

ラインブレイクを折りに、ライズはなくなり初日の釣りは終了。

まずは温泉で体を清めて・・・


05貸し切り温泉 posted by (C)matsukuni

夕べアップした鶏つくねの白湯鍋は、けっきょく〆の麺まで行き着かずでした。


06〆の麺まで行き着かず posted by (C)matsukuni

---

今朝はゆっくり目に起きて、7:30頃から釣り開始。
まだプールでのライズは起こりそうにないので、まずは底に定位する魚を探して重たいヘアズイヤニンフで探りを入れていると、ちょっと傷の多いニジマスがヒット。


07ニンフを沈めて posted by (C)matsukuni

1尾釣れたら安心なので、プールに移動。
のんびりとライズを待とう。


08ライズを待つ posted by (C)matsukuni

と・・・思っていたら待つまでもなく、ライズが始まりました。

1キャスト目から続けて3度ほどフライにアタックしたのに、全て空振り。
CDCクリップルからスペントパターンに替えて、ようやく掛けた魚も2尾続けてファイトの途中でバラシてしまいます。
フックポイントを確認して、更にキャストしたフライに喰ってくれたのは・・・


09ライズを獲った posted by (C)matsukuni

10スペントパターンで posted by (C)matsukuni

この頃からライズが散発になり始めて、「モコッ」と水面が割れる度に川辺を走りキャスト。



11弛みで posted by (C)matsukuni

それから散発ライズに翻弄されつつ、1尾ブレイクしたのみでタイムアップ。
中々のライズゲームを堪能させてもらった2日間。
パンダのように日焼けしたボクは、家路へと向かったのでした。

うん、楽しい遠足だった。
Barber Kさん、また一緒に楽しみましょう。

(kuni)