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カテゴリ:優待株について
さて今日は2020PF概況シリーズです。
440位 5989 エイチワン (東1、3月優待) ○ PF440位は、車体骨格部品のヒラタと本郷が合併して誕生し、アンダーボディ骨格品等主体で9割弱がホンダ向けのエイチワンです。 現在の株価は610円、時価総額173億円、PBR0.29、自己資本比率は37.3%、今期利益0予想、配当利回り3.9%(24円)、総合利回り4.5%(24+3.3=27.3円)で、優待は300株保有で1000円相当のクオカードです。一応現時点では3年以上継続保有で2000円相当、5年以上継続保有で3000円相当に増額されます。 さてエイチワンの優待制度は、11月4日に必要株数が100株→300株へと変更されました。自動車部品メーカーには業績不振で苦しんでいるところが多く、またエイチワンはこれまでの株価下落によって総合利回りが上がり過ぎてもいたので、この変更は極めて妥当なものだと思います。 ところで優待族としては、こういういわゆる「優待改悪」時にどういう戦略を取るかは「永遠の課題」です。即時売却なのか、株価推移を見ながら売るのか、敢えて何もせずそのまま「非優待株」として持ち続けるのか、逆にすぐに買い増ししてもう一度優待ミニマムまで乗せるのか、買い増しするとしても少し株価推移を見てからにするのか、様々なオプションがあります。 今回のエイチワンの事例では、優待改悪の発表と同時に業績予想の上方修正があったために、「エイチワンの業績は悪いとは言っても最悪期を脱しつつあるな。またここは超低PBRでもあるし、今回は買い増しで対応しよう。」と私は判断し、すぐに200株乗せて300株保有としました。 優待族をしていると、こういう難しい決断を迫られることは日常茶飯事です。そしてこれがまた「投資家としての筋トレ&基礎体力の向上」に繋がるんですね。優待改善があったら無条件で良し、優待改悪があっても勉強になるのでまた良し、優待族稼業は本当に「素敵なビジネス」なんですね。♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 9, 2020 01:40:22 PM
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