2008 10/4(土)
146日め
こんばんは、minminです。
生誕100年記念の秋野不矩展をTちゃんとゆっくりと観て
美術館裏の海岸に出ました。
夏の賑わいが終わった海岸はスケッチをしている
グループの他には御用邸の警備をしているお巡りさんと
私達しかいないほぼ貸切の贅沢な空間でした。
思いがけずTちゃんが作ってきてくれた美味しいおにぎりを
頬張りながらとめどもないお喋りをしていました。
時々旋回しているトンビを見ながら
「トンビも鳴いているじゃぁありませんか」と私達の珍回答に
シニカルな笑いを浮かべていた高校の英語のI先生の話など
していたちょうどその時。
フュ~ッと風を切る音がしました。
一瞬のことでしたので二人とも何が起きたか解からずに
時間が止まったような気になりましたが
「あっ」と言うTちゃんの声で我にかえりました。
ずっと私達の上を旋回していたトンビが急降下し
鋭い爪で彼女の指をかすり狙ったおにぎりをgetできず
また急上昇したのだと解かりました。
ハイシーズンには食べ物にも困らなかったトンビでしょう。
秋になり静かな海岸を私達は喜びましたが
彼らにとってはこれからが食料の調達も大変な季節に
なるのでしょうか。
事故とまではいきませんがちょっと珍しい体験をしたので
ゆっくりと歩くことにしました。
好奇心丸出しで御用邸の正門を見たり
美術館の隣にある葉山しおさい博物館を見学したり。
その間にも電線の上を走るリスを目撃しました。。。
恐るべし 葉山の空 って感じでしたけれど。
そうそう。
秋野不矩さんです。
50歳を過ぎてインドの魅力に目覚め日本画とは思えないような
重厚にして明るく力強い色彩の絵を描き続けた方です。。
最寄の駅からのバスの中も美術館の中も それはそれは
中高年の女性が多いこと多いこと。
長命でもあり女性として憧れるような生き方をなさったことも
あるからでしょうか。
Tちゃんから誘われて また楽しい思い出がひとつ。
![10/1 しおさい](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/43/0000071043/48/img787bb5bazikczj.jpeg)
葉山しおさい博物館のおみやげです
葉の山に
薄陽眩しき
日のありて
友と語らう
懐かしきことなど
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