GOD OF WAR : Ghost of SpartaはどうやらE3でプレイアブル出展されていたらしく、その様子や最新情報などがゲーム情報サイトにて公開されていたので紹介します。
残念ながらプレイ動画などはありませんが、文章だけでも凄さがヒシヒシと伝わってきます。
GOW:GOSのストーリー |
我らがクレイトスは、「GOW1」で戦神アレスを倒し、新しい戦争の神(GOD OF WAR)に君臨したが、アレスの罠だったとは言え、自らの手で殺めてしまった妻子の亡霊に苦悩する毎日を過ごしていた。この忌まわしき思い出を断ち切るため、クレイトスは新たな旅立ちを決意する。自分の呪われし過去を解き明かす「自分探し」の旅に向かったのは、沈み行く都市大陸「アトランティス」であった。 |
GAME Watchより抜載 |
GOW:GOS最新情報 ~グラフィック~ |
開発者たちは前作(GOW 落日の悲愴曲)でPSPで出来るグラフィックス表現を殆ど行なってしまい、前作を超える表現の模索に苦しんだとのことだが、その甲斐あってPSP史上最高のグラフィックス表現が実現できたそうだ。
その1つが、神罰により沈み行く都市大陸アトランティスの様子を描くために実装した高品位な雨天表現だ。奥が霞むような豪雨表現、斜面を流れる水の表現などは、PSPの映像としては異質のハイクオリティだ。また、PSPのグラフィックスとしてはまだ珍しい、動的な被写界深度の表現を実装したこともホットトピックとしてあげられていた。
また、エンジンの改良とLODシステムの進化により、画面に登場する雑魚敵の数は2倍になり、ボスのサイズも前作以上になったとのこと。また、ダイナミックローディングシステムにより、シームレスにゲームが展開するところも健在だ。
たとえばシーン冒頭にボスの顔見せがあるシーンでは、ローディングなしに、雑魚との通常バトルの合間合間に画面に収まりきらないようなボスが割り込んでくる。もはやプレイ中はPSPで動作していることを忘れさせてくれる勢いだ。
登場武器はお馴染みの鎖双剣ブレイズ・オブ・アテナの他、プレゼンテーションでは、盾と槍というギリシャの戦士らしい武器や、電撃ビームを出す装置のようなものも披露された。 |
GAME Watchより抜載(若干文面を変更してあります) |
GOW:GOS最新情報 ~戦闘システム~ |
SCEAブースで公開されていた、新たな魔物Scylla(スキュラ)との、海上をメインにした戦いと、初公開となるMidas(ミダス)とのステージの2部構成でデモプレイが披露された。
スキュラは巨大で、海上で突然襲ってくるシーンはド迫力。前作よりもカメラが敵キャラクターに寄るようになっているのだが、これはクレイトスのアクションや戦いを、をより自分に近い経験として味わってもらうための改良。CSアタックで表示されるボタンの位置も変更され、上下左右の画面端に表示されるようになっている。これは『ゴッド・オブ・ウォー3』に影響されたもので、「この方がカットシーンが邪魔されないからいいね」ということらしい。
“ハイペリオン・チャージ”と呼ばれる新たなアクションも追加されており、発動するとクレイトスが敵へ突進し、馬乗りになってボコボコにする。見た目が痛そうだし、敵によってオリジナルのキルモーションも用意されているので、ガンガン使っていきたいアクションだ。 スキュラを何度も倒し、最後にふたたび登場したところで前半は終了。巨大ボスと決着をつけるまで何度か相対するのはシリーズでよく見られる演出だが、これは敵キャラクターがクレイトスにやられて怒りを蓄積させていくのを順に見せて行く演出のため。ちなみにボスの数は前作の2倍になっているとのこと。 |
ファミ通より抜載 |
GOW:GOS最新情報 ~ミダス王~ |
初公開となったミダス王のステージは、溶岩が流れる洞窟で展開する。ミダス王は触れるもの全てを金に変える力を持っており、彼に触れられると金になってしまうので、クレイトスは彼を殴り倒し、担いで運んで行く。これは、流れる溶岩を彼に金に変えてもらい、その金と化した溶岩を渡るためだ。 魔物が来るといったんミダス王を下ろさなければならないのだが、敵を全て倒したあと、ミダス王が回復してまたクレイトスを金にしようとしないよう、クレイトスは毎度念入りに彼をボコボコにしなければならない。しまいには足をつかんでさかさまに引きずっていき、最後は溶岩に叩き込むか、考えなおすか、プレイヤーに選択肢が与えられる。デモでは説明が終わるや否やとっとと叩き込んでいたが、ここでのシーンは、ちょっと助けてやってもいいかなと一瞬考えてしまうほどの無情さだ。もちろん、それでこそクレイトス。プレゼンテーション会場では笑いが起こっていた。 |
ファミ通より抜載(若干文面を変更してあります) |