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カテゴリ:イマジン
ブイを設置した目的について、中国側はこのように述べました。
中国側の説明 「ブイは津波観測用で、日本が大陸棚に有する主権的権利を侵害するものではない」 ![]() (「グッド!モーニング」2024年7月6日放送分より) 中国が日本の大陸棚にブイ 官房長官「目的示さないまま設置、遺憾」 林芳正官房長官は7月5日午前の記者会見で、中国の海洋調査船が太平洋の沖ノ鳥島(東京都)北方に位置する日本の大陸棚の海域にブイ(浮標)を設置したとして、中国側に説明を求めたことを明らかにした。中国側は「津波観測用であり、日本が大陸棚に対して有する主権的権利を侵害するものではない」と説明したという。 中国がブイを設置した海域は日本の排他的経済水域(EEZ)の域外だが、日本が海底の探査などで主権的な権利を有する大陸棚と認められている。海底にはレアメタルなどの鉱物資源が埋蔵しているとされる。 林氏は、海洋調査船の航行中から活動目的などを説明するよう求めたが、中国側が応じなかったとして「目的や計画の詳細を示すことがないままブイを設置したことは遺憾だ」と述べた。そのうえで「中国側には中国の海洋活動全般に対する懸念や疑念があることも踏まえ、ブイの設置確認後ただちに透明性のある説明を行うよう申し入れた。情報収集、分析を継続していく」と語った。 中国は東シナ海でも昨年7月、尖閣諸島(沖縄県)の周辺の日本のEEZ内にブイを設置した。日本側が抗議し、即時撤去を求めているが、中国は撤去に応じていない。 中国「日本に干渉する権利ない」 大陸棚へのブイ設置について 中国外務省 毛寧報道官 ![]() 「各国は公海で科学研究を行う自由をもっている。日本側は干渉する権利がない」 中国船が「西太平洋の公海」にブイを置いたと説明した。「国連海洋法条約に基づいて公海は全ての国に開放されている。各国は公海において科学研究に従事する自由を有している」 毛報道官は去年7月に尖閣諸島周辺で設置が確認された中国のブイについては、「周辺海域は中国の管轄海域だ」と改めて主張した上で、「中国が関連海域で気象観測ブイを設置することは合法的だ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.06 11:19:06
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