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カテゴリ:『ドラえもん』
小学校の頃は勉強したこともなければ
テストでいい点取ったこともありません。 それから、クラスで一番太っていたので、体育(運動)もダメでした。 まるっきりのび太くんでした。 今は、平均体重以下なので、一応、標準体型だと思います。 (痩せた話は、昨日の日記をどうぞ) 「子供のころ、ぼくはのび太でした」は 藤子F先生の有名な言葉ですが、F先生は本当は キテレツ大百科の英一くんように天才型です。 詳しくは、「藤子F先生はのび太でなく優等生」の話をどうぞ ○描いた絵を友達に笑われるのび太 スネ夫もジャイアンもしずかちゃんも 評論家のおじさんから、個性的だと褒められますが のび太一人だけ「幼稚園の絵」といわれてしまいます。 ここは、「のび太はダメなやつだなあ」と笑うところなのでしょうが 私には、今でも笑うことはできなく、落ち込みます。 私も小学校で、生徒全員の前で 「それじゃあ、幼稚園児の描く絵だよ」といわれ 皆に笑われました。それから、ここがひどい、ここがおかしい と周りから、散々いわれました。 私が、のび太タイプだったのが災いしたのか、先生からは 「集中力がないダメ生徒」と映っていたのかもしれません。 本人は真面目に描いていたつもりだったのですが 先生からは、「いい加減な絵を描いて」と、怒っていたのでしょう。 いつも、藤子マンガの絵を真似て、楽しく描いていたのですが これをきっかけに、私は絵を描くのはやめるようになりました。 それで「絵のレベルは小学校で止まっている」といっていたのです。 なので、私がブログ友達の闇天さんのお絵かき大会に参加して 11/20に自分のブログで、皆さんの前に絵を出したことは、私にとって大事件でした。 オリンピックの「参加することに意義がある」を 目指したわけではありませんが、ブログ友達の方は 「皆さん優しいから、大丈夫だろう」と思い 発作的な何かが私の中で起こり、お絵かき大会に参加した というわけだったのです。絵を描いて、人に見せた後 とても、楽しい気分になりました。恥ずかしさは残ってるものの 嬉しさと安堵で満たされました。 ありがたいコメントをくれた皆さんと いってはマズイことをスルーしてくれた訪問者さんと 開催者の闇天さんには、とても深く感謝しています。 小さな頃の記憶は薄まり、お絵かき大会の思い出だけが いつまでも、浮かぶようになりました。 せっかくなので、絵を笑われてしまったのび太くんのために ドラえもんの『シャラガム』の話を紹介したいと思います ○「みっちり宿題する」と宣言。のび太の強い決意。 ○どうやら、半年に一度起きるのび太の発作らしい。 ○しかし、すぐに遊びの誘惑に負けて、落ち込むのび太。 ○そこで、ドラえもんが道具を出す。その名も「シャラガム」 ○何でもやり遂げる力が発揮される!! ○しずかちゃんにゲームを誘われるが、断わるのび太。 ○スネオのマンガの誘惑にもブレーキがかかる。「シャラガム」効果あり。 ○ジャイアンがいる道も避けたい。しかし、のび太は逃げない。 ○最後の砦はジャイアン! F先生はクライマックスの設定が上手いなあ~ ○シャラガムは・・・「実は、お菓子だった」と、ドラえもん。 ○のび太は、全て自分の意思でやり抜いたのだった!! いい話ですね。素直に感動します。 さて、大人のマンガの読み方では 「いい話だった」だけで終わってはいけません。 ドラえもんの道具に、いつも頼ってしまう のび太は「やりぬくための機械を出して~」と 情けないお願いをしてしまいます。 その時、ドラえもんが出したのがシャラガムでした。 ここで、考えなくてはいけません。ドラえもんは 『そういう道具を持っているはずなのに、なぜか出さなかった』のです。 それは、どうしてか。 物語の冒頭の、のび太の強い決心を信じていたからでしょう。 『道具に頼らなくても、のび太だってやればできる』という ドラえもんの信じる気持ちがあったという表れでしょう。 なので、のび太に対するドラえもんの信じる心に 気づいたり感動したりして、初めて大人の読み方ができるのです。 四次元ポケットがなくても、ひみつ道具が出せなくても 先生は生徒に、親は子供に、シャラガムを渡せるようになって欲しいものです。 そして、ドラえもんのように、温かく見守ってくれる存在がいて欲しいものです (左)『てんとう虫コミックス ドラえもんプラス3巻』 (右)『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん3巻』の2冊に「シャラガム」は収録されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます
のび太とドラえもんの良いお話ですね 誰かに信じてもらえるって自信にもつながることですが・・陰ながら信じて促してもらえるのも後になって気づけば嬉しいですね 出来ない事に手を貸してしまう・・いけないことですね。やれば出来るってことを忘れてしまいますね。 なんかとてもお勉強になった感じがします。 今年もあとわずか風邪など引かれませんように・・ (2009.12.22 06:45:51)
なんとも痛い話です。弟に同じ事を兄妹で言ってたと思いまする。だから弟は絵をまったく描きません、というか書こうとしませんでした。
これはおおいに反省‥そして間違いなくその子供は絵が上手になる事だろう‥ 。 まさかのネオチャン参戦、そのようなトラウマがあったとは! リミッターがかかってた暗黒の部分が少しでも晴れて本当によかったよ。こちらこそありがとう! 。 人間、やろうと思えば空も飛べる、という言葉がありました。 ほとんどの子供は飛べる訳ないじゃん!といってたが、 本当に木から飛び降りる奴は純粋過ぎ、できないと決め付けて何もしないのは嫌、空は跳べないが何か他の事ができるはずだ‥と考えて思想は天に舞った。どこまでも走れば果てはあるのか?学問を極めればどうなるのか?スポーツでは? 結果、果てというものはなく、己の自己満足か、さらに上を望む欲望があるのみ。そして他人を期待して見てるだけの人々。 。 望めば手に入る、空を跳べたんだというような満足感はきっと今の人間には到達する域になし。 回りに自分を崇め、褒めたたえる雑音を消す、気にならなくなる事ができた時、欲望が押さえられた時に 本当に己の姿が見えてくるんだろうな。 。 ブログにしてもそう、教祖になってはいけない。 いつまでも自分は自分のままでいて、本質的には何も変わらない。ただ死ぬまでに何度も生き方を変えていくものだろうなあ。そう、社会に適応するために。 。 うわ、朝から殿中でござる!何書いてんだか~(笑) でわ洗濯物を干すのでさらばぢゃ! がんばれよ、現代のピーター・パン。 (2009.12.22 08:26:03)
わたしは何でもわりと器用でしたが、運動がモーレツに駄目でした。
それこそ、体型だけは早そうだったので、先生に、みんなの前で 足が遅いことをからかわれて、泣いたこともありました。 誰しもコンプレックスがあるものですね。 あと、うちはどっぷり貧乏だったことがつらかったな~。 今も、人にどうしても言えない悩みもありますね。 私みたいな人間でもそうなのだから… 皆、自分の中にいくつも地雷を抱えてるのでしょう。 でも、見えない地雷は誰かが分からずに踏んでしまうものなのでしょう。 でも、その爆破の跡に、小さな花の芽が生えてくるかもしれないですよね。 (2009.12.22 09:15:14)
兄たちが末っ子の絵をけなしますね。
けなされても描き続けること…は子どもにとっては 難しいことかも知れませんね。 ネオさんはこんなにマンガ好きなんだから その先生と同級生たちは未来の漫画家をひとり つぶしてしまったかも知れないですね。 ちなみに私は誰の絵でもいいところを見つけて褒めるので 子どもはみんな私に絵を見せにきます(笑) なので末っ子も下手なりに楽しく絵を描いていますよ~。 (2009.12.22 10:07:55)
こどものころの思い出・・いいこともいやなことも・・ありますね・・
ドラえもんはすごい・・のび太くんも強い見方ですね・・こんな友人がほしいと思いますよね・・ (2009.12.22 10:31:33)
実は息子が小1のとき、車に酔うのをおそれて遠足にいくのをいやがっていました。その朝、ラムネ菓子を酔い止めの薬と偽って飲ませたら、楽しかったといって元気に帰ってきたことがありました。
気の弱かった息子はそれ以来酔わなくなりました。 ドラえもん、同じ事してたのね。 のび太くんへの愛情を感じます。^^ ところで、私も小学校時代にクラスの子の前で絵を酷評された経験があります。 でも、違う絵のときはお手本のように褒められました。 もちろん、先生も私が書いたと聞いてびっくりしていましたが。。。 絵って、その人の感性に大きく関係するものだから、一概にうまいへたと言うのはおかしいと思いましたね。 (2009.12.22 11:23:42)
小さいころから、絵、音楽、遊び、全てを親から全否定されつづけ、それでも自分のペースでやっていたら、のび太のまま大人になっていました。
今だって、作ったアクセサリーを親に見せても褒め言葉一つもらえず、もっと他にやるべきことがあるだろう、と言われていますよ。 あたしから見れば、ネオさんははるか先をゆく人です。 もっと自分に自信を持ってください。これだけネオさんのファンがいるじゃないですか。 羨ましいですよ。 あたしは容姿にコンプレックスがあります。これはネオさんからすると「は?」と言う感じかもしれませんが、いつも容姿だけで判断されるのってキツイですよ。男性であること自体が羨ましいくらいです。 だからあたしはアクセサリーを作っているのかもしれません。 (2009.12.22 14:48:15)
本当に、とても素敵なストーリーですね!
ネオ・リーブスさんのご解説が素晴らしくて、心にしみじみと染み入ります。 ネオ・リーブスさんが仰いますように、相手を信じる心が、意識的にしろ無意識的にしろ相手にも深い部分で伝わって、相手の潜在力を開花させていく原動力になるのだと私も思います。 ネオ・リーブスさんの小学校の先生はその間反対で、とても悲しく、心の痛む思いがしました。 その先生の狭い感性では、ネオ・リーブスさんの独創性が分からなかっただけかもしれないのに…! それに、ドラえもんにも、こうした種類のストーリーもあることを知って、いっそう好きになりました。 心に響く記事を本当にありがとうございました!! (2009.12.22 20:21:25)
ネオさん、こんばんは。
私は自分の子供に対してドラえもんのような存在でありたいなぁと思いました(o^∇^o)ノ ネオさんのブログは実社会ですりきれつつある私の心のバンソーコーです。 のび太、いい子だと思ってます。 (2009.12.22 20:36:19)
こんばんは♪^^
あたしは、小学校時代が一番輝いていたような気がします(爆)イマハ・・・。(*^m^*) ドラえもんのシャラガムのマンガとってもいいお話ですね~!!最初(頭)から君はだめなんだ、君には無理だよって諦めて決めつけて、すぐに手を貸してあげるのではなく、できるって信じてあげることが大切なんですよね・・のび太君は相当な自信がついたことでしょうね^^ のび太くんへの愛情を感じますね~♪^^ (2009.12.22 23:00:53)
>誰かに信じてもらえるって自信にもつながることですが・・陰ながら信じて促してもらえるのも後になって気づけば嬉しいですね
↑ 信じること、信じてあげることは、大切ですね。 その陰にあるのが、思いやりであったり 友情だったりするのでしょうね (2009.12.23 00:04:43)
とまあ、以上がお絵かき大会で、闇天さんに感謝している理由です。
今は、小学生に戻った気持ちです。普通に楽しいと思えるようになりました。 >人間、やろうと思えば空も飛べる、という言葉がありました。 ↑ 哲学的な言葉ですね。999の鉄郎なら飛べる・・・ いや、飛んだことになるのでしょうね。 大人の固い頭では無理かもしれませんが 子供の心を持ち続ければ、飛べることもあるでしょう。 そうした思想を、バカにしたり、ケチつけたり 批判したりする人間は、逆に落ちてしまう部類でしょうね。 他人にあれこれいうよりも、まずは自分から という考えを持ち続けたいですね (2009.12.23 00:10:52)
>わたしは何でもわりと器用でしたが、運動がモーレツに駄目でした。
↑ 得意でないことを探したり、思い浮かべたりする前に 自信を持てるものを頑張りたいですね。 きのこさんは、人に感動をもたらすような絵が描けるではないですか。 これは、努力だけでも無理な領域です。羨ましいですよ (2009.12.23 00:13:50)
>ちなみに私は誰の絵でもいいところを見つけて褒めるので
>子どもはみんな私に絵を見せにきます(笑) >なので末っ子も下手なりに楽しく絵を描いていますよ~。 ↑ いい話ですね。うちの母を思い出します。 メチャクチャな絵でも、いつも褒めてくれてました。 幼稚園のころですが、今でも忘れてません。 母親は、子供を包み込む存在であってほしいですね (2009.12.23 00:15:35)
こんにちは。コメントありがとうございます。
>ドラえもんはすごい・・のび太くんも強い見方ですね・・こんな友人がほしいと思いますよね・・ ↑ ドラえもんは、実はとても優れた『ともだちロボット』だと思います。 道具がなかったとしても、その存在はとても頼もしいものです。 普通は、見放してしまいがちなのび太ですが いつも温かいですからね。素敵な友情もあります (2009.12.23 00:17:49)
ドラえもんが「子供(のび太)を温かく見守る存在」ならば
カフェしんたさんは、間違えなくドラえもん的存在ですね。 車の酔いを、ラムネ菓子で上手く支えてあげたお話は とてもいい話ですね。医学でいうプラシーボですね。 こういう器用さを持ち合わせたいですね。 >ドラえもん、同じ事してたのね。 >のび太くんへの愛情を感じます。^^ ↑ 藤子F先生も、ドラえもんとのび太の友情が とても気にいっていると話しておられます。 >一概にうまいへたと言うのはおかしいと思いましたね。 ↑ こういうセリフを、親や先生にいってほしいです。 伸ばしてあげることに力を注いでほしいですね~ (2009.12.23 00:24:01)
私は、訪問者の皆さんに、感謝の気持ちを伝えたくて
絵の話をしました。絵に関しては、よくない思い出もありましたが 私は、先生も周りの生徒も恨んでないですし、怒ってもいません。 悪口はいわない、暴力は振るわない、優しい性格ののび太は 好きなキャラクターです。「私はのび太」というのは 「私は心優しいんです」という自慢の意味で使っています。 Velさんは、絵も上手いですし、楽器は弾けますし、アクセサリーも作れます。私は、これらは何もできません。 しかも、アクセサリーは感動のお手紙までいただいたではありませんか。 素晴らしいことではないですか。悪いところだけ取り上げないで よかったことも忘れないでほしいです。例えば オークションで自分の手作りが全然売れない人だっているわけです。 Velさんは売れまくっていますよね。少し上を向きましょうよ (2009.12.23 00:42:18)
>相手を信じる心が、意識的にしろ無意識的にしろ相手にも深い部分で伝わって、相手の潜在力を開花させていく原動力になるのだと私も思います。
↑ ここが、子を持つ親に求められる部分でしょうね。 信じる心というのは、とても奥の深いものなんですよね~ >それに、ドラえもんにも、こうした種類のストーリーもあることを知って、いっそう好きになりました。 ↑ 説教や道徳くさくならないように、たま~に こうしたエピソードを挿入してますね。 この配分が絶妙です。毎回では善意の押し売りになってしまいます。 こうしてドラえもんの存在は読者の心に大きく残ると思ってます (2009.12.23 00:48:45)
>私は自分の子供に対してドラえもんのような存在でありたいなぁと思いました(o^∇^o)ノ
↑ 親は、子供のドラえもんになれますし、なってほしいと願ってますね。 ドラえもんは道具よりも、のび太を見守る存在が大きいですから。 >のび太、いい子だと思ってます。 ↑ 勉強は、きっかけさえあれば、誰でも伸びます。 大人になって仕事に就くのも、何かしらの才能があるからです。 誰に対しても優しい性格ののび太は 誰も文句はいえないと思ってます (2009.12.23 00:53:20)
>ドラえもんのシャラガムのマンガとってもいいお話ですね~!!
↑ 「のび太くんは頑張ったで賞」を差し上げたい話ですね(笑) 私もお気に入りの話です。大人でも感動します。 >できるって信じてあげることが大切なんですよね・・ >のび太くんへの愛情を感じますね~♪^^ ↑ ドラえもんは、助けるだけの存在ではなく 時には親のような、時には親友のような かけがえのない存在になるんですよね~ (2009.12.23 00:57:11) |