昔、洋カラシ（フレンチマスタード）と和カラシの区別が付かなかったんですよ。

色も似ているし、ツーンとする刺激もまぁに似てるしね。
納豆は和カラシ、ハンバーガーはマスタード、おでんは和カラシ、サンドウィッチは？
こう考えていくと、どっちでもいいや！！なんて思っちゃったんですね。
その昔、マク●ナルドでバイトしてたとき、マスタード抜きを希望されるお客様に「当店のハンバーガーに使うカラシはフレンチマスタードといって辛くないんですよ」なんていう
マニュアルがあったのを覚えています。
今から20年以上前は、みんな私と同じに和カラシとマスタードの区別が付かなかったんですよ！

実は和カラシとマスタード。種類も材料も全然違うんですねぇ。
和カラシは「カラシナ」の種を擂りつぶしたもの。
マスタードは「ホワイトマスタード」「ブラックマスタード」の種をつぶしたものなんです。

カラシナは高菜などの仲間で葉も美味しいですよね。その種子は生薬としても利用されていて芥子（がいし）と呼ばれ、温湿布のように使われるんだそうです。
納豆、おでんには欠かせませんよね。私、「トンカツにもタップリつける」派です。
（ビールのCMで黒はんぺんを食べるヤツ、あれはワサビで食べてるんですかねぇ？気になってしょうがない・・・）

マスタードは、和カラシに比べるとマイルドで、酸味が特徴ですよね。
前、何かのテレビで、「和カラシを酢でのばすとフレンチマスタードのなる」なんて裏技やってましたがまさにそんな感じですね。
さすがにソーセージに必要なだけあって「ドイツ」には様々なマスタードの種類があるんだそうです。面白そうだなぁ食べてみたい・・・

小粒でもピリッと辛いのは山椒ですが、マイルドでもピリッと辛い粒マスタードを使ってクリームパスタを作りました。
チキンステーキやハンバーグのソースにもマスタードクリームはよく使われますが、パスタも美味しいんですよ。

チキンと玉葱ををオリーブオイルで炒め、お好みの野菜とコンソメ・生クリームを合わます。
粒マスターと塩コショウで味を調え、茹で上がったパスタによく絡めます。

マスタードって聞くと毒ガスの「マスタードガス」なんか思い出しちゃいますが、そんなものが使われることの無いように心から祈っています。
何かと最近のニュースでは焦臭い話題が多いもので・・・・

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