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ダウン症児の育児ブログ~派遣さんの☆ワクワク育児日記!~

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2007年01月09日
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●『新作映画・そして僕自身のためのノート』連載第14回目

僕はフィリピンで「忘れられた子供たち」「神の子たち」の
主人公の現在の状況を調べることにした。
そして、映画の登場人物の中だけでも、死んだり、殺されたり、
レイプされたり、行方不明の子どもたちが半分ぐらいはいるのである。

「忘れられた子供たち」のエモンは死に、
母と妹は田舎のミンダナオ島に戻っていた。
僕たちスタッフはエモンの死の真相を調べるうちに、
また衝撃的な事実をつかむ。
JRはゴミ拾い、クリスは4人の子どもがいて、小さなお店を
市場で開いていた。

「神の子たち」主人公ノーラは夫に殺され、子どもは行方不明。
ニーニャは妹が病気で死に、今は学校に通いながらゴミ拾いしていた。
水頭症のアレックスは撮影スタッフにより援助を受けとても元気だった。

日本人の高校生や大学生がゴミ捨て場を訪問しに来ていた。
そして、日本人アーテストもこの見捨てられた地にやってきてくれた。
このように実際に現地に来て友達を作っていく日本人が多くなることを
僕は願うばかりである。
彼らから次々に感想が語られる。

僕はアロヨ大統領にこの映画のご協力を願いにいった。
「この映画を一緒に作り、世界中の人々にも見てもらい、
多くの人々にフィリピンを訪問してもらいましょう」

僕たちのフィリピン人スタッフは、
名刺大の緊急電話番号を書いた紙を貧しい地域に配り始めた。
そこには「子どもの命が危険でしたらボランテイアが
駆けつけますのですぐ電話ください」と書いてあった。
僕たちは逐一その子どもたちの姿を撮影して、この映画で見せることにした。

僕は中国や韓国、インド、ロシアなどの外国人が来る
フィリピンの場末の安酒場で酔いながら神に誓う。
「もう世界はアメリカに頼ったって何もしてくれない。
だから僕は、このフィリピンの貧しさだけは絶対になくす。
僕の力をすべてこの地に捧げ、一人でも多くの子どもたちの命を
救いますのでどうか見守ってください」

僕は、酔いながら、また神に誓う。
「自分の愛する家族を大事にすることと、この映画を早く完成させ、
この映画を見た人たちが、世界中の死んでいく子どもたちを
少なくするために働いてもらうのでご協力お願いします」と。

僕が心の底から笑い、そして泣ける唯一の場所、
それはフィリピンと呼ばれる国である。

この地は7000余りの島々からなり、年中常夏なので
裸だって生きていけるし、土地が豊富にあるし、なによりも
人間が魅力的で、素直で嘘は言わず、約束は守り、
他人を家族と同様に思って助けてくれる。
僕のフィリピンとの付き合いもすでに17年。
あっという間の出来事のような気がする。
生と死の渦巻く国フィリピンは、僕を確実に人間として成長させてくれた。

僕はこれからこの国と日本人が積極的に関わって
お互いのためになる方法を本気で考える。
まず始めにこの地に「日本人のための何でも相談室」の事務所を開こう。

生きる希望をなくした人にはこの地に来ることを進め友達を
紹介してあげよう。
結婚相手を探している人には心優しい相手を紹介してあげよう。
海外で農業をしながら暮らす経験をしたい人には格安の農地を
探してあげよう。
ボランティアをしたい人には事務所の仕事を手伝って、
貧しさのために死んでいく子どもたちの命を助けてもらおう。


~以上、四ノ宮浩監督手記、
『新作映画・そして僕自身のためのノート』より転載~


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★『(仮題)天国の子どもたち』公式HP
http://sensotoheiwa.office4-pro.com/





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最終更新日  2009年02月24日 01時05分36秒
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