停電されたくなかったから 美味!
毎週、米粉からパンを作っているのです。きっかけはFODMAP。小麦粉を避けて毎週作っていれば米粉パンの出来も手際もいいのよね。で先日作ろうとしてあっ、だめだオーブン使うなんて暑くなるだけならまだしも停電されたら困るわ。6月末頃のことですよ。もうお忘れ?毎日のように節電、節電と言われていた頃。節電しなきゃというわけで台所カウンターに出した米粉袋をまたしまうのが面倒と言うだけの理由で作ってみたのです。米粉うどん。作っている間暑いわけです。で初めて作るから手際も悪いわけです。独り言が増えていました。暑いあっ(麺棒でのしていたらまな板からはみ出す)うわっ(刃がカーブしていない包丁、どこかにあったっけ)ふぅっ(汗が目に染みる)夫が言いました。労力に見合わない。買った方が安い。聞かされているだけ暑さが増す。売ってはいるわけです。米粉麺スーパーの片隅や自然食品の店舗やネットでもね。3種類は見つけて3種類は買って、食べてそりゃ食べられる、けれどうどんじゃないわけよ。なんか違うわけよ。目の前で食べている夫の小麦粉のうどんが羨ましくなるレベルのおいしくなさ。別にアレルギーではないわけで小麦粉うどんを食べたって大したことはないとは言えないこともないけれど夜になってお腹がぷっくりって眠れないんだものつまりFODMAPなわけで。でうどんのみならず麺類大好きな夫の方が私より麺の調理が上手なのでこの日も私が2人前作ったうどんを調理してもらいました。作っている間も切れやすいとかなんだかんだと文句言っていたのです。でね食べて瞬間二人沈黙顔見合わせておいしい。う〜ん市販の小麦粉のうどんよりもおいしい。夫はほんの少し前までの言葉を翻しました。電力危機のおかげで美味に巡り合えました。これからはうどんも手作りあっ、茹でる前までの段階は手際の悪い初回でも30分かかりませんでした。小麦粉のうどんって作るの大変でしょ。全然そんなことありませんから。手で少しこねるだけ。これは労力に見合っているわ。と言うよりも経済的にも。小麦粉輸入危機にも?国産米消費拡大にも?材料は小麦粉と片栗粉と塩と熱湯だけ使った道具はボールとまな板とへらと包丁だけ。レシピはこの本便利ですよ。米粉でいろんな料理ができちゃいます。