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カテゴリ:リミン的★ローマの休日
本日アップの写真をご覧下さって、そう思われた方もいるのでは。 もちろん、私が撮った写真じゃないのね。 ローマ郊外の住宅街、毎週土曜日にたつ朝市で見つけた写真です。 そう、前にもお伝えした、この朝市なんですよ。 この写真、「100年前のローマの街」です。 古本が無造作に積まれた、その横に、 忘れられたようにあった箱の中。 色褪せた昔の写真や、古い地図が入っていたの。 思わず手に取り、数枚選んで買いました。 大事に日本に持ち帰り、額に入れて飾ってあります。 当時の人々の服装や、街の様子が写し出されています。 暮らしぶりを想像し、いろいろ物語を空想しちゃうんですよ。 「この写真に写っている人たちは、 今は地球上にいないんだなー‥」 ときどき、額を見入っては、一人呟く「うちの彼」 二人で感慨深げに眺めては、今、生きている、この瞬間を考える。 時は移ろいやすく儚いもの。 アナタとも、どこかの国で、すれ違うかもしれません。 ね、今日ここでお会いしたように‥。 ※追伸 しばらく旅に出ていた歌人「玲瓏瑠璃」さんが、楽天に帰ってきました。 とても元気そうなお顔で。 旅から戻って、前より逞しくなったような気がしました。 またお会いできて、とっても嬉しいわ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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そちらにいけばすぐあえますか。はぐもできますか。
(2006年05月24日 14時24分39秒)
向こうにいてたときに入手したものなのかな?
しかし 100年前だと生きてる人はいないでしょうね。 おぎゃ~と生まれた人でも100歳なんだから・・・ 今の写真も孫が見たらどう思うのかな? (2006年05月24日 15時34分10秒)
アメリカのどこかの骨董店の片隅で見つけた
一枚のカード。 それは母から娘に送ったバースデイカードだったそうです。 そこには100年前の日付が。 ・・・以前新聞で読んだエッセーを想い出しました。 カードの写真ものっていました。 (2006年05月24日 17時29分25秒)
100年前のローマの街、貴重なお写真、
ありがとうございます。 塩野七生さんの、ローマの本が大好きでした。 あの、男性的で大胆な作品のタッチは、 日本にいたら、生まれなかったかも! (2006年05月24日 18時49分01秒)
100年後アンティーク市場の写真の中に
私が映っているかもしれません。この人は もう居ないだろう。時間のなかですれ違う 不思議なものですね。 (2006年05月24日 21時11分56秒)
いやいや、そうですよねえ。
わたしも、この広い地球上で、たった一人の人と出会うってことの確率の小ささに、目の前くらくらすることがあるんですが……。 それって、地面の広がりのほかに、時間的な広がりもあるんですもんね。 今、地上に生きている人の中で、100年先に生きている人ってほとんどいないって考えると、今、この地球上に生きているってだけで、み~んな、お仲間~って感じがしますよね。 だから、殺し合いなんかしないてもいいと思うんだけど……。 (2006年05月24日 23時26分59秒)
二つの写真を並べる、これ感慨がありますね。過去の人たちはもういない。古い映画やテレビ映像でも、そう感じます。「年取ったなあ」とか。
(2006年05月25日 05時18分19秒)
放浪の旅に出ていました玲瓏です。
riminさんからありがたいお言葉をいただいて、 感謝の気持ちで胸が一杯です。 一介の素人歌人に思い入れしてくださるなんて、 riminさんってば本当にお優しい! さて、100年前のローマの街。 フランコ・ゼフェッリ監督の「ロミオとジュリエット」を思い出しました。 建物もそのあいだを抜けて歩く人も、 何もかも変わろうともローマの持つ一種独特の明るさや上品さは変わらないんですね。 私たちが生きるこの世界も、 刻一刻と変わっていっています。 けれど、核を流れる源流はきっと変わらないはず。 いつかriminさんの撮った写真が、 こんな風に未来の誰かの想いを捉えるのかも…。 今日もいい天気です。 青空を窓の外に見ながら、一首。 去る者も つと来る者も きららかに 万象の地に 連理の想い 折句は「さつきばれ」です。 (2006年05月25日 08時53分37秒)
100年前の写真ってすごいですね。
リミンさんにはいつも感嘆ばかりです。 (2006年05月25日 16時46分33秒)
やっぱり今の写真と比べると荒いですね~。
ただ、その分、好奇心が湧くというか どうなっているんだろう・・・と 興味深々。^^ わたしもリミンさんの旦那様の様なことを考えた事があります。 (2006年05月30日 19時47分09秒) |