居眠り
厩舎から洗い場に連れてきたリアル。気候も良くなったし、けっこうご機嫌♪と思って手入れをしていたのだけれど、あ、よく見たら、足にバンテージを巻いてて、先生が取っちゃいましょうと外してくれた。お部屋にいるだけだと、むくんでしまうのだそう。で、しばらくしたら、今度は急に、両前肢を折って(骨じゃないです。曲げたの。)しまった。どこか痛いのかと思って大慌てになったのだけれど、(周りの人達もびっくり!)先生曰く、「寝ちゃってる」だって!「洗い場に来て、鞍のせたり、手綱をつけたりすると、眠くなるみたいなんですよねー。」えー!?そんなことってあるの!?嘘でしょう?馬房から出たら、広いとこで運動したくて喜ぶものかと思ってたー。違かったー。そんなの、ディーピインパクトくらいかもー。「リアール、起きて!お仕事だよ!リアール!」と何度も手をたたいてたのだけれども、その後も、何回も何回も肢を折ってた。そのうち、先生に蹴りを入れられてたけど、それでもまだやってたな。よく、終電間際の電車で、カクッってなってる人、いるでしょ?あんな感じ。一瞬、「ハッ!」ってなるんだけれど、すぐまた居眠りして、また何度もカクッってなる、みたいな。かわいいはかわいいんだけど・・・先生が、洗い場から出しちゃいましょう、とお散歩に連れ出した。馬場を2周位して、「もう大丈夫ですよー。」とリアルを渡された。結局、最後まで眠ってたのか、乗ってる間中も、リズムが一定しなくて、全然上手く乗れなかった。もしかしたら、私が下手なだけなのかもしれないけど。この日は、本当に不良馬場で、ぐちゃぐちゃ。ただただ落ちないように踏ん張ってたので、余計な筋肉を使って、疲れたー。2鞍目は、私みたいにとても馬体の大きな女の子、マーメイドアイ。大きいお馬は、反動が大きくて、これまた乗りづらい。でも、居眠りリアルに比べたら、格段に楽に乗れた。でも、また落ちないように必死だった。この日の発見。競馬でも道悪が不得手の仔がいるけれども、馬によっては、本当に苦手な仔がいるということが判明。水溜りがあると避ける馬もいるくらいだそう。競走馬は訓練をしているからそんなことはないと思うけれど、少なからず私みたいに雨降りがキライなお馬もいるはず。※ 一緒に写ってるのはマーメイドのほう。 帰りがけにリアルにもニンジンをあげにいった。 リアール!!呼ぶとすぐ来て、むしゃむしゃ食べてた。 隣りの馬房の馬に見つかってしまった。 でも、隣りの仔の分のニンジンは、もうなかった。ごめんねxxx