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カテゴリ:クラシック音楽
金木博幸というチェリストがいる。札幌出身で、東京フィルの首席奏者をつとめている。今年44歳、ドイツやウィーンでリヒャルト・シュトラウスやショスタコーヴィチと親交のあったチェリストに学び、国際コンクール入賞歴もある。評判は聞いていたが、今回はじめて聴いて、日本の中堅にこんなすごいチェリストがいるのかと驚いた。
曲目は、その二人のソナタとラフマニノフのソナタ、プレコンサートにバッハの無伴奏チェロ組曲第1番。アンコール2曲も含めてすべて暗譜で、しかも全力投球の密度の濃い演奏で、久しぶりに「ホンモノの音楽」を聴いたという印象。 壮年期のチェリストにこういうのは失礼かもしれないが、「大器」を持った演奏家だと思う。 ロータリークラブの奨学金を得て留学したことがあるそうで、この日のコンサートもその縁で開かれたもの。札幌のキタラホールカルテットのメンバーでもあるそうで、しばしば来札しているというから、次からは招待券ではなくちゃんとチケットを買って聴くことにしよう。 CDが聴きたいと思って調べてみたら出ていない。 世の中は節穴でできている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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