過去世
家内が過去世リーディングを受けてきた。6代前まで受けているので、今回は7~9代前まで。1000年くらい前までを見てもらったわけだ。現在の悩みとか、怒りなどのマイナスの感情や、人間関係の不具合、何をやっていいかわからない、何をやってもうまくいかないといった問題点は、実は、過去世を見ると、その原因が明らかになってくる。必ず、原因があって、結果があるということだ。家内の場合、物事をてきぱきと処理し、人をぐいぐいと引っ張っていくリーダーシップがある。その一方で、どうしても、できない人に対して攻撃的になりがちだし、自分の思う方向へコントロールすることで全体の動きがスムーズになるので、支配的にもなってしまう。たぶん、本人は、そんなことないよというのだけれども、まわりでは、彼女の攻撃性や支配性を感じているはずだ。どうしてそうなるのか?それがきちんと過去世の中に出ているのである。7代前の彼女は、神聖ローマ帝国で司教という立場にいた。それも、大司教を差し置いて、すべての司教を束ねる支配者だった。自分に逆らうものは容赦なく排斥し、教会を思うがままに操ったのである。それを反省して、次のインドではこれ以上はないというみじめな人生を歩んだのだが、そのときそのときの癖は、ずっと残り続けている。彼女は、本当は、攻撃的でも支配的でもない。でも、どうして、そうなってしまったのか。そこに、僕との絡みが出てくる。性格的には両極とも思える二人が結婚した。彼女は、僕のことを「なんて優柔不断なんだ」と思い、僕は、彼女に対して、「なんで、あんなにはっきりと物が言えるんや」と感じてきた。僕たち夫婦に共通するキーワードは、「とうそう」。ただし、家内の場合は、「闘争」で、僕の場合は、「逃走」。闘争者は、逃走者をだらしないと思い、逃走者は、闘争者を過激だ、そこまでしなくてもと思う。本来、歩み寄るのはとても難しいことだけど、今生、僕たちは、闘争と逃走がきれいなデュオを奏でるようにしなければならない。闇があるから、そこに輝く月や星は美しい。光が少しでもあると、闇の恐怖はやわらぐ。セッションの様子を録音したMDをもらってきたので、昨日はそれをじっくりと聞いた。なるほど、なるほどとうなづくことばかり。僕も6代前まで見てもらったから、もう少ししたら9代前まで見てもらうことにしよう。