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ねこまんまねこの日記

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2022.10.25
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カテゴリ:スポーツ
 

うまく書けた、、か?。


天皇賞は最も予想が面白いレースの1つであろう。
その他、エリザベス女王杯、ジャパンカップ、安田記念、マイルチャンピオンシップ、ダービーなども予想が面白い。
そんなわけで、今回は2回に亘って予想を投稿する(ヒマか?)。非常に理屈っぽい文章なので興味の無い人は読まない様に。。。


普通の競馬ファンは、そのレースの出走表を見て、距離、成績、コース適性、持ちタイム、調教タイム、展開、騎手、人気、厩舎コメント、そんな所を見て適当に馬券を買う。

  ~~しかしそれではJRAの餌食になるだけ~~

競馬法には「出走する馬の関係者は優勝(1着)を目指さなければならない」という法律がある。つまり、「5着を目指してはいけない」ということだ。これは裏を返せば5着を目指す馬の関係者が非常に多くいる!ということでもある。

馬主の世界では、~~2勝クラスの競争に月に1回出走して毎回5着になったならば、その馬に関しては大儲け~~というのが常識だ。
 2勝クラスの5着の賞金は平場で111万円、特別で151万円。その他に出走手当などが40万円以上ある。厩舎に支払う預託料は大体50万円/月だから、月の収支は+100万円を超えて、年に+1200万円となるわけだ。

しかし、その馬は2勝クラスだからこそ5着前後が続けられるのであり、勝って3勝クラスに上がってしまうともう10着前後になってしまうから2勝クラスに留まって入着賞金を稼ぎたい、つまり、3.4.5.6着になりたい(8着まで賞金有り)馬主、厩舎、厩務員、騎手がいる。一つのレースに「実は勝ちたくない」馬が何頭もいるわけである。

こういう馬が1000万円で買った馬なら上記のペースで大儲けだが、1億円した馬なら2勝クラスに留まっていても収支は赤字なので、「その馬が幾らした馬なのか?」というのが、馬主はどこまで出世してほしいのか?という一つの指標になるだろう。。

その他にも、通常は、勝つためには目一杯仕上げて走らせないと最後の踏ん張りが効かないけど、5着狙いなら調教は馬なりでも着は入れると考える厩舎もあるから、「どこまで勝ちに来て(仕上げて)いるか?」を予想するのも予想の範囲なのである。

さて、先ず、今年から賞金が大きく変わるレースが天皇賞、JC、有馬記念であることはあまり知られていない。

天皇賞 優勝賞金 15000万円→20000万円
ジャパンカップ 優勝賞金 30000万円→40000万円
有馬記念 優勝賞金 30000万円→40000万円

天皇賞は重賞だから10着まで賞金が出るので、10着でも2%の400万円と出走手当などが100万円で500万円貰えちゃう。ジャパンカップは10着でも800万円賞金が出ちゃう。外国の馬なんか招待されて全部タダで日本観光まで出来て10着に入れば800万円ならフランスの下手なG2よりも賞金が良いから勝てる気が全く無くても来てしまう陣営はいる。。話が逸れた。。

さて、今年の天皇賞は、ダービー2着のイクイノックス、4着のダノンベルーガ、皐月賞優勝のジオグリフが出走している。
 ダービー3着のアスクビクターモアが先週菊花賞に出てきっちり勝ったことによって3歳馬の人気は当然に高まるだろう。
 しかし、菊花賞は3歳馬限定戦だから、いくらアスクビクターモアが勝ったからといって、今年のダービーのレベルが高かったとはまだまだ言い切れない。3歳限定の菊花賞と違って天皇賞は歴戦の古馬相手になるので世代の力の比較が難しく、そこが面白いわけだ。今年のダービー馬ドウデュースは凱旋門賞へ出走したが、36馬身差の19着に敗けている。勝った牝馬のアルピニスタはドウデュースより1.5キロ重い58キロを背負って勝ったのにである。3歳世代が4歳、5歳、6歳世代よりも強いのかどうか?は慎重に見定めるべきである。

皐月賞・ダービーで2着したイクイノックスは斤量も古馬より2キロ軽いので普通ならこの天皇賞は良い勝負すると考えられるだろう(2キロの斤量差は大体4メートル違うと言われている)。皐月賞馬ジオグリフも天皇賞に出走する。しかそこの両馬共に木村哲也厩舎所属であるため、そもそも「2頭出し」は1頭勝ったらもう一頭は負けるわけだから「出走する馬の関係者は優勝(1着)を目指さなければならない」というルールに反している。(まあ、でも競馬が成り立たなくなるからここでは敢えて追及しないが)。

ここは木村調教師の考えている青写真を読むこと、それも、予想の重要な要素の一つとも考えている。

馬主の意向も重要だが、私がイクイノックスの馬主だったら、11/27に「今年から優勝賞金4億円」となるジャパンカップがあるため、定量(3歳55kg、4歳以上57kg)の利(4メートルのハンデ)を活かして天皇賞をたたき台にしてJCを勝ちたいという気持ちになるかもしれない。だから天皇賞でイクイノックスを目一杯仕上げないで、80パーセントぐらいの仕上げで、ピークを11/27に持って行くように仕上げて行く事を厩舎に支持する。それで2着でも16000万円の賞金を手にするから。
 能力は分からないけどダノンベルーガの馬主、野田氏にも多少そういう気持ちがあるかもしれない。今年の凱旋門賞を勝ったアルピニスタも予備登録していてJCで、アルピニスタに勝てば世界的名声が得られるのもある。(今のところ確定しているのはシムカミル3歳のみで、パイルドライヴァー(回避決定10/27)、スウィートレディーが参戦に前向きという感じ。多分アルピニスタは4億円でも地球の反対側までは来ない。)

しかし、ジオグリフに関してはダービーで1秒負けている事実からJCの2400mには距離不安があるため、ジャパンカップよりも12月の優勝賞金2億5000万円の「香港カップ2000m芝」を目指す可能性も高いと見ている。この場合もやはり、この天皇賞では馬を目一杯仕上げるかどうかは怪しいと思う。目一杯仕上げて、仮に天皇賞3着とかになって、そのあと香港に向かおうとしても6週間後には馬の調子は下降線になってしまう。だとしたら、80%の仕上げで5着とか4着になれるなら、香港に向けて目一杯仕上げて勝負したいと陣営なら考えるだろう(香港カップは今年賞金を総額3400万香港ドル、円安で約6億円!? に増額したらしい。。このあたりどこ馬がどこで本気出すのか非常に複雑である。調教師とか騎手は絶対言わないからね。ルールはどのレースも全力で優勝目指す、わけだから。)。
ジオグリフも選出されたけど、登録料は賞金総額の1パーセント取られるみたい。600万円ぐらいか。それは遠征費とか滞在費に充てられるから安いんだけど。

さて、ジオグリフはG1を勝ったために、香港カップ2000mに選出された(招待された)が、ダノンベルーガやイクイノックスは招待されていない。この後の確たる進路は無いのだ。


ちなみに香港国際競走に日本馬11頭が選出されたことが22日発表されて、ジャンダルム(牡7歳)はすでに招待を受諾した。他の10頭はまだ受諾しておらず、出否未定。
選出馬は以下。

 ▽香港カップ ジオグリフ、ジャックドール、ダノンザキッド、パンサラッサ

 ▽香港スプリント ジャンダルム、ナランフレグ

 ▽香港マイル ダノンスコーピオン、ソングライン

 ▽香港ヴァーズ グローリーヴェイズ、シャフリヤール、ステイフーリッシュ

(つづく)最終予想は木曜日に掲載!





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最終更新日  2022.10.28 17:44:54
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