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カテゴリ:スポーツ
特に日本ダービーを頂点とするクラシック6競争は、馬主、厩舎、生産者、騎手、種牡馬、その他の競馬サークル関係者にとって正に念願の絶対目標であろう。
例えば馬主の、サンライズの冠名の松岡隆雄氏でさえも、サンライズーーーという馬を聞いた事のないファンはいないだろうけど、クラシックは取っていない。 サトノーーーで有名な里見治氏でさえ、最近ようやくサトノダイヤモンドで菊花賞だけクラシックを取れた。それだけ難しい。 父子で皐月賞を制覇した組み合わせはこれまで11組あるが、今回可能性があるのはコスモキュランダ・父アルアイン と、メイショウタバル・父ゴールド シップ、だけである。父子制覇だけでもロマンであり、この2頭には単純に頑張って欲しい! また皐月賞は力の差がはっきりしており、割と波乱の少ないレースであるから、前走3着以下だった馬は優勝候補から外す。 朝日杯2着のエコロヴァルツは前走5着であり武豊でも外す。シリウスコルトも駄目。何故3着以下は外すかというと2着までは闘争心があって2着しているが、3着は気持ちも萎えて身体もへたばって3着になったからである。そうではないかもしれないが、どこかで線引きしないと予想にならない。 優勝が狙えるのは、朝日杯優勝のジャンタルマンタル、共同通信杯でジャンタルマンタルを負かしたジャスティンミラノ、ホープフルステークス勝ちレガレイラ、2着のシンエンペラー、ディープ記念を勝ったコスモキュランダ、この辺りまでではないか。 ビザンチンドリームは重賞勝ちとはいえウォーターリヒトにハナ差勝ちでは力不足だろう。メイショウタバルはレースのレベルがやや疑問。 ところで、絶妙な好騎乗でディープ記念弥生賞をコスモキュランダで制したデムーロ騎手は、皐月賞はコスモキュランダに乗らず、サンライズアースに乗るようだ。あれだけ長い脚を使ったコスモキュランダの強さはデムーロなら理解し尽くしているはずなのに、サンライズアースを手放さないでコスモキュランダを手放すということは、皐月賞は分からないけどダービーはサンライズアースが勝つ可能性を感じているからに違いない。 冒頭で日本ダービーを頂点とするとわざわざ書いたのは全ての競馬関係者はダービーを勝つために何をするべきかを考えているということだ。 サンライズアースはすみれSでは542キロの馬体重があり、もしも皐月賞で530キロ程度に、ダービーでは525キロ程度に絞れて来ればあのスタミナから考えてダービーでは好勝負になるとデムーロも見込んだのだろう。 そんなわけでデムーロが降りたコスモキュランダには世界一の騎手モレイラが乗ることになったため、かえって皐月賞ではコスモキュランダのチャンスが広がった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.11 22:29:09
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