利尻・礼文バス旅行16
このトレッキングコース、森林浴を楽しみながら、ゆったりと歩くといった、緩やかなコースと思っていたが、とんでもない間違い。コースの途中で、何度か沢に降りるのだが、その上り下りは、きわめて急峻、山登りと変わらぬ厳しさだった。本来、このコースを選択されなかった3名の参加者は、バスのトラブルでやむなく歩いたのだが、間違いなく厳しかったのではないか。なにせ、その方々の装備からして、町歩きの靴や衣服だったのだから。しかも、野営場までの到着時刻は、礼文島行きのフェリーの出発時刻に間に合わせるために、ほとんど余裕がない。バスのトラブルとサブリーダーの時間ロスが重なって、遊びのない窮屈な山中行進となってしまった。それでも、何とか、甘露泉水まで到着し、登山組と合流できたときは、皆さん、ホッとした顔つきでした。ご苦労様でした。