人型ロボット 11・10
チャイナがヒト型ロボットを大量生産して、世界を席巻するんだとか…。記事 中国 人型ロボットを大量生産する計画を公表 参照あの国は、やっぱり破綻しますね。このロボット大量生産計画って、何をねらっているのでしょうか? 記事の中にも出ていますが、スマホに代わる破壊的に魅力的な商品の創出ということでしょうか? そうだとしましたら、完全に、アウトでしょうね。まちがいなく…。チャイナは、これまで、かなりの長い期間にわたって、経済成長を遂げてきましたが、これは、圧倒的にスマホが寄与しているとみるべきでしょう。電動車も、ほんの一部は、そうなのですが…。しかしながら、スマホはすでに成熟商品と化していまして、電動車も、はやばやと、そうなりつつあります。つまりは、あの国では、経済の成長をけん引する強力な商品がなくなっているのです。住宅の供給はあの通りだし…。低成長あるいはゼロ成長への移行は避けられない経済環境にあるのです。この状況を打開する旗手として、”ヒト型ロボット”に期待しているようなのですが、とんだ的はずれと云わねばなりません。あんな商品をつくったとして、だれが買うのですか? 倉庫業者とかのヒトで、人手の足りない一部の業種に限られるでしょう。”家庭で使うだろう”って? なんのために? だれが? どれほどの必要度で? スマホの代替商品になんかなりっこなしです。人型ロボットの山積みの”墓場”がチャイナの全国に出現するだけでしょう。その結末は、チャイナ経済の大破綻です。あの”一帯一路”の政策が先行する好事例でしょう。シルクロードの昔には、西と東の距離的空間を経て、それぞれの商品に相応の価値が生じて、あの交易路が形成されたのでしたが、現在では、そんな経済要件はどこにもありません。チャイナからの一方的な商品の洪水のための経路をつくりだすだけでしょう。経済基盤建設への投資に応じた周辺国は、それを借款でおこなうならばなおのこと、債務の罠に嵌り込み苦しむに違いないのです。もちろん、チャイナ自体も、財政破綻への幹線を敷いただけでした。チャイナは、さまざまな技術の革新を進めていると報じられていますが、それらは、いずれも、経済合理性あるいは市場性の原則にもとづいた取り組みではないのでして、どれもこれも、経済破綻の”種”でしかないのです。独裁体制だから、経済を勝手気ままに動かせるなんて、オロカな夢を描いているに過ぎません。ヒト型ロボットの大量生産なんて、”愚の骨頂”でしかないのです。バカバカしい…。