屈斜路カルデラ外輪山トレイル 10・4
晴れ渡った日曜日、屈斜路カルデラ外輪山トレイル トレッキング モニターツアーに参加して歩いてきた…。主催は美幌地区三町広域観光協議会。大空町藻琴山銀嶺水地点から頂上を経て美幌峠方面の古梅ダム上流林道までの7kmのコースだ。参加者募集がかかった時には、さほど難しくはないとタカをくくっていたのでしたがさにあらずで…。上の写真は藻琴山頂上から屈斜路湖中島を望んだもの…。藻琴山頂上直下の広場から少し下った地点に新たなコースが拓かれていました。ここはいまだ正式には公開されておらずに許可を得たものだけが利用できる林道です。この日の目的はあくまでモニターにあります。一般利用に際しての問題点の洗いだしといえましょうか…。歩いてみると大半が下り坂なのだが、思いのほか歩きにくいし、そもそも下肢部が特につかれる。その理由は、上の写真にも表れているのですが、クマザサを刈ってつくられた道という事実に求められます。コースは藻琴山を反時計回りにめぐらせていて、その途中にはかなり斜面のきつい場所があります。そこでは人力の草払い機でクマザサを倒しています。そのため茎が地表に折り重なったまま放置されていて、うかつに踏むと谷方向へずり落ちてしまう。そうならないような足の配りと力のかけ方が求められるのです。疲れますね…。そんな難所がかなりの長さにわたっていましたので、歩行距離の短い割には足には疲労感が半端なく残っておりました。もっとも、全体の2分の1ほどの地点からは、機械による刈り取りがなされていて、そこでは茎はチップ状に細断されていて歩きやすく助かりましたですね。全体的には、秋晴れの下でのトレッキングは深まる紅葉にかこまれ気分も景色も最高でした。いずれ、さらに整備がすすめられて、一般公開の運びとなるのですが、ここは道東の人気スポットの一つになることでしょう。まちがいなく…。大過なく歩き終えて、若干のコメントを提出しておきましたが、それが良きコースづくりの一助になれば幸いです…。