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元気が出る話

2017.04.30
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カテゴリ:元気が出る話
すっかりこちらのブログはご無沙汰しておりましたが、今回は気まぐれにどうでもいい話を書いてみることにします。

 横浜中華街で所用をすませ、帰りの電車に揺られておりました。
 私の隣に座った4~5歳くらいの女の子の足癖がとても悪く、ガンガン私のふくらはぎを蹴っ飛ばしてたんですね。

 楽しそうなのはわかるんですが、私はそこまで楽しくなかったので、次蹴ってきたらヤメロと言おうと思ったんですよ。

 でもおばあさんに先を越されました。

「もぉ~この子ったら。ダメでしょ。本当にすいませんねえ~」

 おばあさんから低姿勢で謝られたら、もう喜んで許すしかないじゃないですか。

「あ~小さいですからね。しかたないですよ」

 そう返すと、女の子はしゅんとしてしまいました。
 おばあさんに叱られるのは慣れていても、他人に何か言われると、ちびっ子心にグサリとくるのかもしれません(こちらは叱ったわけではないですけどね)。

 おばあさんと女の子は小声でおとなしくおしゃべりを始めました。
 ほどなくして、会話に混じってとても不愉快な音が聞こえてきました。

 キュッ、キュッ、キュキュキューーー、ギュギューー!

 そっと視線を移すと、おばあさんと孫娘が楽しそうに小声でおしゃべりしながら、大きな風船細工をいじくりまわしていたのです。

 誰にでも生理的に受け付けない不愉快な音というものがあると思いますが、私がどうにも我慢ならない音のひとつがコレでした。
 ガラス戸や黒板を爪でキーキーやられても全然平気なのですが、これだけは頭を掻きむしりながら地面をのたうち回りたくなるレベルの騒音です。

 この音責めはしばらく続きました。

「あはは、このハートはどうやっても取れないんだねえ」

 おばあさんが、風船細工のハートをわしづかみにしてねじりました。

 ギュギューー!キュキュキュー

 もうここまでくると拷問以外の何物でもございません。
 しかもこういうときにかぎってヘッドフォンを家に忘れてくるという……。
 これはもう、両手で耳をふさぐしかありません。

 前かがみになりながら、耳をふさいでもあの不愉快な音は鳴り続けます。
 隣の車両に逃げることも考えましたが、残念ながら隣の車両は座席が埋まっていました。

 ヤメローーー気が狂いそうになる!!

 おばあさん相手に苦情を申し立てるのは気が引けましたが、もう我慢も限界でした。
 両耳に指を突っ込んだまま、おばあさんに向って言いました。

「その風船のキュッキュという音、私生理的にダメなんですよ。電車の中では、どうかやめていただけませんか?」

 すると、おばあさんは風船のハートをわしづかみしながらニッコリと微笑みました。

「あ、次で降りますから。でも、すみませんでしたねえ~」

 とその言葉どおり、おばあさんと孫娘は次の駅で仲良く降りていきました。
 同時にあの拷問からは解放されましたが、このたった十数分で一日分のパワーを消耗してしまいました。


 あれはおばあさんの私に対する無言の仕返しだったのでしょうか。
 謝るそぶりを見せながらも、やることはしっかりやって去っていく高レベルなスキルを私も身につけたいものです。






最終更新日  2017.05.01 16:35:22
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2015.11.15
カテゴリ:元気が出る話
 フランスのパリで起こった悲惨なテロ事件。
 犠牲者の方には心よりお悔やみを申し上げます。

 そしてそのすぐ後にオバマ大統領が声明を出したり、Amazon や Facebook のページをフランス国旗のトリコロールで彩ることによって、今回の事件に対する同情や哀悼の意を伝えようとしています。

 今晩、スカイツリーまでトリコロールにライトアップされましたが、本当にこれでいいのか?????と疑問符をいくつも頭に並べた人はきっと私だけではないでしょう。

 罪のない人々が犠牲になったことは痛ましいことですし、テロ行為は決して許されることではありません。
 しかし、今回のように、右にならえの習慣でこぞって追悼ムードに乗っかってしまうことは火に油を注ぐことにもなりかねないことに気をつけたいものです。

 もともと好戦的な国家の人間であれば、今後何らかの報復が待ち受けていることを織り込んで発言する勇気も持てるでしょう。

 今生きている日本人の多くは、平和な状態がごくあたりまえに続くものと信じてしまいがちな時代に生まれましたが、歴史を振り返ってみれば、ずっと平和だったわけではありませんね。

 日本が第二次世界大戦の圧倒的不利な戦況のなかからまさかの無血終戦(敗戦)をはたし、あれだけ暴れまくったにもかかわらず植民地化を免れたのは奇跡に近いことです。
 ですから、戦後平和な状態が70年も続いているという恩恵はとてつもなく大きなものなのです。

 そして、ヘタレ外交と揶揄されることの多い日本の外交も、他国の顔色をあれこれうかがいながら、そして傍目には優柔不断に見えるような態度を見せつつ、できるだけ無難に乗り切ってこられたことに私たちはむしろ感謝するべきなのかもしれません。

 なぜなら、何かの決断をするということは、その対価を払わされることになるからです。
 最近の事例では、集団的自衛権行使の容認が可決されたことですね。
 あれだけの反対があったのは、払わされる対価の高さが普段政治に無関心な人たちにも容易に想像できたからです。

 戦争は怖い、戦争はイヤだと言いながら、デモしまくっていた人も思ったより多かったですね。

 戦争のない世の中を作りたい。それは誰もが願うことです。
 恐らくテロリスト軍団も、自分達の勝手な正義をふりかざしてこの混沌とした世界をきれいさっぱりリセットしてから、彼らが考える平和な世界を作りたいと考えていることでしょう(かつての某カルト団体のテロと同様の論理で)。

 物事は両方の側面で見て考える必要があります。
 どちらか一方の肩を持てば、他方はまちがいなく敵意を募らせることになります。
 
 あなたがパリの人達を応援したい一心で自分のアイコンをトリコロールにしたとしましょう。
 テロリスト軍団の弱体化や殲滅を願う側からしてみれば、それはごく自然な行為であり、言語こそ違っても、フランスや近隣国の方々は多くの勇気をもらうことになるでしょう。

 哀悼の意を伝えたい、応援したいという気持ちを持ったりすることは個人の自由です。
 しかし、あなたの顔写真をフランス国旗のトリコロールにした瞬間から、あなたが背負うものは大きなものになります。


 テロリスト側はほぼ間違いなくこう思うでしょうから。
 「やっぱりお前は俺たちの敵だった」と。

 日本語は読めなくても、あなたがどちらの肩を持っているのかが一目でわかってしまいます。
 顔も名前も個人情報も先方に把握された状態で。
 それだけでなく、日本国民の主張の一つとしてカウントされることにもなります。


 もともとは戦争、ダメ、絶対ダメ、と言っていた人がよかれと思って行動したにもかかわらず、受け取る側によっては戦意のあらわれと解釈されることもあるということです。


 ネットはリアルタイムで情報が発信されますので、センシティブな話題に参加される際はどうぞお気をつけください。



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最終更新日  2015.11.17 12:31:27
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2015.10.15
カテゴリ:元気が出る話
 日が短くなってきましたね。
 19時をまわるともう真っ暗でございます。

 人がいないことをいいことに、歌を口ずさみながらルンルン気分(死語)で夜道を歩いていたのですが、信号にさしかかったところで肩を小突かれました。


「オープンしま~ス。きてクダサイ。」


 暗闇に同化していてすぐには気づかなかったのですが、インド人らしい青年が4色刷りのカレー屋のチラシを渡してきました。
 彼がどこの国の人だろうと全然かまわないのですが、素朴な疑問がわきあがってきましたね。

 なんでこんなさびれた場所でチラシ配ってんの?


 このカレー青年つながりで、『マッチ売りの少女』を思い出したのでご紹介します。
 『マッチ売りの少女』はみなさんご存じのアンデルセン童話の名作の一つですね。



 マッチ売りの少女 [WikiPedia]
 (あらすじそのまんま書いてあるよ……これじゃ絵本いらないね)


 幼少の頃から『人魚姫』と並んで苦手だった作品がこの『マッチ売りの少女』でした。
 悲しいおとぎ話ときいてパッと思い浮かぶのがこの二作品という方も多いと思いますが、不条理、自己犠牲、素直に幸せとはいえないエンディング、この三点セットはチビッコには重すぎますね。
 
 そしてこの二作品に共通するコンセプトは、『こんなに頑張っているのにぜっんぜん報われないかわいそうな私を見て!』だと思い込んでいました。

 ところが先日のプライベートな集まりで盛り上がった『マッチ売りの少女』の働き方は、使えないアルバイトの典型だそうで。

 その理由はこうです。

 需要のないところに商売はなりたちません。
 人びとは町を行き交っていましたが、火がなくて困ってる人はいなかったため、マッチは売れなかったのです。
 何時間、何日頑張っても売上ノルマをこなせなくて当然です。
 しかも、最終的に少女はヤケを起こして売り物のマッチを燃やし、現実逃避を試みるというドロボー行為におよびます。

 おとぎ話ですから、不幸な少女が見たつかの間の幸せの演出には成功したでしょうが、現実的に考えてこの商売のしかたは完全にアウトです。

 ニーズの見極めをミスったのが一番の問題と指摘したうえで、その彼はつづけました。

「売り子と商品のマッチングも大切だよな。『キャンデー売りの少女』だったら子供も買うからマッチよりは売れたかもしれないし、『ローソク売りの熟女』や『線香売りの老婆』なんかもそれなりに需要はあるかもしれない。

 熟女はターゲットがかなり限定されそうですが、『線香売りの老婆』なら、線香の束を持って集合墓地をウロウロしていれば商売になる可能性はグンと高まるでしょう。

 需要と売り込みかたを研究して普通に生活できてしまったら、悲劇の名作が誕生することはありませんが、よりよい生活を望みながらも、現状を変えようとしない人たちには教訓になるおとぎ話と考えることもできますね。


 例のカレー青年は駅前や大学の近くなどでチラシを配った方がより多くの見込み客を集められたかもしれません。
 近くに駅があることを教えてあげなかったことが悔やまれます。




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最終更新日  2015.10.15 14:40:40
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2015.10.05
カテゴリ:元気が出る話
 仕事でストレスがたまってくると神経質になる方は多いのではないかと思います。
 愚痴や不満が止まらなくなったり、ヒステリーを起こしたり、泣き出したり、思いきり無口になったりと、症状の出かたも人さまざまですね。

 私の場合は、ストレスがたまってくると無口になりますが、さらに症状が進行すると困った状態になります。

 爆笑がとまらなくなるんです。

 とめようとすればするほど笑いがエスカレートするため、いったんスイッチが入ってしまったら、ほとぼりが冷めるまでやり過ごすしかないですね。
 一人のときは思う存分笑い転げますが、さすがにそれは職場では許されません。
 仕方なく、顔をクチャクチャにしながら声を立てずに笑っています。

 先日の取引先との電話では、相手が二十代とわかったとたん、昭和時代のアイドル斎藤清六の『村の時間』の時間~♪を知らない世代だろうなあと思ったが最後、受話器を下ろす直前まで「バイなら!」と言いたい衝動に耐えながら笑いを押し殺すのに必死でしたよ。


(コサキンめちゃ若いな……)

 こんな最低レベルのお笑いスイッチが心のいたるところに張り巡らされるわけです。
 そりゃあもう辛いです。


 こんな調子でストレスをためまくり、やっと迎えた週末。
 目的地に向かって電車に揺られていたところ、思い出し笑いで爆笑が止まらなくなったんですよ。
 乗客の刺すような視線がこちらに注がれていたので、慌てて下車しましたね。


 思い出し笑いの内容はこんな感じです。


 外資系のオフィスで働いていた頃のことです。
 朝夕の二回、清掃スタッフがデスクまで掃除にくるほど清潔なオフィスでしたが、自席での飲食は禁止だったために、コーヒーを飲みたければ休憩室まで行かなければなりませんでした。

 窓際の休憩室の隅にはずらりと自動販売機が並び、喫煙もできるようになっていた割にはいつもガランとしていて、よくおさぼり息抜きをしていました。

 その日も砂糖抜きのカフェオレを飲みながら、ボーーッと外の景色を眺めていたところ、パリッとスーツを着こなした男性の若手社員が自動販売機コーナーにやってきました。

 ガコン、と自動販売機の受け取り口に缶が落ちる音がしました。
 ほう、缶ドリンク派ですか、と背中越しに思った矢先のことでした。


「ズッ、ズルズル~。」


 日本人が熱い飲み物を音を立ててすするのを嫌がる外国人は多いのですが、休憩所に居合わせた外国人スタッフもギョッとしていましたね。


「ズボッ、ズボッ、ズビョボボボボボボ~!


 その男性社員はさらにきったない音を立てつづけました。
 そのあまりの激しさに、どんなヤツがドリンクを啜っているのか気になり席を見やると、羞恥心に頬を紅潮させた彼がものすごい形相で缶の中身をバキュームしていたのです。

 それは缶をふるとゲル状に固まるコーヒーゼリードリンクでした。
 缶をふり過ぎてしまったのでしょう。

 まさに、缶の中で完全に固形化したコーヒーゼリーを小さな飲み口から必死に吸い出しているの図でございました。

 彼は職場でコーヒーゼリードリンクを買ったことを後悔したでしょうが、あの轟音を他の社員にも聞かれ、ニヤニヤ笑い顔の私とも目が合ってしまい、時すでに遅しでしたね。
 ふると固まるタイプのドリンクは食感が楽しいですが、ふり過ぎると出てこなくなるという商品設計はいかがなものでしょうか。


 こんな十ウン年前の話を混みあった電車の中で思い出させるなんて、神様は相当のイタヅラ好きですね。
 

 いまでもこういった固まるタイプのドリンクをたまに見かけたりしますが、今日も日本のどこかで購入者を困らせているんでしょうな……。




 ペース配分がもうちょっと容易な仕事をしたいと思う今日この頃でございます。



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最終更新日  2015.10.06 13:23:08
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2015.05.27
カテゴリ:元気が出る話
 今朝、またやたらと具体性のある夢を見ましたのでご紹介します。
 当然フィクションでございます。

 鼻でせせら笑いながら、かるーい気持ちでご覧いただければと思います。

 時は 2138年。今から 123 年後の未来のおはなしです(偶然にも並びのよい数字)。
 ホログラフ化された自宅参加型のセミナーで、生身の講師を目の前に話しているような状況でした。

 セミナーは過去の人間向けに現代(私たちからとってみれば未来)の技術について概要を紹介するのが目的でした。
 これから数十年の間に工業用チップの開発がすすみ、数多くの電子機器の置き換えが行われるらしいですが、その後人体用マイクロバイオチップ(以降バイオチップ)の実用化がすすめられたことにより、人々の暮らしぶりも変わりました。

 たとえば、次のようなものがあります。

・映像表現はホログラフィ(空間への3D投影技術)またはバイオチップ(体内埋め込み式超小型機器)によって行われ、商用映像は通信衛星によりリアルタイムで配信され、人間のアクションに応じて内容が変化するインタラクティブ映像技術が採用されている。

・やれば必ず達成感を得られる教育現場の実現。実験を伴わない机上教育はすべて自宅学習でまかなえるようになった。
 指導能力に長けた教育者が製作した豊富なレベルに対応した教育プログラムを視聴しながら問題を解き、質問もその教育者に直接投げることができる。
 時間さえ許せば生徒は何度でも繰り返し視聴でき、レベル変更も先方で自動的に行われるので、がんばっているのに理解できないというハードルの高さを感じにくくなってきている。
 今あるような教室型の教育現場の大部分が消滅したことにより、教師と呼ばれる人員の大量リストラが問題になった時期もあった。
 しかし同時に、教師の中から生徒の学習能力を効率よく高める教育者の輩出をうながすことにもつながった。

・人工角膜、人工内耳、人工声帯などの機能性の問題が、バイオチップまたはクローン技術により解決。
 メガネや補聴器を使わず、一定レベルの視力・聴力が保てるので老化による衰えを感じにくくなった(老化については後述)。
 一般向けには、低価格なバイオチップの導入により、人間の意思に反応して神経や筋肉の動きを補正するようになり、見える、聞こえる、話せるようになった。
 声帯に関しては、失っても喉の動きに応じてプログラム化された音声を出すことができ、子供の声、女性の声、男性の声など、お好みの声音を登録して使うことができる。

・富裕層向けには、自分の遺伝子から臓器をクローン化したものを移植しなおすことにより、これを解消。
 先天的に臓器に問題がある人の場合は、遺伝子ドナーから自分に適合性のある遺伝子を提供してもらうことによって臓器クローン化を実現(受領した遺伝子は一回で使い切るという規制があるが、遺伝子を複製したものが流用されるというトラブルも発生しており、複製防止プログラムや、複製失敗率を高める意図的な遺伝子劣化技術の導入も始まっている)。

・老化をつかさどる遺伝子情報が特定され、人為的に老化タイマーを止めることに成功。
 乳幼児や子供の状態で止めてしまうこともできるが、労働力の確保と人生の選択肢を広げるという意味で、成人してある程度経ってからでないとこの技術を利用できないようになっている。
 不老という考え方が人間の思考パターンにプラスされたことにより、一生というサイクルの考え方が適合しなくなってきている(その中であえて老化を選ぶ人たちが意外と多いのも特徴)。


マイクロバイオチップについて


 今あるような動物の個体識別に使われているマイクロチップが進化したもので、サイズは小指の爪の先くらいです。
 注射器を用いて埋め込む方法が主流でしたが、最近では絆創膏タイプになっていて、ピップエレキバンのように粘着テープで一定時間固定しておくと、皮膚組織を一部溶かして遺伝子情報を読みとりながら体内に固定されますが痛みを伴いません。

 場所は後頭部の首の付け根あたりが一般的です。

 初期段階では、囚人の行動情報を確認をするためにバイオチップが導入されました。
 これによって監視の目が届きやすくなっただけでなく、出所後の再犯防止につながり、再犯時の検挙率の増加にも貢献することになりました。

 その後、病院内の重篤な患者の体調を自動管理する目的で、本人の同意を得て同チップが試験的に導入されました。
 その結果、急患が出たときにスムーズに処置ができるようになっただけでなく、安定時には回診の必要すらなくなりました。
 患者ありきの現場が実現したことにより、治療のタイミングや投薬記録、処方薬の組み合わせもプログラムで自動管理できるようになっています。
 一定数以上の医師や看護師を常駐させる必要もなくなったことにより、多くの医療従事者が現場から退くことになりました。

 これらの成功事例をもとに、個人をバイオチップで管理する流れが強調されはじめました。
 有用性としては、個人情報の管理、納税の徹底、教育・人生の選択プログラムの提供です。

 これにより、出生情報、家族関係、学歴、賞罰、基本性格、身体能力などからある程度のプロフィールが導き出されます。
 進学や就職の際にもエントリシートや履歴書を書く必要が一切なくなり、個人が就職プログラムにアクセスして、希望の職種を選ぶと、適性が瞬時に判断され、就職先がほぼ一発で決まるようになりました。

 希望の職種にいま一歩及ばない場合は、職業支援プログラムを受けることによって、最終的に適性の有無を本人が自分で判断するように促します。

 企業や組織に適合しにくい人に関しては、プログラマブル情動デバイスというものが支給されます。
 これは、時には人だったり、動物だったり、コンピュータだったりしますが、不自然さが出ないように、偶然を装うかたちで目の前にその姿を現します。
 たとえば、道端で人にぶつかったり、子猫や子犬を拾うことになったりといった、ほぼ日常的な偶然です。

 彼らに接することでその人の抱えている問題や可能性を分析し、できるかぎり満足のいく人生の選択肢を提供しようという試みで、これが導入されてから職が見つからないという不安から解放されました。

 また、人生のパートナー選びにも同様のマッチングプログラムが使えるようになっているので、結婚したくてもできない人や、不慮の孤独死を恐れる人が大幅に減りました。

 とまあ、人が普段不安に思うようなことは解消される傾向にあるというのがウリのようですが、同時に以下のような課題も残っているとのことです。

・選択肢を提供するのが目的とはいえ、よりリアルな疑似体験を可能にしたり、人の思考を誘導したりすることには変わりがないため、外部介入による意志操作のモラルが問われることになった。

・バイオチップが導入されはじめた当初は、上記を問題視する動きが多分にあったが、他国で(国名は伏せられていた)バイオチップ導入義務化が進められたことにより、国民の学力と生活満足度がめざましく向上しただけでなく、機密情報や軍事情報の伝達スピードも圧倒的に速まったことから、国防の見地から日本のテクノロジー導入の遅れを問題視する動きが逆に強まり、日本国内でもバイオチップの導入に踏み切らざるを得なくなった。

・当初はバイオチップのIDを人間が開発したプログラムでシリアル番号を自動採番していたが、システムの誤動作が発生した際に番号が重複するトラブルがあり、それがもとで個人情報の一部が別の人に漏洩してしまった事例があった。
 シリアル番号の代わりに遺伝子IDを採用したことにより、当面の問題は解消した。しかし、同時にクローン技術が進んだことにより、クローン化された個体にも同じ遺伝子IDが振られてしまう問題を避けるために、各IDの末尾に識別ビットを付加した。
 たとえばこのビットが0の場合はオリジナル個体、1の場合はクローンであるというように識別できる。
 人権問題、倫理・宗教的問題の観点からクローン製作は臓器限定という縛りがあるが、子孫を残すという動物特有の意志に抗えない段階にきている。

・政府のバイオチップによるマスコントロールに反発する流れも出てきている。
 識別番号の管理逃れをすると、その人はシステム上この世に存在しないことになってしまうため、戸籍を持たず、社会保障も一切なく、一般的なサービスも受けられなくなるため、普通の店で買い物することも、国外に出ることもできなくなる。
 社会の統制が取れつつあるいっぽうで、不利益を被ってまで社会の流れに逆らう者たちはどの時代にも一定数存在するが、隙のある体制にしておくことで、政府が国民洗脳に走る危険性を国民みずからの手で守る逃げ道を用意しておくことも同時に必要だという説もある。


 こんな話を聞かされたあと、トイレに起きて二度寝して、あやうく遅刻しそうになりましたが、質問コーナーまで行けなかったのでいつか続きを見てみたくてうずうずしております。

 誤解なきよう最後にもう一度申し上げますが、上記は今朝見た夢の内容をつづっただけのものでございます。
 ただの駄文なんざんすよ。^_^;




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最終更新日  2015.05.28 14:43:27
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2015.04.04
カテゴリ:元気が出る話
 昨年末あたりに書いた記事のひとつが、ひそかな盛り上がりを見せております。
 でもこれ、鼻くその話題なんですよね。

鼻くそ好きだな

 みなさん鼻くそ好きなんだなあと思いましてね。

コトのいきさつ


 確かに、ノドから鼻くそが出てくるなんて、人前であまり話せない内容ではあります。
 特に、とてもお上品で清楚なイメージを守りたい私のような人間は、「鼻くそ、鼻クソ」と連呼することに対して強い抵抗を感じるわけですよ。



 でも後鼻漏持ちの運命として、うまくつきあっていくしかないので、いくら鼻くそ嫌いでも避けては通れないんですよね。
 少しでも例の記事で同志の心の傷が癒えれば幸いなのですが。

 とまあ、そんな鼻くその話をしながら挿し絵なんか描いてたんですよ。
 それで、どうせやるならということでクジにしてみました。

 『後鼻漏でお悩みのあなたに贈る鼻くそおみくじ』でございます。

 こちらのアイコンをクリックすると、おみくじを引けます。
 おみくじの結果別に画像が変わります。
 なにが出てくるかは引いてからのお楽しみ^^。

はなくそおみくじ

 ↑↑↑↑↑
 なにが出るかな?鼻くそおみくじにチャレンジ!

 MS ペイント + マウスで描いたものなので低品質です。

 本当に欲しがる人がいるかどうかは不明ですが、おみくじの結果画像はマウスの右クリックでお持ち帰りできます。
 画像はフリー素材としてもご利用いただけます。
 その他の利用条件はリンク先ページの説明をみてね。


花粉アレルギーはホントにつらいよ


 ツラ~い花粉の季節、後鼻漏+花粉症持ちのみなさまいかがお過ごしでしょうか。
 私はマスクとこちらの花粉対策サングラスで完全防備してはいますが、みごとに花粉の強烈パンチをくらっており、ティッシュ箱片手に過ごしております。

スカッシーサングラス




 もう少しでだいぶ楽に過ごせるようになっていくと思いますので、元気に乗り切りましょう!……といいながら真っ赤な目をこすっております。

 でも目はこすっちゃダメ!

今年のお花見コーナー


 昨年は桜の接写画像を一枚ご紹介しましたが、今年は枚数をちょっとだけ増やしてみました。
 桜の木の下を歩いていると、このまま一日サボりたいなあなんて思ってしまうんですよな~。
 花の時期が長かったらソラ恐ろしいことになりそうです。

tn桜1 tn桜2 tn桜のじゅうたん tn桜とみどり tn花ニラ


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最終更新日  2016.02.08 22:36:29
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2015.02.23
カテゴリ:元気が出る話
 つい最近、新作映画プロモーションのために来日し、そのあとすぐプライベート・アイランドで結婚式を挙げたジョニー・デップ。
 その昔、シャネルの香水の CM でレオタード姿でカゴの鳥を演じていた頃のバネッサ・パラディはまるで天使のような可愛らしさでしたね。
 すきっ歯前歯もご愛嬌というやつで。

 嗚呼、わたしたちの青春の一枚が 90円に……。


 その彼女を射止めたジョニー・デップってすげえなと思っていたので、彼女と破局して、若き美人女優アンバー・ハードと今回の結婚に至ったことに一回がっかりしていたんですよ(他人事ながら)。



 しかも、今回の来日中の記者会見をドタキャンし、日を改めて行われた記者会見にも遅刻。
 その言いぐさがナントかモンスターと格闘してたとか何とか。
 間をあけずに二回目のがっかりでございます。
 いやー歳を重ねるごとに残念度が確実にアップしているなと思いましたね。

 でも彼は人生の勝ち組ですから、それでいいんです。
 人から何と言われようが、痛くもかゆくもないでしょうから。

 誤解なきように申し上げますが、役者としてのジョニー・デップはよいと思います。
 彼が出演した作品はいくつも観ておりますし、劇場まで足を運ぶこともあります。




 で、本題に移りますが、そのジョニーが夢の中に出てきたんですよ。
 役所広司と一緒に。

 とある川の橋にヤバいものが仕掛けられたとか何とかで、どういうわけか私がその処理班をやらされるハメになっていました。
 腰に太い命綱をつけて、赤い鉄橋を渡っていくと、橋の中央に深い切れ目が入っていたんですよ。

「これですかね。あっ、何か書いてある」

 その切れ目の上のところに、エンボス加工の日本語が見えました。

『天然アロマ』

 ヤバいものの正体が天然アロマなんて拍子抜けもいいところです。
 下の方から役所広司の叫び声がします。

「何って書いてあるのか読んでー!」
「て・ん・ね・ん・あ・ろ・ま・って書いてありますーーーー!」
「何じゃいそらーーーー!!」
「わかりませーーーん!危険物じゃないみたいなんでこのまま撤収しますかーーーー?」

 その横で、ジョニーがブンブンと頭を左右に振っているのが見えました。


「まだダメだってーーーー!」


 ジョニーが撤収を認めないのはあの頭の動きでわかったのですが、役所広司が子分みたいな扱いになっているのに違和感を覚えましたね。
 そうこうしているちに、例の橋の切れ目から、得体のしれない半透明のクリーム色の液体がドローっと出てきました。
 たちまち、バラのような芳香が鼻腔をかすめました。

「なんかバラみたいなニオイがする液体がでてきました!どうしますかーーー?」


 チョロチョロと流れ出ていた液体の量がどんどん増え、いつのまにかドバドバになっていました。
 さすがにこれはまずいと思い、地上に戻ろうと橋を戻りはじめたのですが、スピードが速すぎて間に合いません。
 橋を覆いつくすほどの勢いで、溺れそうになったため、あわてて橋の上によじ登りました。
 そしてとび職人のように橋の上を忍者走りしながら地上に戻ったわけですよ。

 間一髪でした。

 広司もジョニーもとっとと逃げた模様です。
 天然アロマの液体にまみれ、むせかえるようなバラの香りのしみついた上着を脱いで絞りながらとぼとぼと歩いていると、前方からジョニーが手を振りながらやってきました。

 さっき逃げたことを詫びるくらいの罪悪感は持ち合わせているのかと、すこしは感心したのもつかの間でした。

「プッ」

 こちらのみじめな姿を見て吹き出しやがりましたね。
 もちろんここまですべて夢の話なので、フィクションでございますが。

 こんな夢を見させられた後ですから、新作映画を観にいくかどうか迷っております。



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最終更新日  2015.02.24 14:52:36
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2015.01.27
カテゴリ:元気が出る話
 「もやもやしてしまいました」という表現はネットでよく見かけますね。
 「もやもや」って何だよ、と最初は頭を傾げたものですが、だいたいはこのような状況を指すのでしょう。

 対人関係において、納得いかない対応をされたときに、即座に自分の立場を主張できなかった者が、相手に対し恨みめいた感情を抱え続け、悩み苦しむ状況。

もやもや

 今回はこのもやもやについてテキトーに語ってみます。
 モヤモヤ街道まっしぐらのあなたも、そうでないあなたも、気楽にご覧いただけたらと思います。

もやもやは必ず文章化できる


 わかりやすい「もやもや」の例はこんな感じでしょうか(フィクションです)。

長女の誕生日パーティに親友のA子ちゃんを招いていたのに、急用が入ったとかで前日ドタキャンされました。
パーティの日に第三者のB子ちゃん一家がA子ちゃん一家と一緒に遊園地に行ったと後で知り、もやもやしています。

 その「もやもや」というやつを文章にしてみましょう。

私の可愛い長女との先約を蹴ってまで、B子ちゃん一家との遊園地行きを決めたA子ちゃん一家。
ドタキャンの理由を具体的に説明してくれなかったために、長女のみならず、私までも A子ちゃん一家の考え方が人として信用できなくなってきています。

 すっきりしましたね。
 あともう一つ例を挙げます(こちらもフィクションです)。

終電が出た後で家に帰れなくなった同僚のC。
家の方向が同じなので、近くまで車で送ってあげたんです。
仕事柄、終電間近になることが多く、帰りに声かけしていたらCを送るのが日課になってしまい、最近では当然のように私が席を立つのを待っています。
降車時にありがとうとは言ってくれるのですが、何だかもやもやします。

 正直な気持ちとしては、だいたいこのような感じでしょう。

残業で家に帰れないCのために、私が善意で車を出したところ、いつの間にかそれが当たり前と勘違いしているC。
方向が同じだからモノはついでと割り切れる人なら気楽でしょうが、日が経つにつれ、自分はそんなにできた人間でないことがわかりました。
Cには乗せてもらう立場の人間として、人の善意というのをよーく理解してほしいし、少しは遠慮するとか、ちょっとした謝礼を出すとかいう態度を示すことによって、ムリしてでもこっちが送ってやりたくなるような気持ちにさせてほしいです。


 同じような経験をされていた方は、もやもやの正体がわかってすっきりではないでしょうか。
 でも、このもやもやの原因は自分にあるのです。

もやもやをなかなか解消できない理由


 「もやもや」で悩む人は、自分が悪者扱いされることや、嫌われることが怖いのではないでしょうか。
 だからはっきりと意思表示するべきところを「もやもや」でごまかす手段に走るのでしょう。
 善良なイメージの自分を守るために、外ヅラをよくしてごまかすこととでも申しましょうか。

 まあ、このようなことを面と向かってズバズバ言ってしまい、性格のキツい人とか、イヤミな人とか言われ続けてきた側の人間としては、人から嫌われる恐怖心というものも理解できるんですよ。

 でも、その場をあたりさわりなくやり過ごそうと思って、「全然気にしてないから」とか、「大丈夫だよ」とか大ウソこいたところで、自分の心は絶対にウソをつけないもんです。

 だって最初から納得いってないんだから。
 だから、あとでイヤーな感情だけがいつまでも残ってしまいます。

 そして、人から都合のよいように解釈されたり、納得のいかない対応を取られ続けて、新しい「もやもや」の種を増やしてしまうんです。

 さらに悪いことに、こちらが自分の気持ちを偽っていることは、意外と相手も見抜いているんですよ。
 それをわかっていながら、もやもやさせる言動を繰り返しているのです。
 結局、どちらのズル賢さも見え隠れしていて、それがお互いに何となく伝わってしまうので、よけい腹が立つのです。

 しかも、それを面と向かってハッキリと言い出せないという悪循環。
 こういったイライラを積もりに積もらせたあげく、最悪なタイミングで感情を爆発させてしまい、絶交なんてことにならないようにしたいものですね。

 この手の相談事は、自分の納得できないところをうまいこと代弁してくれる人が現れて、「あなたは決して間違っていない」という言葉を求めているにすぎないことが多いので、最近では「もやもやする」というフレーズを見た瞬間スルーしてしまうことが多いですけどね。

もやもやを解消する 5 つの方法


 以降は、今まで「もやもや」に悩まされてきた方への解消ステップとしてご覧いただければ幸いです。
 現実はそんなに簡単じゃないよ、とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、できるところを無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか。

1. もやもやしている状況にいったん浸ってみる

 もやもやグセがついてしまっている人は、あーなんだかもやもやしてきたと、その状況にしばらく浸ってみましょう。
 一晩寝たらすっきり消えているかもしれません。
 時間ももやもやを解消する重要なアイテムです。

2. 我慢の限界を知り、対応を考える

 人と話していると、価値観の違いにイラっとくることがあるでしょう。
 しかし、他人は完全にあなたと同じように考えることはまずありえないのです
 価値観の違いを押しつけられたら、イラっとしてくることはあたりまえです。 

 では、そのイライラはどの程度なら我慢できるでしょうか。

 相手がなかなかウンと言わないとき?
 同情を得られないとき?
 自分の意見に反論されたり、ツッコミを入れられたとき?
 努力もしないくせに、ギリギリでおいしいところを持って行かれたとき?
 ウソをつかれたとき?
 約束を破られたとき?
 裏切られたことに気づいたとき?
 金銭のやりとりでモメたとき?

 こういったことは誰でも限界がすぐにわかりますね。
 我慢の境界線を決めておき、その境界線を越えた時点でイヤなことははっきり伝えたほうが後々尾を引かずに済むことが多いでしょう。

 先程の例では、このように答えてみてはいかがでしょうか。

(パーティの件)
長女がとっても楽しみにしていたのに、A子ちゃんが来られなくてとても寂しそうにしていたよ。
ギリギリのキャンセルはやっぱり子供にはショック大きいみたいだから、今度急に遊べなくなった時は早い段階で教えてね。


 これは、遊園地の件を出さないのが正解でしょう。
 きっと風のたよりで遊園地の件を知っているだろう、と相手は勘ぐっている可能性もありますが、自分が直接聞いてなければそれを引き合いに出すと、強烈なイヤミになるだけで逆効果です。
 代わりに、自分たちの共通の情報だけをつかって、「今度はドタキャンすんじゃねーぞ」とクギを刺します。

(無料タクシーサービスの件)
終電出ちゃったらタクシー拾うのも大変だろうし、途中まで一緒だからいいかなと思って送ってたけど、こっちも仕事上がりにひとりで運転しながら気分転換したいときもあるんだよね。
毎回はやっぱりキツくなってきたから、今後は終電なくなったときだけ声かけることにするよ。


 普通、ここまで言えば毎回は迷惑なんだということは相手に伝わります。
 タクシー拾うのが本当に大変な状況なら、終電逃したときだけお願いしようと考えなおしてくれるでしょう。
 その逆に、あなたの言い分に憤慨してしまったら、今後は声かけする必要がなくなったのですから、肩の荷がおりたと喜べばよいのです。

 どちらのケースも、自分の意思を相手に伝えるだけで、承諾を求めないところがポイントです。
 また、断われば多少なりとも相手の気持ちにショックを与えることになりますので、あまりネガティブな要素を盛り込まず、今の状況と今後の対応を伝えることも、相手を完全に拒否しているわけではないという意思表示にもなります。

 このように言い切ることで、毅然とした態度は相手に伝わります。
 また、下手に出ない分、今後はナメた態度を取られる可能性を抑えることができます。

3. 自分一人で決断を下すことに慣れる

 周りの考えに流されまくったあげく、ブーブー文句を垂れるのは、自分で考えて決断を下すことから逃げているのと同じです。
 自分が流されているなと感じたら、どこかでその流れを食い止めるくらいの気持ちで自分の考えを述べなければ、結局もやもやすることになります。

 人がどう思おうと、自分はこう思うと主張したほうが良いです。
 相手から自分の考え方の間違いを指摘されることがあったとしても、その内容が納得のいくものであれば、それほどわだかまりは残らないでしょう。

 相手がとんでもないわからず屋だったことがわかれば、少し冷却期間を置けばよいでしょう。

4. 自然体でいる

 良い人になろうと努力するのはすばらしいことですが、良い人を演じるのはストレスがたまるだけです。
 自分がストレスを感じずにできることと、できないことの範囲はだいたいわかっているはずですから、その範囲内で人と接していけば、ムリせずにすみます。

 もし、性格の不一致が理由で離れる人がいたとしても、心配する必要はありません。
 世の中には、気の合う人がどこかにいるものです。

5. 許容範囲を広げる努力をする

 今まで書いてきた中で、これが一番難しいかもしれません。
 早い話、自分がイヤだと思うことをされたとしても、許してやれるかということですから。

 たとえば、誰かがどこかであなたの悪口を言っていたとしましょう。
 その人をどこまで許せますか?

 許せない、憎い、嫌い。
 こう思った時点で思考は停止しますし、心の許容範囲は広がることはありません。

 悪口を言うことでしか自分の心の寂しさを紛らすことができないのだろう。
 相手の心のトゲを見るのではなくて、何を言おうとしているのかだけ理解しよう。
 今後も仲良くなることはないだろうが、せめてこちらからは普通に接しよう。

 このように考え、行動を起こすことで、どうして今までこんなことでイライラしていたのかと思えるようになっていきます。


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最終更新日  2015.01.28 12:28:43
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2015.01.24
カテゴリ:元気が出る話
 最近やたらとストーリー仕立ての変な夢を見るので、そろそろ夢のない眠りが恋しくなってきております。
 今朝は母の実家が舞台になっていたみたいなんですが、始終若干青みがかった陰鬱な雰囲気の夢でしたね。

 以降は、少々オカルトがかった夢の話題になりますので、そういうの全然オッケーという方のみご覧いただければと思います。


 間取りは三部屋続きの畳間でした。
 私が横になっていた部屋が手前だったんですが、昔ながらの綿布団で寝返りも打てず、クソ重いなあと思いながらうつらうつらしていたんですよ。

 部屋を片付けてほしいと、一番奥の部屋から声がします。
 声の調子からして、今は亡き母方の祖母のような感じもしました。

 眠い目をこすりながら身を起こしたつもりだったんですが、実際はヘビのように畳の上を這っていました。
 どうも身体の力が入らないのです。

 隣の部屋は十畳ほどの古畳の間だったんですが、どうにかふすまを開けて真ん中の部屋に入ったとたん、火の灯っていない使いかけの白ろうそくが目に飛び込んできました。

 こんなやつが部屋の両端に、しかも端から端までびっしりと並んでいたんですよ。



 なんかイヤだなと思ったのですが、一番奥の部屋に行かなければならないので、ズルズルと這いながらろうそくの間に入りました。

 部屋の畳には、小さな古びた男女の和人形がたくさん並べられていました。
 イメージはこんな感じ。
 もっと顔は小さくて、昔のモデルだということはすぐにわかりました。



 全部で数百体はあったでしょうか。
 ギョッとはしたものの恐怖感はなく、とにかく奥の部屋に行かなければという思いで進んでいったわけですが、さっきからズルズル這っているじゃないですか。

 当然、人形の波の中を進まなければいけなかったんですよ。
 うわーごめんと思いながら人形をゴーカイになぎ倒し、やっとの思いで奥の部屋にたどり着きました。

 部屋には両親が座っていました。
 家財を処分するので、手伝ってほしいという話でした。

 家財もそうですが、さっきの気持ち悪い人形を何とかしたいという思いが先立ちましたね。

「あの部屋の人形も捨てるんでしょ?近くの神社でお焚き上げ?」

 そう尋ねると、母は明らかに不機嫌になりました。

「ダメ。今は人形はそのままにしておいて。」


 場所ばかり食ってカビくさくなるだけなのになあと思ったのですが、家の所有者でない私には主導権はありません。
 まあ、いいかと窓の外をぼんやりと眺めると、二匹の白っぽい若い猫がニャーニャーと鳴いてアピールしています。

 家に入れてくれと言っているようでした。
 両親は忙しそうに壺や皿を木箱に収めています。

 母親の実家にそんな家財があったのも驚きなのですが、はよ手伝えという母親の目配せがあったので、しぶしぶ手近にあった皿を箱に入れ始めたわけですよ。

 窓の方からパタン、と小さな音がしました。
 窓の下にペット用の小さなドアがついていて、さきほどの二匹の猫が家に侵入してきたのです。

 もともとここは猫の居場所だったのかもしれません。
 そこに私たち人間が家財整理のために上がり込んでいるのですから、彼らにしてみれば縄張りを荒らされた気分だったのかもしれません。
 ただ、彼らは私たちにそれ以上のアピールはせず、壁づたいにそろそろと部屋を這うようにしてどこかに消えて行きました。

 私はその一部始終を目で追っていたわけですが、なぜか両親は猫の存在にまったく気づかなかったんですよね。
 変なの、と頭を傾げているとチャイムが鳴りました。


 この奥の部屋には勝手口がついていて、裏口からの来客にも対応できるようになっていました。
 外商とか、仕事関係の人たちがこの裏口を使っているようです。

「良い品が入ったんで、ご覧に入れたいと思いまして……。」

 そんなことを言いながら、茶色のストライプスーツ姿の若い男と、リクルートスーツ姿の女性が風呂敷包みを抱えて現れました。

 部屋に上がった二人は、ゆっくりと風呂敷を広げました。
 薄い緑色をした長方形の絵皿でした。
 筆で描いたような魚らしき模様も確認できました。


「横山一樹の新作版画を焼き付けた限定品でございます。」


 両親は絵皿を眺めながら、きれいな色ねえと物欲しそうにしていました。
 でも、横山一樹という名前でピーーーンときたんですよ。


「おかしいですね。横山一樹の版画の新作発表があったのはつい先日のことです。今回の刷数は限定100のはず。」


 すると先程まで極上の営業スマイルをふりまいていた美術商の表情がみるみる凍りついていきました。
 私は厳しい調子で続けました。


「高値で取引されるはずの版画ならまだしも、加工品がこんなに早く出回るわけがない。」

 すっかり険しい表情になった二人はそそくさと風呂敷包みをまとめ、勝手口で靴をはき始めました。
 そのとき、男がつぶやきました。


「クソッ」


 私たちをだまそうとしたことや、謝罪の言葉も挨拶もなしに去るという一連の無礼も、百歩譲って目をつむるつもりでいたんですよ。

 でもこの悪態にはさすがにカチンときましたね。
 だからこう言ってやったんですよ。


「あのさあ、あんたらの身のために言っておくけど、詐欺罪って知ってる?まあ、ニセモノ売るにしても、もっと信憑性のあるウソをつかないと、どうせこんなの一枚も売れやしないけど。」


 私が言い終わる前に、勝手口の扉は乱暴に閉じられました。
 母は安堵のため息をもらしました。


「あぶない、あぶない、ニセモノつかまされるところだったねえ。」
「あのニセモノをつかまされた人なんかが、数年後にお宝鑑定番組に出てきちゃったりしてね。そりゃそれで可哀想なんだけどさ……。」


 イカサマ美術商とのやりとりでノドがかわいてきたため、コーヒーを淹れました。
 そのとき、ふと思ったんですよ。


『あれ……横山一樹っていったい何者?どうしてそんな版画家のことを知ってんだろう?』


 というわけで、今朝は数々の謎を残したままの起床となりました。
 ちなみに、母の実家はフツーの庶民の暮らしぶりでございました。



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最終更新日  2016.04.10 15:33:06
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2015.01.20
カテゴリ:元気が出る話
 タイトルで音楽の父バッハを想像された方、すみません。そっちじゃないです。
 1989年に華々しいデビューを飾った美形ハードロックグループ、スキッド・ロウのヴォーカルです。



 デビュー・アルバム『Skid Row』はビニール盤で所有していましたが、ライヴ・コンサートの予習をしたいという友人にあげてしまったため、現在所有しているのはこちらのデブのオッサンたちが描かれているセカンド・アルバム『スレイブ・トゥ・ザ・グラインド』[1991年]になります。
(ちなみにこのジャケット画はセバスチャン・バックの父デイビット・ビアーク画伯のもの)

Skid Row

 いやー当時はすごい人気でしたね。
 私も一枚目発表後と、二枚目が出た後でそれぞれライヴに行きました。
 アルバムとしては断然一枚目がおすすめなのですが、ライヴ・コンサートとしては二枚目の方が満足度が高かったです。
 二回目の来日公演では、彼らが敬愛するハノイ・ロックスの『Up Around the Bend』のカバーをおまけでやってくれましたから、盛りに盛り上がったわけですよ(何のことだかわからない方、すんまそん……)。



 セバスチャン・バックはこんな感じです。
 ジャケット写真から漂うふてぶてしさ。さすがです。




 来日中に生セバスチャン・バックを昼間の東京で見かけたこともあります。
 実物は細くて背が高く、ファッションモデルみたいでしたね。
 取り巻きとグルーピーがすごかったです。

 私はセバスチャン・バックのファンではなかったので、彼のことはどうでもよかったんですが。
 お目当てのスネイクが一緒でなくて残念でございました。


 とまあ前置きが長くなりましたが、昨晩このセバスチャン・バックが若かりし頃の姿で夢に出てきたんですよ。
 (以降は夢の話なので、フィクションとしてご覧ください。)

 セバスチャン・バックは完全に忘れられたロッカーということになっていて、なぜかシェアハウスに一緒に住んでいました。
 彼はすべてにやる気を失っていました。
 そして、おかしなことに私がやたらと彼を元気づけているのです。

 スランプにおちいっていたアクセル・ローズ(元 Gun's 'N' Rosesのヴォーカル)と一緒に活動していたら、そのエキセントリックな性格に引きずられて、自分もこうなってしまったと彼は嘆いていました。

 家の中にいてもこちらまで憂鬱になりそうだったので、とりあえずレコード屋に連れ出すことにしました。
 神保町のタワーレコードでいろいろ探したのですが、不思議なことにスキッド・ロウの CD が一枚も見つからないのです。


「売り切れたのかもしれないよ。イイことじゃん」
「慰めてくれなくていいよ」

 案の定、彼はもう投げやりです。

「何言ってんの?すごい人気だったじゃん。忘れたの?」
「ミュージシャンなんてピークを過ぎたら終わりだしよ」
「ボン・ジョヴィみたいだったじゃん。彼らだって現役で頑張ってるし、あんたも頑張れば……」
「あいつらと一緒にすなー!」

 と怒りだしたセバスチャン。
 そう言う彼の手にはしっかりとボン・ジョヴィの CD が。



 おまけに、ヤツはこれを買いましたね。
 言っていることと、やっていることが矛盾しているのはこういうことを指すのでしょう。


 シェアハウスに戻ってから少し横になったのですが、気づくと夜も更けていました。
 さっき買ったアルバムを聴いて、少しは昔の感覚を取り戻してくれたのではないかと期待しながら部屋をのぞいてみると、他のシェアハウスの奴ら三人と一緒になってパソコンでエロい動画を観ていました。

「そっちのやる気があるんだったら、歌の方でやる気出せー!」

 と怒鳴ったところで目が覚めましたね。
 もちろんただの夢なのでフィクションです。


 セバスチャン・バック自身、昔とはうって変わって陽気な性格で、現在も精力的に活動していますが、2011年夏にハリケーン「アイリーン」によって自宅が倒壊したことで精神的に凹んでいた時期があったのは本当の話です。

セバスチャン・バックの家、ハリケーン「アイリーン」に押し流される [ソースは英語]

 ファンではないとは申しましたが、最近の彼は結構好きですよ^^。
 映画『ロック・オブ・エイジズ』[2012年]の終盤にチラッと出演しているのを見かけた時はちょっと嬉しかったです。

 レビューはこちら:Rock of Ages ― 無意識に口ずさんでしまうロックな映画



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最終更新日  2015.01.21 13:54:33
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