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愈々庵気まぐれ日記

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2017.08.15
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先のブログで我が家の花壇に咲く珍しい花の代表としてハツユキソウと
ショウジョウソウを紹介した。
今回は珍しくはないが気に入っている二、三鉢を紹介しようと思う。

台湾レンギョウとも称せられる盛夏の前後に咲く実に高貴な紫の花をつける
熱帯性の植物である。園芸店ではジュランタタカラズカの名で売られている。
≪タカラズカ≫は多分宝塚歌劇団の制服であるあの紫の袴からきているのだろう。

ジュランタタカラズカ

鉢物ではないが植込みんで狂い咲きしたヘメロカリスの横で手鞠のような
丸い花群を葉っぱの根物から出しているのは二ホンハッカ(日本薄荷)、
同じ属ではあるが西洋薄荷のミントはシソと同じ形態で、花は幹のてっぺんの穂先につく。
わが家の植え込みにはどこからか迷い込んだこれら2種のハッカが生えている。
カクテルに浮かせるのはミントの葉であるがあの涼しい味の素、
メントールの含量は二ホンハッカが多いようである。

二ホンハッカ


次の鉢物はコバノランタナ、幹は細くどちらかと言えば蔓性であるが
ピンクや白の花をよくつけ葉っぱは芳香を発する。
しかしんこの匂いは昆虫の好むものではないらしく虫は寄り付かない。

コバノランタナ

ただ葉っぱと違って花には蜜があるのか蝶々はよく集まる。
この日も結構たびたびキアゲハが飛んできていた。
それにしても僅かな蜜を求めて8階のベランダまでやってくる蝶たちもご苦労なことである。

キアゲハ

キアゲハは貪欲で大抵の草花に立ち寄ってゆく。多分臭覚が鈍いのだろう、
ほとんどが徒労に終わっている気がする。


それにしてもこんな都会のコンクリートジャングルに生息している蝶は気の毒である。
食糧難なのであろう、先の戦争時運動場を掘り返して芋を栽培して食べた
ことを思い出す。蝶たちも頑張ってほしいものである。


初雪草にツマグロヒョウモンがやってきた。
これも都会生活に慣れた蝶で都会の真ん中で鉢植えの花などでよく見かける。
周りに畑がなくなってモンシロチョウは最近ほとんど見かけなくなった代わりに
ヒョウモン蝶が増えた気がする。

ツマクロヒョウモン

ちなみに≪ヒョウモン≫は文字通り黄色地に黒点の≪豹紋≫、≪ツマ≫は≪褄≫で
着物の腰から下の端の部分のこと。この蝶の羽の末端が黒いことによる。






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Last updated  2017.08.15 12:24:58
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