390813 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

わたしの部屋

わたしの部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.09.17
XML
カテゴリ:日常のこと
左わき腹、レンズカバーが収まる位置に受けた打撲は
かなりの重傷であると思われた。

施術師は思った・・・
(このレンズカバーが収まる軌道を確保すれば、もしや機能が回復するのではないか?)

何を思ったか、おもむろにカメラを立て「グイッ!」と足で踏んづけた。

施術師と云ってもにわか施術師、全くの素人である。
やることなす事がひどく乱暴なのだな。

それでも不思議な事に、カメラ機能が完璧とは云えぬまでも回復
時折レンズカバーの機嫌が悪い時があったが、写真が取れた・・・

ところがかなり重体であった。症状は日一日と悪化していたのである。

最早撮影者の意思に全く反応しなくなり、なんとかレンズカバーを開こうと
たたいたり、ゆすったりしているうちに、被写体は逃げた・・・

ついに施術師の堪忍袋の尾が切れた。施術師は最後の賭けに出た。
もう一度、レンズカバーの軌道を確保しようと・・・

レンズとボディの僅かばかりの隙間にドライバーを差し込んで
「ぐぃ~」とやさしげにひねった。

施術師の優しさも、繊細なカメラには無謀!
この時、ドライバーとレンズとの支点にかかった、僅かばかりの重力が
レンズの動力を破壊した・・・

カメラの息の根が完全に止まった・・・

この事件はいつしか施術師の家人の知る事となり、きついお目玉・・・

施術師が必死に施術料をせしめようと魂願するも
「知らない!自分のお小遣いでなんとかしなさい!・・・」

「・・・・」取り付く島もない・・・

そんな訳で、小生の財布からなけなしの金が消え
finepix f30 なる新入りがやってきて、いま検視の手伝いをしているのだな。

証拠の写真は、彼が撮った。

もちろん、にわか施術師とは小生の事である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.09.18 11:08:53
コメント(0) | コメントを書く


PR

Profile

十七匹橋

十七匹橋

Recent Posts

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Favorite Blog

まだ登録されていません

Rakuten Card

Archives

Headline News


© Rakuten Group, Inc.