|
テーマ:車に関するお話(10103)
カテゴリ:車
豊田自動織機は29日、フォークリフト用エンジン3機種の認証試験で不正を行っていた問題で、外部有識者による特別調査委員会の報告書を発表した。グループを率いるトヨタ自動車のスポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」、ワゴン車「ハイエース」など10車種の自動車用エンジン3機種の出力試験で新たに不正が判明。トヨタは同日、10車種の出荷を一時停止すると発表した。(中略)
トヨタ向けの自動車用エンジンでは、試験の際に燃料噴射量を調整し、出力などのデータを水増ししていた。産業車両用エンジンでは、フォークリフト用6機種、建設機械用1機種でも違反行為が追加で判明。排ガス試験の際に実測値とは異なるデータを用いたり、量産品とは異なる制御ソフトを使用したりしていた。【時事通信ネット版から引用】
トヨタ自動車のグループでは、日野自動車、ダイハツ工業に続く不祥事ですよね。しかも、「試験の際に燃料噴射量を調整し、出力などのデータを水増し」「排ガス試験の際に実測値とは異なるデータを用いたり、量産品とは異なる制御ソフトを使用」って、めちゃくちゃ悪質じゃん。こんなことをしていて、別のニュースでは昨年、4年連続で販売台数世界一ってさ。確かに昔から「販売のトヨタ」と言われて、他社のパクリもお手の物っていうところもあったのかもしれないけど、販売に関してはその企画力も含めて本当にすごいなあと思っていました。でも、販売はいいかもしれないけど、その裏ではこんなことをしていたっていうことなんでしょ。しかも、トヨタの中では屈指の人気車種である「ランクル」「ハイエース」における不正だからね。これにはユーザーの信頼も裏切ったと言われても仕方ないのではないかってね。 なぜそんなことになったのか。これもダイハツの時と同じような構図で、トヨタからの過剰な品質要求に耐えかねてデータ改ざんするしかなかったのではないかと思うんですよね。トヨタ本体は「そんなことは指示していない」「むしろ我々が被害者だ」なんて逃げるのかもしれないけど、トヨタの下請けいじめというのも聞いたことがあるので、もしかしたらこれもそうなのか・・・。わからないけどね。
話を戻して、このような問題って他にもあるかもしれないけど、なんとか表面化しないように細工しているのかもしれないね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[車] カテゴリの最新記事
考えてみれば、10年前のSTAP細胞の研究不正から、パーティの裏金まで、 この国って不正が好きなんですね。
(2024年01月31日 19時04分33秒)
|