カテゴリ:カテゴリ未分類
カンボジアへは,'00年に行って以来,8/4から約6年ぶりに行く。
日本の子どもたちは,義務教育で基本的に全員が学校へ通っている。しかし,世界には学校へ通えない子どもたちが多いことは,誰でも知っておられるだろう。 ここカンボジアでも,状況は厳しい。一応,多くの子が学校へ通っているように見えるが,なかなかそうはいかない。 日本と違って,教科書などは全て有料。入学はしたものの,お金がなくてやめていく子どもが多いようだ。学校では,多くの子が勉強をしていた。午前と午後で学年が入れ替わるようだ。ここは,コンポンチャムの小学校である。 同じコンポンチャムの,プノン・プロス,プノン・スレイの山の中間で,女の子がジュースを売っていた。どう見ても小学生ぐらいだった。周りには家もないところで1人でいる。最近の物騒な日本では考えられないことだ。 まだ入学できるのはいい方かも知れない。民家の周りでは,子どもたちが平日の昼間から遊んでいる。小さい子など,裸で走り回っている。でも,暗さなど微塵も見えない。みんな明るく元気だ。私が歩いていると,多くの子どもたちが手を振ってきたり,ついてきたりした。好奇心があるのと,ヒマだからか。 この少女は,アンコールワットの遺跡の中で,空き缶などを拾い集めていた。マナーの悪い観光客が結構ごみを捨てるようだ。しかし,子どもたちにとって,これが収入源になっている。 アンコール・トムでは,遺跡の周りに物売りがたくさんいたが,子どもたちも多くいた。ほとんどの子が,手を差し出して「ワンダラー」と言う。そう,「$1ちょうだい!」ということだ。さらに,写真を撮っていると,前でいろいろなポーズを勝手にしている。うっかり写すと,やはり「ワンダラー」とくる。子どもたちだけでなく,大人もそういう人がいる。 言われた通りにお金をあげている欧米人も見かける。確かに,貧しくてかわいそう,$1ぐらい…という発想なのだろうが,これでいいのだろうか?お金をもらうことにより,味を占めて大人は働かなくなる。(もともと仕事も,少ないが…)子どもたちは,これが当たり前になり,これで生活しようとする。お金をくれない外国人は悪者だ。これでは,いけない。発展性がない。 今回も,じっくりと観察してくるつもりである。 ↓下記の本サイトには,アジア各国の様々な画像が多数あります!ぜひおいでください!!少しでも,のぞいていただけたら,ありがたいです。 アジアを旅しよう!(http://www.umekin.net) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|