カテゴリ:ラオス
またまた,盟友GKenさん(クリックでジャンプ)のラオス専用ブログ「もしラオ」(クリックでジャンプ)で,ラオスでは有名な「バーシーの儀式」を紹介されていたのを見ての再UPだ。
’07年4/23の日記のリニューアル版になる。 ラオス南部の町サワンナケートの様子は,数回以上書いている。’01年12月に,偶然街角で知り合った友人がいたからだ。その友人宅や,さらにその友人宅で,一緒に食事をしたり宴会をしてもらったりしたことは,’07年2/19の日記や,’07年4/16の日記などでも書いている。 ほかに,この町では’07年6/9の日記の通り,見知らぬ会社の宴会に飛び入りし,記憶喪失にもなっている。 画像が少しぶれているが,これは友人宅だ。高床式になっている。奥に見える部屋は,初めて来たときにはなかった。増築されている。横には,平屋建ての小さな家もある。 ラオスは,嫁入りではなく婿入りだ。家族は,友人である彼女と母,妹,姉夫婦と子ども2人が基本だが,いつ行っても親戚の誰かが来ている。 このように,以前は1階には部屋はなかった。向こうにある水浴び場やトイレが見渡せた。 食事は,平屋建ての家で食べる事もあるが,この高床式の下の屋外の方が多い。これは,昼食の様子である。食事は,パーカオと呼ばれる竹で編んだちゃぶ台に乗せられ,みんなで取り囲んで食べる。 このように,いろいろと並ぶのだ。口に合うものと合わない物がある。パパイヤ系は,ちょっと苦手だ… 真ん中は,私だ。一緒に食べる。 これは,朝食だ。右のフランスパンのサンドイッチは,かなりおいしい!じつは,私はフランスパンは嫌いなのだが,ここラオスのフランスパンは別物だ!中の具がおいしいからかも知れない。 画像にはないが,朝食のお粥は鶏のダシが効いていて,本当にうまかった!ラオスやタイのダシが効いたお粥はほんまにうまい!! これは,別の日の朝食。つみれの入った野菜スープにカオニャオ(モチ米)だ。 初めて行ったときの最後の夕食の様子だ。このときは,隣接する平屋の家で食べた。床に座り込むのだ。食事が乗ったパーカオの真ん中に白いものが見えないだろうか?その下あるのは,内臓を取って茹でた鶏肉があるのだ。電灯が暗いので,フラッシュを焚いても,この程度の明るさだ。 1日のほとんどを,この家で過ごしたことになる。そんなことが何回もあった。 みんなそろって,さあ食事…と思いきや,何やらみんなでお祈りのようなことをし始めた。「なんや??!」そして,私に両手を合わせて手の平を広げて上に向けるように言う。「何が始まるんやろ??」おもむろに,鶏肉をその私の手の上に乗せた。「えっ??」 白いもの…それは木綿糸だった。みんなで順番に,私の両手首に巻いていく。「これは,なんの儀式やろ??」家族全員の手にも巻かれていった。とにかく,たくさんあった木綿糸は全てなくなった。しかし,私が1番多く巻かれている。 全て巻き終わると,儀式が終わった。「これは,なんの儀式?」と聞くと,「出会いと幸福と健康と旅の無事を願う儀式。」との答え。なるほど,こんな儀式があるのだ。ガイドブックをよく見ると,ちゃんと載っていた。バーシーと呼ばれる儀式らしい。しかし,ガイドブックには大きな飾りの写真がある。少し違うように思ったが,家族だけで行ったのでこうなったのだろうと思った。 これが,本格的なバーシーで用意されるパークワンと呼ばれるものだ。同じこの家で,上記とは違う年にしてくれた宴会(’07年2/19の日記で紹介)で,用意されていたのだ。このときは,友人や近所の人々が多く参加して盛り上がった。木綿糸を巻くのは,魂を強化するという意味があるらしい。 儀式は,これだけではなかった。サワンへ行くたびに,彼女と一緒に町から約12kmのタート・インハンを訪れるのだが,そこの尼さんにお布施をすると,カラーのきれいなミサンガのようなものを巻いてくれる。これも加わるので,かなりの量になる。 画像は,違う年なので,木綿糸は,まだ巻かれていない。 これは,日本に帰国し我が家で撮った。旅の間,ずっと巻いていたのだ。初めての時は,いつ外していいのかわからず,帰国後も何週間も巻いたままにしていた。そんなに長期間巻いていなくてもいいと,あとで知った。 いつも,ラオスの後は数日ほどタイを回るが,タイ人に「ラオスへ行ったな!」,「ラオスに友人がいるのか?」とよく言われた。この儀式は,かなり知られているようだった。 これは,また別の時だ。彼女の姉婿と一緒に小さな寺院へ行った。 携えているビニール袋には,いろいろなおかずが入っていた。何棟かあったが,ある建物でその袋を預けた。そして,別の高床式の建物を上がる。そこには僧侶が座っていた。しばらくお祈りがあった。その後,パーカオに乗せられた食事が運ばれてきた。「なるほど,食事を提供したんや。」僧侶が回る托鉢という習慣があるが,食事を丸ごと持ってくるということもあるのだ。 ラオス人の信仰の深さをさらに知った。 その友人宅で,行くたびに開いてくれた宴会。親戚や近所の人が多数参加するのだ。 ラオスの人々は,とにかくお祭り好きだ。飲むのも大好きだ。このように盛り上がる。上の2枚は昼(2階)と夜(1階)の様子だ。これだけ多くの人が長時間いても,費用は1万円はかかっていない。 友人宅で,最後に食事をした’05年1/1。シンダート(タイでは,ムーガタと言う)を食べた。これは,’10年11/4の日記でUPしているので,覚えておられる方もいるかも知れない。 時は静かに,しかし確実に流れていく… ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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