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テーマ:日々自然観察(9872)
カテゴリ:昆虫(アブ、カ、ハエ)
逆に紋のあるハエは、みなミバエ科に属すかと言うと、そんなことはない。その名も「縞蠅」のシマバエ科の他に、ヒロクチバエ科、ヤドリバエ科等にも紋様を持つハエがいる(先日、近くの緑地でヤドリバエ科で翅に黒色紋を持つEuthera tuckeri(和名なし)に酷似するハエを撮影したが、まだ掲載していない)。
北隆館の圖鑑に拠れば、このツマホシケブカミバエ、キク科のヤクシソウ(薬師草)の蕾の中で成長するとのこと。この辺りでは、少なくとも最近は余り見かけない植物だと思うが、近縁種の蕾でも食べているのかも知れない。 このミバエを見るのは今回が初めてではない。毎年1~2度見かける。実は、去年も写真を撮ったのだが、うかうかしている間に時期遅れになってしまい、そのままお蔵入りになっていた。しかし、昨年撮ったのは5月中旬、今年は9月中旬、Internetで調べると、4月、6月、越冬中の成虫の写真もある。ヤクシソウが咲くのは夏から秋にかけてらしいから、やはり、他の植物も餌にしているに違いない。
このツマホシケブカミバエは奇妙な習性を持っている。翅を片方開いたまま、くるくると輪を描いて踊るのである。何時も同じで、ジッとしているのを見たことがない。 これは、明らかに求愛の動作ではない。求愛は雄のとる行動、写真の個体は何れもお尻の先が尖ってるから、みな雌なのである。 昆虫の「不可解な踊り」は、以前、トガリキジラミのところでも紹介した。何方の場合も、全く人間の理解を超えている、としか言い様がない。
・・・とうとう秋になってしまった。どうも夏が終わると一年が終わってしまった様な気になる。後は暗くて寒い冬が待っているだけ、としか思えない。 こう思うのは、夏という季節が好きなせいなのか、或いは、子供の頃の夏休みが終わったときの無念の思いが未だに尾を引いているのか、自分でも良く分からない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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秋と言う季節が好きです。というと 叙情的でない現実主義の人みたいに思われるけれどそうかもですが、紅葉した葉 涼しい風 澄んだ空気 青い空
秋は、食欲・読書・運動にも向いている良い季節ですね。 ツマホシケブカミバエの翅が 芸術的でハエの仲間と思えないほどです。 (2008.09.24 18:01:58)
アーチャーンさん、夏がお好きだったのですね。
ということは、 アーチャーンさんが、元気を失くす頃に、 それまで元気のなかったあたしが、 一気に元気を取り戻す、というわけですね☆ ほら、あたし、周囲ではちょっと名の知れた、 「冷夏でさえも夏バテする、大の夏嫌い」なものですから・・・^^; ツマホシケブカミバエ、目そのものを見ると、とても美しいですが、 「これが目である」と考えながら見ると、 どうにも不気味に思えます。 この「何処を見ているのか、 目が合っているのか、いないのか、わからない」 という目が、実はちょっとこわいのです^^; しかし、この羽は、とても美しいですね*^^* トガリキジラミの躍り、こちらで拝読したことを、覚えております☆ 一体全体、なんのための躍りなのか、しりたいですね☆^^☆ (2008.09.24 22:27:28)
この羽の模様は切子細工のガラスのようですね。
子どもの頃のコップがそんな感じでした。 …って事は人間がそうした模様を美しいとデザインした?? 全長4mmではこの模様が肉眼でどれだけ?とは思いますが。 その羽を片方だけって姿も不思議ですが それで躍る?? 何の為なんでしょうね、、 女の子ばかりという事はお腹の卵なりと関係する?? う~ん、、謎ですね。 ツクツクホーシの声も聞こえなくなり 夜は所謂虫のすだく音色が、、 寝やすくなったのは嬉しいですが 昼間はまだまだ暑い関西です。 その上の頃を思えば(子どもの頃とか) 虫たちのスケジュールもやや遅れ気味になりつつありませんか? アーチャーンさんの楽しみがあと暫し続きますように。 (2008.09.24 23:40:22)
るる555さん
>秋と言う季節が好きです。というと 叙情的でない現実主義の人みたいに思われるけれどそうかもですが、紅葉した葉 涼しい風 澄んだ空気 青い空 >秋は、食欲・読書・運動にも向いている良い季節ですね。 ----- 気温が25℃より下がると寒いです。 >ツマホシケブカミバエの翅が 芸術的でハエの仲間と思えないほどです。 ----- 「ミバエ」で画像検索すればもっとスゴイのが沢山出て来ます。 (2008.09.25 10:00:06)
夢のはしさん
>アーチャーンさん、夏がお好きだったのですね。 >ということは、 >アーチャーンさんが、元気を失くす頃に、 >それまで元気のなかったあたしが、 >一気に元気を取り戻す、というわけですね☆ >ほら、あたし、周囲ではちょっと名の知れた、 >「冷夏でさえも夏バテする、大の夏嫌い」なものですから・・・^^; ----- 気温が25℃より下がると寒いと感じます。熱帯暮らしに適応してしまった様です。 >ツマホシケブカミバエ、目そのものを見ると、とても美しいですが、 >「これが目である」と考えながら見ると、 >どうにも不気味に思えます。 >この「何処を見ているのか、 >目が合っているのか、いないのか、わからない」 >という目が、実はちょっとこわいのです^^; ----- ストロボの反射で変な感じになっているのですが、ストロボを使わないで撮影するのは不可能です。使わないと、どんな眼になるのか良く分かりません。 >しかし、この羽は、とても美しいですね*^^* ----- 「ミバエ」で画像検索すればもっとスゴイのが沢山出て来ます。 >トガリキジラミの躍り、こちらで拝読したことを、覚えております☆ >一体全体、なんのための躍りなのか、しりたいですね☆^^☆ ----- まァ、何らかの意味が無ければ、その様な行動は淘汰されてしまうはずなので、何かあるのでしょうが・・・。 (2008.09.25 10:05:09)
snowrun29さん
>この羽の模様は切子細工のガラスのようですね。 >子どもの頃のコップがそんな感じでした。 ----- 我が家にもありました。今は私の所有になっていて、時々使います。 >…って事は人間がそうした模様を美しいとデザインした?? >全長4mmではこの模様が肉眼でどれだけ?とは思いますが。 ----- 肉眼的にはゴチャゴチャしているので、かえって保護色的になります。 >その羽を片方だけって姿も不思議ですが >それで躍る?? >何の為なんでしょうね、、 >女の子ばかりという事はお腹の卵なりと関係する?? >う~ん、、謎ですね。 ----- 虫の世界は複雑怪奇です。 >ツクツクホーシの声も聞こえなくなり >夜は所謂虫のすだく音色が、、 >寝やすくなったのは嬉しいですが >昼間はまだまだ暑い関西です。 >その上の頃を思えば(子どもの頃とか) >虫たちのスケジュールもやや遅れ気味になりつつありませんか? >アーチャーンさんの楽しみがあと暫し続きますように。 ----- もうすっかり秋になってしまった感じです。そろそろ冬眠の準備をしないと・・・。 (2008.09.25 10:08:48)
ツマホシ・ケブカ・ミバエと分解し写真をみると
頭にスーッとはいっていきます。 賑やかに飛び回っていた蝶がいなくなりました・・ 涼しくなると寂しいです 夏の終わりの気持ちは言い得て妙です。 (2008.09.27 17:10:23)
ukon6624さん
>ツマホシ・ケブカ・ミバエと分解し写真をみると >頭にスーッとはいっていきます。 ----- ケブカ・ツマホシ・ミバエではありません。ミバエの他にメバエと言うのも居ます。 >賑やかに飛び回っていた蝶がいなくなりました・・ >涼しくなると寂しいです >夏の終わりの気持ちは言い得て妙です。 ----- やはり、夏がお好きで? (2008.09.28 17:08:10) |