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テーマ:長寿犬と共に(147)
カテゴリ:老犬ホスピス
東京出張に行ってきました。 学んだ事を活かし、これからも宮崎県で発信していきます。 8/27記事 「トミーの介護がはじまりました」 https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201708270000/ 東京に向かう日の朝、トミーと約束しました。 母ちゃん必ず帰ってくるからね! ボランティアさん達を困らせんでね! ちゃんと食うててね! そして・・・ 21日、22時に保護家に帰り着きました。 「トミー!ただいまー!」 この日のトミーは、珍しくワガママでした。 何度も何度も夜鳴を繰り返し、 「母ちゃんここに居るよ!」 身体に触れると落ち着く。その繰り返し。 夜中の3時にやっと静かに眠りについてくれました。 慣れない出張の疲れもあり、 私は、隣の部屋で犬猫とゴロゴロしているうちに いつの間にか眠ってしてしまいました。 朝、9時30分、スタッフ二名保護家に到着。 その音で目が覚め、「トミーおはよう」 真っ先にトミーにあいさつに行くと・・・ トミーは、もう動きませんでした… 私が眠っている間に、トミーは一人で逝ってしまいました… スタッフが教えてくれました。 「ゆみさんが出張でいないときにね、 トミーが音に反応してキョロキョロしたり、 ジーッと顔を見るしぐさをする事が多々あったの。 ゆみさんを探しているのかなって…」 トミーは約束を守ってくれたんです。 だから、帰宅したあの時間、ずっと吠えてたんだ… 何度も何度も母ちゃんが居る事を確認してたんだ… なんであの時、私は眠ってしまったのか。 スタッフが来るあと数時間、 なんで起きていられなかったのか。 なんで最後に添い寝すらしなかったんだろう… 母ちゃんとこうして寝たかったんだよね? 最期にこうして抱きしめて欲しかったんだよね? トミーは、最後の最後まで赤ちゃんにはなりませんでした。 赤ちゃん抱っこして、赤ちゃん言葉を使うと、 トミーは、体全身使って怒って吠えました。 「俺はパブちゃんじゃない!」って。 のほほんと、ひょうひょうとした男でしたが、 トミーは最後まで男気ある男でした。 最後まで、ドッグランで限界まで立ち続けました。 どんなに寝たきりになっても、 犬らしい食べ方を崩しませんでした。 おしっこが出たぞー!キレイにしてくれー! いつも吠えて教えてくれました。 「とみちゃんとみちゃん」 そう慕ってくれてたボランティアさん達。 この沢山の手は、トミーを介護してくれた優しい手たち… その優しい手たちは、 トミーを見送る最期の花を準備していました。 その作業している手をボーっと見てて、 涙が出てきました。 多分、その手たちにありがとうございましたという 感謝の気持ちだったと思います。 保護家には、彼岸花が沢山咲いていました。 トミー、お帰りなさい! トミーレスキューした頃の業務日誌を さかのぼって読んでいくと… ごはんも食べずに「お家に帰りたい」と主張してた トミーの姿を思い出しました。 今頃は、ぴょんぴょんひょうひょう、笑顔で飛び跳ねながら、 飼い主の元に帰っていると思いますが、 保護家で過ごした1年半、 保護家の仲間達、 ・・・母ちゃんの事、 忘れないでね。 トミー、ありがとう クラウドファンディングご協力お願いします NextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを! https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxx いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月24日 22時37分28秒
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