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テーマ:動物愛護(608)
カテゴリ:保護家の仔達
いつかちゃんとした形で、 綴っていけたらと思うのですが… 犬猫をレスキューする前、した後、 私は「人間脳」を封印します。 人間の脳で見て、触れてしまうと、 価値観や先入観が邪魔してしまい、 その子達が何を見て、何を感じているのか 間違ってしまう事があるんです。 「非科学的」な事ではなく、 私自身の脳が、人間の脳よりも、 犬猫の脳に近いのかもしれませんね。 科学的に言えば、私の脳は 「前頭葉が小さい」 …という事ですが、 「感覚が鋭い」 そう意味する事に繋がります。 何を苛立っているのか、 何を恐れているのか、 何を求めているのか… 何を感じているのか、 「動物脳」で気付かされる事が、 多々ありました。 うちの施設に居る子達でも、 例えば・・・ 「あの人にこう伝えて下さい」 「こういうのが欲しいんです」 「アレされるとなんだか怖いんです」 (体の触り方でフラッシュバックがおきる) 「友達や仲間は欲しくないとです…」 言葉ではなく、感情や映像が伝わってきます。 「よしっ!了解!」 今まで、それを私が改善してきたのですが、 そうすると、 「やっぱ母ちゃんだけだよ~」 私個人に「依存」が出てきます。 なので、今では、 この子が何を求めているのか、 この子がなぜこのような威嚇をするのか等… メッセンジャーに徹し、 私からは手を出さない事にしました。 皮膚の治療中のエナリ(感染する皮膚病ではない)。 暖房の効いたヌクヌクの「老犬ホスピス」なのに、 なんだか不満そう・・・ しきりに何かを伝えようとしていました。 人間脳で考えると・・・ 「体をすり寄せて甘えてる」 「毛が薄くて寒い」 でも、それは人間の概念だろうな~と、 集中していったん、 人間脳を封印。 「体に圧迫感が欲しい」 「狭い箱」 との事でした。 理由までは分かりませんが・・・ エナリは、皮膚が悪いので服を着せる事は あまりよろしくないのでは? そう思いながら、 皮膚病専門の副代表に相談して、 綿の小さめの洋服。 お腹に腹巻のようにタオルを巻いて… サークルにバリケン置いたら… 「ありがとう!」の顔! 幸せそうでした(^^) 私は、メッセンジャーに徹し、 顔も手を出しませんでした。 エナリの「ありがとう」は・・・ 副代表とスタッフ二人に向けた エナリの「ありがとう」です(笑) 「犬猫リスペクト介助法」で、 1人がテーピング係、 1人が声掛け係と、 毎日スタッフがペア組んでます。 愛護センターに収容されてたビクビクさんも… 私が静養中に、 スタッフがレスキューに向かってくれました。 命名「卓ちゃん」♂
私は、霊能力者でも、 アニマルコミュニケーターでもありません。 犬猫からのメッセージを受け取る事は、 生まれ持った脳の特性… だけではないと思います。 決して、頭で学ぶものでもなく、 生死の狭間に置かれた 多くの犬猫と向き合ってきた事、 (助けられなかった仔も含め) そして・・・ 「何年もの苦しみ、痛み、恐怖、孤独…」 この中で生きて来た仔は特に、 「動物脳」が発達している人間を 見極める力を持っています。 でも、不思議なのが・・・ 一般の飼主さんの中でも、 我子の「感情」を しっかり受け取ってる人もいらっしゃるし、 (ご本人は気付かれていません) かと思えば・・・ 犬猫と携わるお仕事等を、 何年も何十年もされているのに、 「動物脳」が退化している人が多い という事実もあります。 理由はだいたいわかるのですが、 あくまでもそれは憶測なので、 これから開設する 「賛助会員様Facebook」(オンラインサロン) の中で、賛助会員様と一緒に、 語り合って行きたいな…と思います。 ※賛助会員お申込みカート 私もいつまで自分が動けるのか… 今の体力と精神面では、自信はありません。 だからこそ、私が持っているもの全てを スタッフ達に伝えていかないと…と、 そして、新しい基盤を作らないと…と、 そう感じるようになりました。 それ言うと「終活」のようだと、 スタッフから叱られるのですが…(^^; 今年も「門松」をプレゼントしてくれた ボランティアの高田さん(^^) お正月の実感が湧きました(^^) いつもありがとうございます♪ 閉めの言葉としては変ですが・・・ 「あけましておめでとうございます」 今年もどうか、応援、御支援、 よろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)
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最終更新日
2019年01月01日 17時43分22秒
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