カテゴリ:The Beatles
以前書いた「ビートルズ・ソング タイトルを探せ!」の2回目です。
前回同様、下記の支離滅裂な駄文の中に含まれている30個のビートルズの曲のタイトルを探して下さい。ちなみに文章は前回にも増してヒドいです すんません、一度ならず二度までもこのようなくだらないモンを…m(_ _)m “ふう。このところ、やたらと忙しいな…。 ハードな一日の夜、今日のボクは本当にクタクタだった。ボクの人生の中で、今日ほど心底疲れた日はない。一週間が8日あればいいのに…と心から思う。 学生の頃に読んだ、病院の腐敗を鋭く追及した社会派小説に感化され、医学界に革命を起こさんとこの世界に飛び込んだものの、日々の仕事に忙殺され、結局今までズルズルと流されてきてしまった。 溜まっている仕事を明日に回し、自分の車を運転して今日は早めに帰宅の途についたものの、家に帰ればやはりどの部屋にも灯が点っていなかった。なぜなら昨日の夜、妻が家を出て行ってしまったからだ。 ペーパーバック・ライターである妻・ミッシェルとは、互いに忙しく、擦れ違いの毎日を送っていた。しかし昨日はボク達の結婚記念日だということを、ボクはすっかり失念していた。彼女が怒るのも無理はない。ここ最近、ボクは多忙にかまけて彼女に何一つしてあげていないことに気付いた。最後に愛の言葉を掛けたのはいつだっただろうか?そんなボクに愛想を尽かして君が家を出て行こうとした時、ボクは「待て!」とも言わなかった、いや、言えなかった。 今日こそは早く帰って君と話がしたい、君に謝りたい、と思っていたのだが―。やはり彼女は帰ってなかった。教えてくれ、なぜ君は連絡さえくれないんだ?一体、君はいずこへ? 気を落ち着けようと煙草を銜え、ジッポーのフリントホイールを親指で何度も回してみるが、どうやらオイル切れらしく、青い炎の代りに間の抜けた掠れた音だけが響く。仕方なくマッチを探してみるが、普段は再々眼にしているはずのマッチ箱も、こんな時に限って見つからない。煙草を諦め、酒で気を紛らわすことにしたものの、ミッシェルのことが頭から離れず、少量でクラクラしてきた。 ボクには君が必要なんだ。ボクが64歳になっても、一緒にすてきなダンスを踊ろうと約束したじゃないか。まさか、これで終わりにしようっていうのか? …あれこれ考えても仕方がない。なるようになるさ、なすがまま、キューリがパパだ…って何だそりゃ!? 嗚呼、酔いと疲労で頭が朦朧としてきた。もう寝よう。おやすみ。―それにしても、一人の夜は長い、長い、長い… 翌朝、ボクは案の定ひどい二日酔いだった。おまけに昨夜の自分の女々しい考えを思い出し、更に気分が悪かった。 カーテンを開けると、素敵な日の陽射しが眩しい。ええい、悲しみをぶっとばして今日も一日頑張ろう。毎朝の習慣となっているラジオを付けたその時、突然チャイムが鳴った。誰だろう、こんな朝早く…。 「あ…」 おはよう。おはよう。まずは彼女が口を開き、つられてボクもちょっと気まずい挨拶を交わした。 「ミッシェル…」 ミッシェルはドアの外で俯いたまま入りにくそうにモジモジしていたので、ボクはそっと彼女の肩を抱いて中へ入れた。 「ごめんなさい。アンナの家に二晩泊めてもらったの」 アンナというのは彼女の親友で、ボクの同僚のロバート医師の奥さんだ。 「あなたが近頃どれほど忙しいか、アンナの御主人から聞いたの」 同僚に夫婦喧嘩を知られるのは恥ずかしいが、アイツのおかげでミッシェルが帰ってきてくれたことには感謝しよう。 「そうか…。ボクは君が家を出ていってから、どれほどダメな夫だったか思い知ったよ。すまなかったね」 「私の方こそ、結婚記念日ぐらいでついカッとなっちゃってごめんなさい」 ボクは彼女をしっかり抱き締めた。すると彼女はおもむろにボクの手を取り、いきなりラジオの音楽に合わせてステップを踏み出した。 「おいおい、突然どうしたんだ?」 「ふふッ♪だって今日はあなたの64回目のお誕生日でしょ」” 正解はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.12 00:53:31
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