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カテゴリ:行楽
北京旅行の最終日は北京空港から成田空港に戻る日である。 心地よい飛行機の旅を頭に描いていたが、少しずれてしまう。 出発地の北京空港では、滑走路に向かうところで混雑のため30分以上出発が遅れた。 飛行機の導入路での少し前進、止る。少し前進、止まる。の交通渋滞は初めて経験した。 飛び立ってからも、韓国上空を通過しているのである。「ピョンヤン」の文字が見える。 領空侵犯をしないでほしいと祈った。 成田にもうすぐ着陸との事で、シートベルトの着用のランプが点灯。 間もなく着陸態勢に入り、高度がどんどん下がる。 空港の設備が窓越しに見え始めた時、急にエンジン音が高くなり飛行機の機首を上げている。 何事が起きたのかさっぱりわからず、不安になった。前の席から「やり直し?]の声。 見る見るうちに景色が小さくなり、高度を稼いでいるのはわかった。 でも、なぜ着陸しなかったのかは不明である。 機内案内が流れ「着陸できませんでした、理由がわかり次第お知らせします」との事。 飛行機はいったん海の上に出た。 ここで機長の説明が流れた。 「安全を期しまして一度この後、着陸復航、やり直しを行いました。 ただ今成田空港地方に強めの雨雲がかぶっているそうです。 私達の前にも3機ほどその後、着陸復航している飛行機がありました。 今体制をすべて立て直しまして、長い方の新しい滑走路への着陸要求を しております。 安全上まったく問題ありません。どうぞご安心ください。 なお、到着は今から10分後、日本時間13時35分前後を予定しております。 遅れておることをお詫び申し上げます。」 その後英語の説明があった。ひと安心した。 強めの雨雲が機内から観察されていたので、やり直しの時と比較してみた。 遠くの工場の煙が風の影響を受けているらしく、乱れているように見える。 次は2回目の着陸の時は、工場の煙は斜めに流れてはいるが、乱れはなさそうだ。 一時は心配したが、二度目の着陸はうまくいきそうである。 空港の設備や建物がはっきりと見える、もおすぐ着陸。 ANAの機長さんありがとうございました。 ANAの建物の前を飛行機は通過していきました。 以上小トラブルであったが、考えようで、長く飛行機に乗れたし、着陸のやり直しも経験できた ちょっと得をしたような気分になった。 ユーチューブで「着陸復航」を見る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.10 21:10:00
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