オトナの事情なフランスGPウィナー(マクラーレンMP4/5ホンダ)
今シーズンのF1も第6戦モナコを終えて三分の一を消化して、いまだメルセデス以外の勝者なし、だそーで。と、すっかり他人事なんであるが、ことモナコに関してはこれは別腹。ちゃんとちゃっかりオンタイムで観るのである(^^ゞ空力的にセンシティブ過ぎてオーバーテイクが事実上不可能なクルマによるレースなんざレースの体を成してない、ホント夜更かしして観るほどの価値はないと思うんだが、モナコに関しては、元々オーバーテイクなんか考慮してないコースレイアウトだし、ここじゃ抜く抜かないじゃなくて、あくまで単独走行によるドライバー各個のメンタル勝負なところがあるから(ちょうどWRCみたいだ)そこをオンボードで観るとかが醍醐味なわけよ。トゥルースケールミニチュアズ1/43 マクラーレンMP4/5ホンダ "1989年フランスGP ウィナー"#2 アラン・プロスト アイルトン・セナ、伝統のモナコ連覇の祖であるMP4/5モナコに続いては、仇敵アラン・プロスト、ここでの一戦だけはどうしても負けられない母国南仏はポールリカールでのフランスGP優勝車、である。が、MP4/5の特徴である横置きギアボックスは次戦ドイツから投入なので見た目まったくモナコイコールで、つまるところ、周回遅れアルヌーのリジェに延々邪魔されたモナコ2位車でもよかったわけ(笑)っちゅーかさ、実際、超低速モナコと中高速主体のポール・リカールでウイングが同じわけはなく、そーゆー意味ではやっぱモナコ2位車なんだろーが、ま、どこそこGP2位っちゅーよか優勝車ってほうがウケがいいからね、そーゆーオトナの事情でのフランスGP優勝車(笑)。 予選王セナを鍔迫り合いの末0.025秒の僅差で退けてのPPスタート。デフトラブルでセナ0周リタイアの後は、悠々自適の一人旅、一度も首位を渡さずにトップチェッカー。ファステストこそマーチのグージェルミンに取られたが、ほぼ完勝といっていい出来。普段はムリせず無難にポイントを置きにくるプロスト教授も、こと母国となるとシャカリキになる、つか、こっちの顔が実は本性なんだろーね。 モナコGP1-2フィニッシュのMP4/5(しつこい?)やっぱり、この時代のクルマって2台揃えちゃうんだよな~(^^ゞ