決心は、ついた。


もう、わたし、夏に「Tシャツ」は着ない。　




なつかしき「マルジェラ５７」Ｔ。　今は塩息子がじゃんじゃん着てくれています。


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
※　今日は、昨日の日記の続き、となります　（　昨日の日記はこちらです　→　★　）




わたしのワードローブ構築において、いえ４６年余りの人生において、
「Tシャツを持たない」などという選択肢が、未だかつて　只の１度でも　あったであろうか。




Ｔシャツ、服が減ってからも　たくさん持ち続けていたなあ・・・




しかし、

そもそも　何故　夏の一番楽な格好が「Tシャツ」だと　わたしは長年思い込んでいるのだろう。

Tシャツって、よくよく考えると・・・決して１番涼しい衣類、ってこともないですよね。
わたしは暑がりだから、暑い夏にはTシャツしかない！って長年思って着ていたけれど・・・
もっと涼しい素材やデザインなら・・・見渡せば、他に　いくらでもあるぞ。
涼しくて、速乾で、手入れの簡単な夏の衣類は、何も「Tシャツ」だけに限ったことではないぞ。　



例えば、洗いざらしで着られるような素材の「シャツ」。　
そして　コットンやリネンなどの・・・形がキレイで着心地も楽そうな「ブラウス」。
涼しさで言ったら、ぜったいにこっちのほうが上。手入れの手間だって、さほど変わらない。

「干す時　首が伸びないように」とか、ＴシャツにはＴシャツの面倒さもあるし、耐久年数は非常に短い。　どんなに気を付けてお洗濯をしていても、きれいなピシッとした気持ちの良い状態で着られる期間が　実際にはとても短いのが「Ｔシャツ」「カットソー」だと思うのです。

「くたびれる」という表現がよく使われますね。まことに的を得た言い表し方。
　本当にそのとおりだ、と思います。　　
くたびれたＴシャツ着てても　お洒落にかっこよく見えるのは、やはり、若い人。
年齢を重ねた上でそれを格好よく着るには、ヴィンテージや古着などにこだわって着こなしている「特別にお洒落な人」以外にとっては・・・それは　とても　難しい。

みすぼらしさと貧乏感しかなくなるのが・・・　わたしのような一般人の常、です。





２０１６夏のコーディネイト画像。うわ若っ、もう無理！って思う。ちょっと前なだけなのに。




「Tシャツは必ず要る」「定番」という　４０年を超える思い込み。　もう、ここらで手放そう。
動物を飼っているわけでもない。子どもと一緒になって公園で転げまわる時期も、とうに過ぎた。


Ｔシャツなくても、夏を生き抜くことは　きっと可能だ。　まだやったことがないだけ、だ。


Tシャツに頼らない「快適な夏の暮らし」と「夏の衣生活」。　今、ここから　模索してみよう。




模索するにあたって、わたしには　とてもありがたい「お手本」が存在します。
それは、我が賃貸住宅のお隣の部屋に　おひとりでお住いの・・・　「マダム・Ｙ」　です。


マダムはおしゃれなのです。　７０歳を超えて、尚　お若い。
決して若作りしているわけではないのに、格好が若々しくて素敵。　なのに、齢に合っている。
そこらへんの「７０歳のおばあちゃん」とは、明らかなる一線を画している稀有なお方なのです。


そういえば、マダムが外でTシャツ着てるとこなんて、真夏でも、１度も見たことないな・・・


パリッとした白シャツや、ゆったりとしたブラウス・・・
また或る時はリネンで編まれた　涼し気な薄いサマーニットのセーター・・・


動きやすく、とても涼しそうなのに、ちゃんとして見えるものを　お召しになっている。
ご自分の装いに、姿に、髪・眼鏡・靴　その他・・・きちんと関心を持ち続けておられる。　
街へ繰り出すらしき日は、普段よりも　さらにもうちょっとだけ　お洒落を楽しまれている。

そのいずれにしてもが、今の彼女に　マダムに　よく似合っている。　とてもお似合いなのです。

わたし、近ごろは　こういった、５０～７０代の　おしゃれな女性に対する興味が尽きません。
若くておしゃれな人は、ごまんと存在する。　「若くてお洒落」には　もう、驚きもしない。


ところが。


一体　この先の人生のどこに分岐点が、「恐怖の分かれ道」があるのでしょう。　
若くてお洒落だった人全員が、そのまま お洒落なおばちゃん、そして　お洒落なおばあちゃんになれないのは・・・　何故なのだ。


このあと、すずひは　思い至ります。
Ｔシャツのこと考えすぎて、思考が１回転し、
素敵なおばあちゃん と 素敵でないおばあちゃんの「分かれ道」の分かれ目って、もしかしてこれなんじゃないか！？と、わたしの中で腑に落ちる考えへ、と辿り付くのです。


誰もみな、出来ることなら「正しい方の道」へ　歩みを進めたい。　
素敵なほうの７０代への道を　歩みたい。　わたしだって、そう。


すずひの考える「恐怖の分かれ道」。　　その「分岐点」の真実とは・・・・・！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さらに、明日へと続きます！！






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　　　（明日は「最終編」。Ｔシャツ論を締め括ります！明日もまたここで 逢えますように！）


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