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テーマ:暮らしを楽しむ(383661)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
期せずして
おとといから始めさせていただいたお話が「3部作」のようなことになっております。 昨日は、年齢重ねて、似合うものがどんどん減って・・・という もの悲しいお話でしたので、 今日は、年齢を重ねることが楽しみになる感じで締めくくれたらいいなあと思っています。 「年齢を重ねたからこそ似合ってくるもの」も、きっとたくさんある気がするよ、のお話。 たとえば、 そう。「花柄」とか、ね ( ´▽`) ノ えっ!この布は!?!? **************************************** 10代の頃のファッションは、とても自由で。 何を着ていても輝くような、弾き飛ばすような生命力があって。 だからプチプラ服でも、どんな服でも、 ちょっとくらいサイズがあっていなくても、大丈夫。 とっても可愛く似合う。 着たい服が、そのまま「似合う服」。 服の力の助けに頼る必要などなく、もともと輝いているのです。「若さ」のエネルギー。 20代は、まだまだその延長線上にある。弾けてる。 30代も、そのハツラツ感や「輝き」のようなものはちゃんと残されていて、 今の30代の女性って、とっても若々しいです。 さて、40代以降。 ハリやらツヤやら 弾け飛ぶ快活さやら 色々なものが失われ始め、 似合っていた服は次々と 容赦無く「アウト」となり、 体重はほとんど変わらないのに、なんだか体型が変わり、動作が変わり・・・ 「着たい服」と「似合う服」との 乖離(かいり)が始まる。 若い頃はあんなになんでも着られたのに。 あんなに自由だったのに。 そんな風に感じてしまう、選択肢が狭まってしまったような、ちょっとせつない気持ち。 (けれど40代って、そうであるが故に「似合うものを絞り込むチャンス」でもあるんですよ!) ************************************** そして、(まだ見ぬ)50代。 わたしは今、40代最後の年なんですけれど、 今、新しく何かを決めたり選んだりするときには 「50歳からの自分」というのを、とても意識するようにしています。 残すところ1年を切ってしまった「40代」という響きにしがみつくよりも、 同級生の誰よりも先に「50代の自分」を先取りしてしまいたい!というような気持ち(笑) そう、わたしは とても楽しみなのです。 「50代」になれることが。 *************************************** 40代までに感じていた数々の「不自由」や「葛藤」。 そういうものがどこか吹っ切れて、霧が晴れたような気持ちになれるのが50代のイメージ。 そして、それ以降、な気がして。 いろんな義務や制約や、果たすべき責任を背負い、50年間、ここまで必死に生きてきた。 もう、ここからはもう少し、 もう一度「自由」に、心が身軽になっていってもいいよね、というような気持ち。 人生の前半戦よりも、 むしろここからの「後半戦」に対し、わたしは夢を、大志を抱いているのです。 前半戦って、とくに30代〜40代って、忙しすぎるじゃないですか ヽ(;▽;)ノ ずっとずっと「時間が足らない!」という気持ちの中で生きてるようなところがありました。 *************************************** それに。 なんて言ったらいいのだろ。 日本の社会って、世の中って「おばさん」に対しては とても世知辛く、 その行動や振る舞いに対しやたらと厳しいところがあるのに 「おばあちゃん」に対しては・・・ ずいぶんと寛容で、優しく見えます。 おばさんがすると「年考えろ!年を!」とか言われちゃいそうなことでも、 おばあちゃんがすると、途端にそれが「可愛い〜!」になったりすることってあるでしょう? たとえば「真っ赤なベレー帽」とか、ね。 グレーヘアのおばあちゃんがかぶっていたなら、それは、多分、すごく可愛い。 そう思うと。 女性の人生の。 「おばさん」と呼ばれる何かと風当たりの厳しい期間って、あまりにも長すぎやしませんか? 0〜10歳 → お子さん? 10〜15歳 → 娘さん? 16歳〜 → お嬢さん? 25歳〜 → きれいなお姉さん? 30代の半ばすぎくらいからが・・・ おばさん? なのかな? 違う? そうだと仮定して。 30代の半ばすぎくらいから、じゃあ いったい幾つになるまでが「おばさん」なのだろ? 「見た目的な個人差」が そこには大きく影響してくるのだろうとは思いますが、 世間的なものさしとして・・・ おばさん期って、約30年くらいある? Σ(゚д゚lll) いったい何歳になったなら わたしは 名実共に「おばあちゃん」になれるのだ? 「おばあちゃん」の開始は、スタートは、いつだ? 他の呼ばれ方の期間と比べ「おばさん期」の、この気の遠くなるような長さよ・・・(;_;) ************************************** もう、おばあちゃんの域に、早く わたしは参入したい。 チーム・おばあちゃんの傘下に入りたい。 白シャツ+黒いギャザースカート という定番のスタイルだって、 お気に入りのカフェでひとり、読書しながら美味しいコーヒーを飲むことだって、 若い世代や おばさんがしていたところで、 それはいたって「ふつう」のことでしかないのですが、 「おばあちゃん」がそれやった途端・・・ なんか、とても素敵なのです。 おばさんたちの世界では叶えられない何かが、おばあちゃんたちの世界には、確実に存在する。 *************************************** もうね、楽しみが過ぎますからね、 「可愛いおばあちゃん」「理想のおばあちゃん」に向けてのウォーミングアップみたいなものを すずひはさっそく始めたいと思っています。 マイナス5歳 とか見られたいとか 思わない。 もう、せっかくここまで生きてきたのに5年も戻ってどうするの。 いちばんしんどいところで踏みとどまってどうするの。 若い頃になど、わたしは1日だって戻りたくないわ。 むしろわたしは、先を急ぐ。 生き急ぐ(笑) なるだけ早く「おばあちゃん」と呼ばれるときが来てほしい!! 一生もの、という言葉がありますね。 「一生ものだと思って買いました!」みたいな。 わたしは それが「一生もの」になるかどうかなんて、 手に入れるときには、まだ誰にもわからないことだと思うのです。 まして売る側の人が「一生ものですよ!」とか、これもまったく意味がわかりません。 あなたが持つわけではないのです。 買うのは、わたし。持つのも、わたし。 わたしのこれからの一生が 「一生もの」は。 結果的にそうなるもの。 「最終的にわかるもの」だと思うのです。 気づいたら一生使っちゃったよ(驚)! 本当に一生持ち続けることができちゃった(喜)! みたいな。 そんな屁理屈ばっかりの偏屈なわたしが なぜこの「カーニバル」に関しては、 もしかしたら「一生ものになるかもしれない」という予感を ふつふつと抱いているのか、と申しますと。 このバッグは、本当に欲しいものを買うことの嬉しさ・妥協しないことの大切さを、 貧乏性のわたしに教えてくれたバッグであり、 このバッグを持ったことで散財がなぜか止まったという まさに「神バッグ」であり、 今から買おうとしているその買い物は、これと同じくらいの満足を得られるものなの? そうでないのなら、それは買うべきではないよ。もったいないことだよ、と。 しょうもないものを買いそうになっている時のわたしに、いつもそう語りかける「師」であり、 そういう、わたしの「守り神」みたいな存在である、ということはもちろんなのですが・・・ それよりももっと思っていること。 このバッグは・・・ カーニバルは・・・・ 「おばあちゃんに似合う」。 これはもう、絶対だ! だっ! ↓ スタッズなしの定番タイプには、こんないろんなカラー展開があるんですね (*゚▽゚*) ! もともとからして おばあちゃんの「巾着カバン」みたいな形でしょ?(笑) 買ったばかりの頃よりも。 49歳の今よりも。 おばあちゃんになったわたしに、いちばん本当は似合うんじゃないか、って。 そうなったら 本当に嬉しいな。 ものすごく楽しみだな。 このバッグは、今年7年目になるバッグですけれど、 すごく長く持てているつもりでいたけれど、 「一生」から見たら、7年なんて、まだまだ全然。 序の口もいいところですね ( ´▽`) わたしの「ミニマルライフ」の象徴。 「DRAWER別注 J&M DAVIDSON カーニバル」。 人生最後のつづらに、このカーニバルを、ちょこんとおさめる。 微笑むすずひの遺影(笑)と、カーニバル。 つづらにおさまった様子を想像するだけで・・・ たまらなく可愛い。 愛おしい。 泣けてくるわ (;_;) 姪っ子のMちゃんは、わたしと好きなものがとてもよく似ているから、 え!すずひおばちゃんの遺品って、これだけなん!? ってひとしきり爆笑した その後に、 つづらの中のカーニバル・・・ すずひの形見として もしよかったら、どうか使ってください(笑) おわり ↓ 懐かしサンダルのカーニバル画像。「一生物になるんだよ!」のポチッとありがとう。 にほんブログ村 昨日はとってもたくさんの読者さまからの応援クリック、とても、とても嬉しかったです。 それにしても・・・ 画像の背景の「花柄の布」は、何だ!? あまりにも気になるこの「布」の正体のお話は・・・・ また、いつか此処で ( ´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.18 19:05:53
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