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テーマ:暮らしを楽しむ(388967)
カテゴリ:捨て部
パンのある暮らし。
たくさんのパンを並べて眺める。 16時間断食をゆるく続けながら、 最近は、週に2回くらい朝食を摂っています。 ときに朝食を摂ったり、 ちゃんと16時間空けて胃腸を休めたりたりしながら ちょうど今くらいの身体の状態を自然に維持できるところ、 「わたしの着地点」というのを探り中、です。 わが家のグラスを これに買い替えました。 色の濃いドリンクを注ぐと、はっきりと浮かび上がる文字。 DEAN&DELUCAのカフェには、去年の秋から行けてないけれど、 家で、アイスコーヒーや、アーモンドミルクラテや、 時に「いちごミルク」を、こうして楽しむ。 このグラスでいただいたなら、 ずっと行けてない恋しさも、半分和らぐ不思議 ( ´▽`) お水さえも、いつもよりも美味しく感じる不思議。 *************************************** なぜ、グラスを買い替えたのか。 わが家のグラスは これまでは、 デュラレックスの「ピカルディ」でした。 これは、ちょっと多くの方に知って欲しい。 あなたさまのご家庭でも活躍しているかもしれないグラス。 おしゃれなカフェでも使っておられる、 ライフスタイル界隈なら、これをご存知ない人はもはやおられないかもしれないくらい、 そのくらいに有名であろう、このグラス。 **************************************** ある朝のことです。 ちょうどおとーさんもお休みの日で。 ゆっくりめの朝食の支度に、さあ取り掛かろうかな、と シンクの前に立った瞬間・・・・ 「ぱぁんっ!!」 と申しましょうか、 「ぴしゃーん!!」 と申しましょうか、 人生の中で聞いたことのない種類の「乾いた破裂音」に驚くと、 目の前には、粉々になった・・・ 氷の山? なにこれ ? (゜∀。) これ何だ? 上から降ってきた!? 衝撃の割れ方をしました。 何が起こったかわからなかった。 目の前に置いてあったデュラレックス(ピカルディ)が 割れた、というか「爆発したのだ」と理解するまでに しばしの時間が必要でした。 ************************************** 落としたわけでもない。 重ねるなどの衝撃を与えたわけでも、 急激な温度差を与えたわけでもない。 ただそこにそっと置いてあっただけなのに「自爆」したのです。 シンクの作業台での出来事でした。 ここまで飛んでるぞ! うわ、あそこにも! かーちゃん、そこ動くな! 踏むぞ!! 少し離れた床でウォーキング後のストレッチをしていたおとーさんのすぐ近くまで 半径1mくらいの広い範囲に、 粉々に砕け散ったブロック状の破片が。 ちょうど細かい氷「クラッシュアイス」みたいな? いや、氷砂糖のような格好した破片が、 激しく飛び散ったのでした。 ぱかっと割れたとかじゃなくて、まさに「爆発」。 もともとが何だったのかもわからないほどの「粉砕」。 破裂したかのような木っ端微塵の ガラスの破片の飛び散りかた (;_;) ************************************** 家族がケガしないように、急いで片付けたため、 爆発直後の惨事の様子を写真に収める余裕が全くなかったのですが(← ブロガー失格もいいとこよ) 後からネットで調べると、たくさんの画像や、 とてもわかりやすく説明されたYouTube動画などもありました。 同じような恐怖を味わった先輩方が 多くおられることを知りました。 デュラレックスがどう、ということではなく、 「全面強化ガラス」の食器類には、 こういう爆発のような割れ方をする危険が もともとあるのだそう。 買出し前の冷蔵庫。今週に持ち越されたパン(とコーヒー豆)だけがおさまった野菜室 ( ´▽`) デュラレックスは 耐熱温度差が130℃。 冷たいものも、熱いものも、 電子レンジも、そして食洗機だって全然OK。 とにかく丈夫で、スタッキングもしやすい。 お洒落なフランス製なのに、落としても割れにくい。 そして、安価。 日常使いにぴったりの、素敵なグラスです。 30年くらい使ってきた気がしますが、こんなことは初めてでした。 強化ガラスというのは、 一般のガラスに圧力をかけて強化されたもの。 中でも「全面(物理)強化ガラス」のグラス(デュラレックス)は、 製品の表面全体が強化加工されているそうです。 外側(表面)の耐久性を保つため、 内側(ガラス内部)には張りつめたような圧が常にかかった状態となっており、 目には見えないような小さなキズなどをきっかけに 張りつめていた圧が一気に解放され「破裂」する。 ふつうのガラスとは「割れる理由」が異なるのです。 常にずっと我慢や抑圧を強いられてきた人が、 触れてはいけない心のキズを刺激されたのを発端に、 突然ぶちギレて爆発するかのような? これ、わたしはシンク前に立った状態での破裂だったからよかったですが、 食卓だったら、悲惨です。 夕飯を並べ終えた瞬間や もしも「食べてる最中」の爆発だったら、と思うと (;_;) ガラスの飛び散ったお料理はもちろん全て台無しだったでしょうし、 飛んだ破片は顔に当たったり 椅子に座った高さなら目に入ったかもしれないし、 ブロック状に粉砕した、けがをしにくい形状の破片だったとはいえ、 一歩間違えば、それは「大事故」。 家庭の大惨事になるところだったのです。 最初はね、朝からグラスが爆発するなんて、 もう!なんて日だ!! なんて 腹たてていたのですが、 そう思ったら、 朝食を作ろうかな、という、あのシンクの前に立ったタイミング。 何もないシンク。 あの瞬間を「選んで」割れてくれたことの奇跡に、ハッとしました。 やおよろずの神やご先祖さま各位に、感謝しました。 目には見えない何かの力に、わたしは守られた、と。 幸運だった、と。 ************************************* グラスを買って。 たとえば30年間も使っているグラスを買い替えたとして。 説明書をその都度読むようなことは一度もなかったのです。 仮に読んでいたとしても、 割れることがあります、破損する恐れがあります、とあったとしても、 「落とした瞬間」でも「ぶつけた後」でも「手荒く重ねたとき」でもなく、 一見何のキズもなく、ただそこにあったものが こんな風な突然な、激しい割れかたするなんて、 ちょっと想像できたかどうか。 同じような目に遭われた方のブログを拝読していたら
まさに! ヽ(;▽;)ノ
ほんと、そういうレベル! (;_;) それぞれの思いを綴っておられました。 みなさまの、おっしゃる通りよ (;_;) 「突然爆発することもあります」「要・覚悟」と、 外箱に、日本語で大きく書いて欲しいと思ってしまうレベルの、 想像をはるかに超えた「破損」でした。 買い替えてから、まだ1年ちょっとのグラス。 もっと長く使ってしまったことも 過去にはなんどもありました。 これまで一度も割れなかったから知らなかっただけで、 強い分だけ、うんと強化されている分だけ、 「全面物理強化ガラス」というのは、割れるときはものすごいのですね (;_;) 「ガラスが割れる」のは当たり前なことなのですけれど、 「割れる」という表現よりも、 あれはやはり「爆発」だったよ (;_;) 3個あったうちの1個が爆発。 残りの2個は、安全なうちに手放します。 よくよく見れば、小キズ的なものははたくさんある。 今回、とにかく幸運だったのは、 家族の誰もケガをしなかったこと。 飲みもの注いで、口につけてまさに「飲む瞬間」とかだったら 本当に。 本当に怖かったよ。 ********************************* だから、怖かったけれど、わたしは、今回は、守られた。 グラスを、強化ガラスではないグラスに買い替えました。 全面強化ガラスの食器を使うなら、 いつかこうなるかもしれないことを知った上で使うことが大切で、 使い続けて、次にもしも同じことが起こったら、 それはもうグラスのせいなのではなく、自己責任だ。 そういう有り難い「お知らせ」だったのだと思って、 すぐに使うことをやめました。 DEAN&DELUCA のこのグラスは、耐熱でも強化ガラスでもない「ソーダガラス」。 急激な温度変化や衝撃には弱くても・・・むしろそれでいい。 ふつうに割れる方がいい。 ********************************* ポルターガイストかと思うような、強化ガラスの割れかた。 食洗機の中で爆発した、とか、 夜中のキッチンで勝手に爆発した、とか そんなお話もあって、 何ごとか!と 寝ぼけて駆けつけたなら、 暗闇の中、裸足で、破片を踏んでしまうこともあったかも。 明るい時間に、腰の高さで、すぐに片付けられる状態の、食べ物のないところで割れた。 わたしのデュラレックスに もしも心があったなら、 もうだめだ。 多分、俺はそろそろ爆発する。 目には見えないほどの小キズに、 この家の人々が気づくことは難しいだろう。 ああもう時間の問題だ! みんな気づいてくれ! 俺に触るな!! かーさん、とーさん、にーちゃん、俺に近寄るな!! 晩御飯の時も、注がれたお水に耐えて、耐えて、耐え抜いて、 晩酌の酎ハイの、氷や炭酸の刺激にも耐え抜いて、 わたしがあなたを洗っている時も耐え抜いて、 夜中では危ないし、 寝てるみんなをびっくりさせちゃうからと彼はこらえて、 こらえて、こらえて、ああもうだめだ!となった時。 いちばんわたしの困らない、 お弁当作りの時間にも影響のない、 もっとも被害の少ないであろう絶妙なタイミングを選んで、 「もう限界!さらば!後の始末をお頼みします!」と 休日のあの朝、爆発したのだと思う。 あの子は、本当に。 武士でした。 最後の最後まで、立派な子でした。 おわり 今日もお読みくださって ありがとう。 ↓ 「そういうこともある」を。 あなたに知って欲しくて、今日の日記を書きました。 にほんブログ村 あなたと、あなたの大切なご家族が、危険な目に遭うことが どうかありませんように。 いつも「読んだよ」とポチッとしてくださって、ありがとう。 フォローをしてくださっている1292名ものみなさま・・・ 更新を楽しみに待っていて下さるお気持ちを、ありがとうございます : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.22 20:26:04
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