ネット情報の活用法 その271
以前紹介したドリール著の「エメラルドタブレット」を改めて紹介したいので、それに最適なサイトに遭遇したので、以下に抜粋紹介する。 というのも、人生を勉強と考えていない人が多いからでもある。 ☆ ☆ ☆ 零画報 http://zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-2904.html トートの書(エメラルド・タブレット) ミュリエル・ドーリル博士は、1925年、真正のエメラルド・タブレットを発見したと自称し注解を加えた「エメラルド・タブレット」を本にした。 先に出版されたものは最後のヘルメス(3度目の転生)が著したもので、ヘルメス文書の中でも、最も低級なものに属するそうであるが、それに比して、博士自身の発見した「エメラルド・タブレット」こそは、アトランティス文明の謎とビラミッドの秘密を解く至高のものだという。 (ヘルメスは少なくとも3人いたそうで、古代では、ヘルメスの教えを継承する人物は全てヘルメスと呼ばれ、ここでいう「先に出版されたもの」とは、ヘルメスの教えを継承した最後の人物が記したもので、先代のヘルメスから継承した分、コピーなので、形骸化されているという意味で低級といっているようだ。 なお、この教えを継承する者の呼び名は、いまでも、ジュニアとか、2世、3世という呼び方に現われている。だから、古代人が、寿命が長いのは、何人もいるから、誤って伝承されたためで、つまり、個人の寿命ではなく、教えが継承された期間を意味している。 ドリールによれば、ヘルメスの場合、3度転生したので、3を意味する「トート」と呼ばれたそうだ。) ドーリル博士の発見したタブレットの著者も、やはりビラミッドの祭司王トートであるが、このトートなる人物はアトランティス大陸が沈没する直前、エジプトに船(宇宙船)で逃れて上陸し、ピラミッドの建築法をエジプト人に教えた最初のヘルメスである。 (1度目の転生の人物という意味。ピラミッドも、エジプトのギザのではなく、アトランティス大陸にあったピラミッドのこと。なお、宇宙船を船と呼ぶのは、アトランティス時代の地球の大気が海のように水蒸気を多大に含んでいたためだったらしい。) 紀元前1300年に、トートの教えをうけた祭司が、エメラルド・タブレットを護持して南米に渡った。この祭司はかの地でアトランティス人の末裔であるマヤ民族に出合った。そしてマヤ文明とエジプト文明の祖先がアトランティス文明であることを確認した。 彼が持参した「エメラルド・タブレット」は、スペインのコルチス大佐のマヤ帝国征服の時、行方不明になった。ドーリル博士がユカタン半島のジャングルで発見したタブレットがこれのようで、現物は宝石のエメラルドの薄い板ではなく、エメラルド色の腐食しないように加工された特殊金属の十二枚の板である。この十二枚の板は、あたかも一冊の本のように金の蝶番でとめられている。 ドーリル博士の発見したトートの書(エメラルド・タブレット)によると、地球人は死後、星(最初は月)の世界に生まれ変わる。霊魂はこの世にある時、肉身として施した積善によって、金星から水星へ、そして太陽へと生まれ変わることができる。同じ惑星でも、地球からみて太陽より距離の遠い火星や木星は、地球人に生まれ変わる前の段階の劣等な霊魂の住んでいるところである。 (地球に悪い人間が多いのは、未発達な霊魂の持ち主の10番惑星から来た蛇人が転生しているのと、火星や木星、土星から転生してきた霊魂が多いからであるという。未発達な霊魂ほど征服欲が高いそうだ。ロスチャやロックをみれば自明ですがね。) しかし、今日のように地球の人口が急激に増加すると、輪廻転生中の地球上の死者の霊魂だけでは、霊魂の不足が発生するので、火星や木星から新霊魂が輸入されるが、霊魂の質が上等でないので、地球上の道徳的環境は悪化する一方である。 また、地底には悪魔の国があり、ここには蛇の頭で胴体は人間の蛇人間が住んでおり、これが地上に現れては人倫の破壊活動を行うが、地上に這い上がって来る過程で、蛇の頭が隠れて、人間の頭に変容するので、見た目にほ通常の人間とは変わらない。 彼らは、恐るべき生命力と魔力をもっており、多くは下層から出発して、凡ゆる非人間的手段を行使して、社会の上層部に這い上がっていく。そしてついには、樹木の頂上にとぐろを巻き、樹下の庶民の生き血を吸うようになる。 (蛇の紋章から実は明らかなのだが) ドーリル博士の注解によると、五万年前に沈没したアトランティスの文明は超高度に進歩しており、彼らは宇宙船もレーザー光線も保有していた。トートが単身でエジプトを征服し得たのも、レーザー銃のおかげであった。このSFのような話は博士を除いては誰も、エメラルド・タブレットに記されたアトランティス語を読むことができない。 ドーリル博士の酷評する最後のヘルメスの遺した 「エメラルド・タブレット」も、原文が何語か判明せず、アラビア語から転訳されたラテソ語の銘文しか伝えられていなかったので、長い間、13世紀の錬金術師トリテミウス・フォン・シュボンハイムのもっともらしい偽作ではないかと疑われていた。 ところが、1828年、エジプトのテーべの墳墓から発掘された一連の古文書、ライデン・パピルスの中に、エメラルド・タブレットのギリシア語の原文がまじっており、この発見でエメラルド・タブレットは、真正のもので、後世のトリテミウスの偽作ではないことが判明した。 ミュリエル・ドーリル ミュリエル・ドーリル(Muriel Doreal, 1902年 - 1963年11月23日) アメリカ合衆国の神智学者。第一次世界大戦後、チベットのダライ・ラマのもとで7年ないし8年間学んだと称している。ブラヴァツキー夫人と同様に神智学、特に地球空洞説と地底都市シャンバラ、人類の隠れた指導者であるグレート・ホワイト・ブラザーフッドの存在を主張している。1925年、メキシコのユカタン半島のピラミッドで12枚のエメラルド・タブレットを発見したという。(写しと翻訳後タブレットはピラミッドにもどしたという。) 1925年、メキシコのユカタン半島のピラミッドで12枚のエメラルド・タブレットを発見したという(写しと翻訳後タブレットはピラミッドにもどしたという)。前生ではチベットでイエス・キリストに会見したと主張していた。 1930年、コロラド州デンバーにブラザーフッド・オブ・ザ・ホワイト・テンプル・チャーチを創立。また後に通信教育大学ブラザーフッド・カレッジを開校した。 1939年、1948年に自ら発見翻訳したエメラルド・タブレットについての著作を出した。 1963年11月23日死去。死の原因には多くの憶測がなされていて、自殺説、意図的に物質体の放棄をした、などといわれているが今となってははっきりしたことは不明である。 (Wikipedia) ☆ ☆ ☆ このような書から、何のために教育があり、学問が必要とされるのかを考えてみてほしい。一言でいって、奴隷にならないためで、他者に洗脳され支配されずに、自ら自主的に選択し行動すること、つまり自由になるためであることが、熟考すればわかる。 私は、宗教は古代の宇宙論で、哲学は、高次世界に上昇するノウハウ論だと思っている。この我々の宇宙で自由な存在になるには、この我々の宇宙の仕組みを知らないと駄目で、その仕組みを知って、この宇宙から他の高次の宇宙に上昇し、この宇宙を外から客観視する必要がある。 中世では、哲学は、リベラルアーツ(自由になるための技芸)と呼ばれたが、それは、中世の人たちが、自分たちの世界だけでないことを知っていたからであろう。 以前、ウロボロスの蛇の図で説明したように、ミクロとマクロは虚空間でつながっていることがわかる。虚空間というのは、われわれの物質世界を基準にした観点にすぎないから、まず、その物質世界の観点を捨て去らない限り、この物質世界から抜け出すことは不可能である。 そのために、人生の学びがあるわけで、人生に囚われれば囚われるほど、抜け出せなくなり、輪廻転生を何万回も無間地獄の如く続けることになる。やられたらやりかえすという因縁を繰り返すだけ。 現代人はあまりにも浅はかなので、自分のことしか益々考えなくなっているが、その自分はといえば、洗脳された奴隷で、全くのニセモノであることすら気づいていない。 現代人は、叡智を忘れたので、同じ過ちの繰り返しを延々と続けるしかない奴隷である。