ネット情報の活用法 その313
前回からの続き。 ☆ ☆ ☆ 現代の国際政治,アメリカ政治を論じる上で、ローマトリック総本山(イエズス会がその実動部隊。インサイダーであったマラキ=マーチンによれば、現時点ではイエズス会総長がローマ法王に命令する上位の立場にあるという。)の国際政治平面の動きや作用を視野に入れない議論や分析は笑止でありナンセンスといわざるを得ない。それでは陳腐で凡百、100年一日の「ユダヤ陰謀論」に堕するだけで、太田竜の週刊日本新聞や2チャンネルレベルにおあつらえ向きだ。 キリスト教についての歴史、特に、500年に渡る宗教改革(特にカルバン主義=宗教は個人レベルのものとし、政教分離,表現の自由を訴えた)と反宗教改革(バチカンーイエズス会)の血みどろの歴史的相克とコースについての学術的知識を基礎として持たなければ、欧米現代政治を語ることはできない。 この双方の激しい闘いの結果が、国家主権の概念が生まれ、近代の始まりとされる、歴史に名高いあのウエストファリア条約を生んでおり、またアメリカ合衆国誕生のダイナミクス(アメリカ憲法・近代憲法の根本原理のひとつである政教分離原則はカルバン主義を基礎としている)を生んでいる。 オルタナティブ通信より http://alternativereport1.seesaa.net/article/106103397.html 宗教組織は「信教の自由」の名の下に、どこの国でも国家から一定の自由を持つ。各国の「当局の監視の眼が届かない」宗教組織バチカンの世界的ネットワークは、売春・兵器密売の利益=裏金の世界的流通ネットワークとして機能している。 世界最大の麻薬・兵器密売組織、マネーロンダリング組織、売春組織がバチカンである。その実働部隊がイエズス会である。 この地下ビジネス維持のため、バチカンは、世界中に諜報・スパイ組織のネットワークを形成している。 宗教は人間の内面に入り込み、私的な家庭生活に「入り込む事が出来る」。諜報・スパイには最適である。 バチカンは、世界宗教会議を作り、バラモン教、イスラム教、仏教、キリスト教諸派を結集し、この人間の内面と家庭生活に入り込める組織の情報網を駆使し、諜報組織を整備し終えている。 その中で重要な地位を占めているのが自民党政権与党内部の宗教組織である。 バチカンの資産運用の依頼先には、当然ロックフェラーも含まれている。またバチカンの実働部隊であるイタリア・マフィアは長年CIAの実働部隊として動いて来た。CIAのボスがブッシュ大統領一族であり、そのボスがロックフェラーである。バチカンからの情報で日本に「天皇の資産の配当金が入った」事を知ったロックフェラー。その資金融資の要請に、「福田はシブシブ」であった。 バチカン=自民党与党内部の宗教組織の不興を買った福田に、自民党の連立相手が激しく抵抗を始めた。福田内閣は立ち往生した。 かつて関西新空港建設の際、空港に向かう交通網整備の建設予定地の情報が、外部に「事前に漏れていた」。 この情報を事前に入手し、交通網建設予定地の土地を安値で買い占め、建設工事が始まると、買い占めた土地を国に高額で売り、莫大な利益を手に入れた「利権業者」が居た。 この土地買占めを行なった企業が、阪和ギャランティ・ファイナンスGFと言う、実態は関西の暴力団系列の企業であり、福田前首相の一族が経営していた。 この福田の親族会社=ヤクザに、建設予定地の情報を「漏らした」のが、福田前首相本人である。 米国のCIAには、日本の政治家のスキャンダル情報を専門に収集している部署があり、その部署は、福田の、この資金繰りの情報を詳細に持っている。 福田が気に入らなくなれば、「この情報を公表する」と脅迫し、米国は「いつでも福田を辞任させる事も、警察に逮捕させる事も出来る」。 福田の「首が飛ぶのは」、時間の問題であった。 阪和の2文字が米国スジから福田の耳に入った時、辞任が公になった。 イエズスとフィリピン http://icke.seesaa.net/article/18794877.html 歴史家や研究者がバチカン、イエズス会、そして新世界秩序がフィリピンを破壊していると言明。 LimetaはフィリピンでのいわゆるGod-loving Society of Jesus(イエスの神を愛する協会)の極悪非道な活動を深く関している人だが、アメリカ人に対して次のような警告を発している。それは、イエズス会がフィリピンを破壊するために汚い手を使うなら、それは、イエズス会がアメリカでやっていることと全く同じことだというものだ。 Limetaは次のようにも言っている。「私は記事に何度も書いているが、イエズス会の悪魔のような行いは、世界で比肩するものがない。アメリカ人は、聖職者という仮面の奥に隠れた、ずる賢く嘘つきのイエズス会に、ペテンにかけられ、欺かれ、裏切られているのだ。イエズス会の第三者機関は企業でも公共団体でも犯罪に加担している。」 (これはマルコス時代から現在のことを言っています) 民衆への弾圧が加速するフィリピン、それは明日の日本と世界の運命を暗示する http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/403.html Kotetsuさんの以下の情報に関連して。 http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/899.html 現在、フィリピンは政府により、非常事態宣言が発令され、ファシズム状況にあるとのこと。米国系フィリピン人の(主にフィリピン人学生)による抗議運動体が、この9月21日に米国内で立ち上がったとのこと。そのサイトが以下。 http://www.stopthekillings.org/ 2001年に、フィリピンの現政権(アロヨ大統領)が誕生して以来、特に非常事態宣言が発令されて以来、政権側つまり、政府と警察と軍により、755人が暗殺され、184人が誘拐され行方不明となっているとのこと。米政府の反テロ戦争の題目の下,米政府から2001年に、フィリピン軍に対し、200万ドル(米ドル)が、貸与され、それが毎年増加し、2年後の2003年段階でその200%増し、つまり、$49,000,000となっているとのこと、また、$380,800,000(日本円で400億円を超える金額)相当の軍備が、フィリピン軍に供与されているとのこと。そして、フィリピン軍と米軍との合同軍事演習が日常化しているとのこと。 このような動き、ファシズムの動きに反対する言論を展開している指導的人々(学生の民主化リーダー含む)が、当局に暗殺され、誘拐されているというその数字が上記したもの。 米国政権とアロヨ政権の一体化により、フィリピンの人々は、事実上のファシズム下にある模様です。 なお、ここには書いてありませんが、フィリピン政界は、歴史的に、ローマカトリック、特に、イエズス会が支配しています(フランシスコ=ザビエルが上陸し、ローマ法王のために奪取し、今年で485年目になる)。 アロヨ大統領はフィリピン国内のイエズス会所有大学であるAteneo de Manila(解放の神学のクラスを持つ)、と、同じく、米国の最大のイエズス会大学で、クリントン大統領の母校であるジョージタウン大学の大学院出身 Georgetown University (Fr. Edmund A. Walsh School Of Foreign Service)です。 また、国家安全保障諮問(Norberto Gonzales)はイエズス会の司教補(coadjutor)の位置にあります。立場から見て、この人物が、米軍との密議の窓口でしょう。アロヨ大統領の、宗教アドバイザーが元、フィリピンイエズス会総代のFr. Romeo Intengan。フィリピンの政界,経済界のリーダーたちは、例外なく、イエズス会系の教育組織出身です(Ateneo de Manila大学はそのセンター)。 またフィリピンは、オプス=デイも強い力を持ちます。 フィリピン指導層による一般市民への弾圧は、加速していますが、これは、世界的傾向であり、日本も安倍政権も、同じ力学を動かしてくることは間違いありません。 阿修羅には、投稿者に対し、ゲシュタポか警察犬よろしく、監視・捜索活動にいそしむ人々、また人類の歴史上、地球最大で最強のカルトであるキリスト教指導層の昨今の国際的大事件への関与・操作に注目をさせないため猛烈な一大キャンペーン、煙幕を張っているような怪しさ満点の英語の使い手などもいますねえ(笑)。 先日のローマ法王の「失言」など、アジテーションのため高度に計算・デザインされたものです(なにせシロウトではなく、前教理省長官で、外部発表するすべての文章に最終チェックを入れる立場にある、いわば筋金入りのマスコミ操作の専門家ですから)。上記の動きと直接間接、通低している感じがします。世界はもう、どこもこんな感じですかねえ。 グロリア・アロヨ大統領 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 グロリア・マカレイグ・マカパガル=アロヨ Gloria Macapagal-Arroyo http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%A8 フィリピン第三共和国 第14代大統領 任期: 2001年1月20日 – 出生: 1947年4月5日 配偶: ホセ・ミゲル・アロヨ グロリア・アロヨ(Gloria Macapagal-Arroyo、グロリア・マカレイグ・マカパガル=アロヨ、1947年4月5日 - )は、フィリピン共和国第14代大統領(在任2001年1月20日 - )。学歴はフィリピン大学経済学部博士課程修了。学位は経済学博士(フィリピン大学)。 アロヨとアメリカ海兵隊員 フィリピンの第9代大統領ジョスダド・マカパガル(Diosdado Macapagal)の娘として生まれた。地元の高校卒業後、2年間アメリカのジョージタウン大学に留学、ビル・クリントン元米大統領とクラスメートだった。その後、帰国しフィリピン大学から経済学博士号取得、大学教員からアキノ大統領に抜擢されて貿易工業省局長に就任した。さらに同省次官を経て、1992年5月史上最高得票で上院議員に当選した。この間1968年にホセ・ミゲル・アロヨ(Jose Miguel Arroyo)と結婚し、3人の子を儲けている。 大統領として 1998年デヴェネシア(De Venecia)大統領候補の副大統領として立候補したが、フィリピンの大統領選挙は正副大統領の選挙が別に行われるため、デヴェネシア候補は落選、アロヨは副大統領として当選した。同年6月エストラダ大統領(Estrada)の副大統領に就任し、2001年1月20日エストラダ大統領に対する弾劾が成立すると大統領に昇格した。これに対してエストラダ派からアロヨ大統領の正当性を疑問視する声が高まり、最高裁判所の判決が下りているにもかかわらず、デモ・暴動や反乱が起こった。 アロヨ大統領は当初1期で退任の意向であったが、思い直して2004年の大統領選挙に再度立候補し、次点候補に100万票以上の差を付けて当選した。しかし、公金を選挙資金に流用した疑惑が浮上して対立候補と揉めたが、2004年6月24日、議会によって当選を認められ、同30日セブ島で大統領就任式を挙げた。 またアロヨはイラク戦争に際し、フランス・ドイツ・ロシア・中国が反対した中、数少ない支持者となった。そのため、反米団体で構成されるICTI(イラク国際戦犯民衆法廷)は、ジョージ・W・ブッシュ・トニー・ブレア・小泉純一郎に加えてアロヨも起訴していた。 ☆ ☆ ☆ フィリピンといえば、マッカーサーがメーソンに加入したのがフィリピンのロッジだった。