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カテゴリ:アマゾンの工芸品
アマゾン屋でロングセラー&看板キャラ「木彫りのアルマジロ・ファミリー」
うちのアルマジロ君たちは一匹づつ手作り。とはいっても、電気のこぎりとか、使ってるよね・・??その疑問を晴らすためにも、現地を訪問した。ついに。ついに!! まず材木は「ボレイラ」と呼ばれる硬い木。のこぎりでは切りにくいらしく、まずはナタで丸太を地道にカットし、それから「アチャ」と呼ばれる斧の先みたいなのとこん棒で丸太を割る! 気になる道具の数々。使いこんだ具合がいい感じ。やっぱり電気のこぎりは存在しなかった。電気がきてないみたいだし! 今回は同じ材木を使用して、カヌーを制作中だった。 基本はなにより「なた」!。なたで、たたき削るように傷をつける。 少々、信じられないような、作業工程であった。それにしても、すごい職人技。 完成前のアルマジロに出会えた。かすかに、手彫りの跡が確認できる。この後やすりできれいにつるつるに磨くことで、電気のこぎりで削ったかのようにも見えるのだ。 仕上げにセニョーラが天然の染料(ウイト)で模様を入れて完成する。 気になる道具の数々。なんと、もともとは普通の料理包丁だったらしい。 料理包丁だったのに、刃がどんどん削られてこんなに小さくなってる~!! すごい使いこんでる~。ここまで使えるものなんだ~・・・感動・・・ 右のおじさんがアルマジロの作者。息子(そのとなり)に技を伝えて、二代目。アルマジロの他にも色々な動物を作ってきたそうだ。マラカスや弓矢など他の工芸品も家族で作って生活している。家の中のそこらじゅうに、色々な工芸の作りかけが散らばっていた。 アルマジロは最近ではほとんど見かけないが、もともとはプカルパのあたりでは身近な動物だったらしく食用でもあった。 木彫りのアルマジロは、リマではアマゾン屋だけで販売されています。 同じ一本の材木からアルマジロのファミリーをすべて掘り出すという話題性もあり、3~4匹をまとめて注文されるお客さまが多い。 白黒の泥染の布やカヌーとセットでインテリアにするのがお勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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