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ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

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2024.05
2019.12.01
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カテゴリ:シピボ族の刺繍
シピボ族の女性たちは大判の刺繍を民族衣装である腰巻に使っている。刺子のような緻密な刺繍を広範囲に埋め尽くすのだから大変な仕事ではあるけど、一人一着は正装として持っている。一方で泥染めによって黒と茶のベースを染めてから刺繍を刺す大判刺繍布(下写真)は、染める作業が先にあるので、染料と技術がないと、誰もがどこででもできることではないのだと思う。リマの博物館には遺跡から発掘された壷や織物は溢れて飾るスペースが足りないほど存在するが、アマゾンの先住民族の布は、ほんの少ししか見たことがない。熱帯の気候により腐りやすく古代の布が残っていないと聞くが、実際には多くが外国人のコレクターなどが希少価値を知ってどんどん集落の女性から買い取って全てを持ち帰ってしまったのだと思う。現地には何ひとつ昔のものが残っていないんだ。知ることもできない。

日本でも外国の骨董を仕入れてセレクトショップで売っていることと同じかな。世界中に世界の古いものが散らばっていて、日本の骨董も外国人の骨董ファンに人気だものね。






シピボ族の女性全てが泥染めの模様を描いて染める技があるわけではない。先祖代々からの伝承が実現されたケースにのみ続いている。先祖に能力のあるものがなければ伝承もされない。

ただ、一人一人フリーハンドで刺繍の大作を作る能力はあるのかもしれない。自分の民族衣装のスカートは自分で作るのだから。シピボ族の集落が続くウカヤリ河の支流の小さな集落を訪れたときに、何もない集落ではあったが、女性は家でハンモックに揺られながら刺繍を刺していた。その集落で泥染めを染めている人はいないようだったし。・・・また何か分かった時に続きを・・・


なんか考えながら書いていると、いつも話が横道に逸れていく。

本当は、この、素晴らしいシピボ族の刺繍大判作品をどうやって生かしていくかという話がしたかった。



大きなボードに布を貼り付け置いておくと、額装までしなくても、気軽に移動させたり、別の布に張り替えたりして、何かとインテリアとして楽しめることと、私はいつも、小物の写真を撮るときの背景にとても助かってる。

今で言うところの、「インスタ映えさせるため」の使い方ってどうだろう?
「板張りにするススメ」の話は今後ゆっくりしていきたいし、私はこれまで以上に実行して試そうと思っている。布をすでに持っている人が多いと思うので、ぜひ一緒にやってみたいものだ。
興味のある人はどんどん声かけてください。ずっと先だけどワークショップをやるときにピンポイントで興味ある人を優先して声かけします。


●オンラインショップに着々と大判刺繍の在庫をアップしています。
説明などが雑な状態ですが、写真だけとりあえず投げ入れてみて、後から整理していく考えです。

アマゾンの泥染め布の専門ネットショップ
https://amazonya.thebase.in








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最終更新日  2019.12.01 21:43:21
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